「祝、初主演河合優美!4人それぞれの卒業」少女は卒業しない だるまん(アプリでログインできない)さんの映画レビュー(感想・評価)
祝、初主演河合優美!4人それぞれの卒業
とても後味の良い青春映画でした。
それでいて、ところどころ「なぜ?」「なんか今の変だな」という引っ掛かりがあるのですが、それが見事に回収されて、とても後味が良い。
また、セリフの無い微妙な表現や間、カット割りしないで手持ちカメラの等身大の目線が、2時間で4人の少女に感情移入させられて、それぞれの卒業に涙してしまった。
始まりは、ヤバい、たくさん人が出てくるけど、見分けがつかないかも、、、どの人が主役なのか迷いました。正確には、河合優美さんは知っていたので、残りの3人が分からなかったです。4人という数字くらいは知っていたほうが見やすいかと。
2時間でそれ4人、オムニバスのようで、それぞれが繋がっている。とても良いストーリーでした。さすが、直木賞作家です。
同時に、4人の卒業後を応援したくなる、感情移入させてくれた監督にも感謝です。
ここから、将来の「神木隆之介」や「橋本愛」のような名優が生まれるのだろうな、と。各俳優陣と応援したいです。4人の女優さんと、あの歌、、、
あらすじだけを文章に書くと、ありきたりなよくある話なのかもしれませんが、画面に食い入る映画であれば、絶妙な間とか心情が滲み出て泣けてきます。
やっぱり映画館で観る映画は良い!
そう思わせてくれた良い映画でした。
弁当明日も・・というところで私も気付きました。おっしゃるようにバスケ、軽音、料理部長+図書館女子4人という数字だけは押さえといた方がいいですね。原作は時系列がリレー方式直列みたいです。監督の力量と思いました。😊
Mさん、コメントありがとうございます。
私はよく時計が出てくるので意味があるのか気になっていました。主人公の少女は、どこか暗い顔ですが、調理室では別人のように明るい。「明日も作ってくる」という会話。明日卒業式じゃないの?と。どこか暗い影があるので、、、たぶんこういう事なのかなと思っていました。
自己レスです。
あと人は、不思議や役者さんで、このごろ変人っぽい役が多いですが、今回は別の一面がとても魅力的です。調べると、浅野忠信さんとCharaさんのお子さんとは!そりゃ才能あるね。