「思ってた作風とは違った」ファミリア 櫻井さんの映画レビュー(感想・評価)
思ってた作風とは違った
ファミリアというタイトルだけに他国の方も交えてほっこり温かい話と思いきや内容が結構ハード。
トラブルの発端はブラジル人の1人が風俗店の金を盗んでしまい仲間、家族が半グレ、ヤクザに、暴力、殺し、金を強請られる。
半グレに追われる1人のブラジル人マルコスたまたま逃げ込んだ先が役所広司演じる誠治が住む自宅兼職場の作業場、そこで誠治、吉沢亮演じる学との出会い、そこから始まる話。
それぞれの人にいろんなドラマがあってどの話をつまんで書いていいのか難しくて。
アルジェリアに戻った学とナディアまさかの職場でテロリストの人質になってしまい命を落としてしまう。
こんなストーリーになるとはと想像もしてなかったから驚き!ってのが正直な感想。
人質になる前の話でナディアから学へ赤ちゃんが出来たと報告。そのままの喜びを父誠治へ動画で記録、亡くなった遺品から動画の記録されたタブレットが渡されて誠治が観るんだけど、このシーンは泣けた。
ラストの誠治、半グレによくやった!って感じでスッキリした。
半グレのリーダー海斗(MIYAVI)あんだけ悪でも事故で亡くなってしまった娘のタンブラーを大事に肌身離さず持っていたのは観ていて唯一の救いだった。
あとMIYAVIさんってギタリストですよね?
よく俳優さんとしても活躍してるし貫禄もあるし何か魅力的な方です。
今晩は。
優しきコメント有難うございます。
素直に嬉しいです。
とてもとてもキツイ恨まれても仕方がない仕事だったので・・。
私は、会社では心優しき(?)パワハラ男と言われていますが、あのキツイ経験を耐え抜いた事が(毎朝、会社に行くのが憂鬱で、時には吐きながら車を運転してました。胃潰瘍だったのかもしれません。)今に繋がっていると思います。これからも宜しくお願いいたします。返信は不要ですよ。では。
今晩は。
コメント有難うございます。実は今作、見るかどうか迷っていた作品なんです。
拙レビューには匂わせる程度しか書いていませんが、リーマンショック時に人事部に居た私は生産要員管理の仕事をしており、期間従業員の採用なども担当していました。
故に、今でも思い出す事がありますが、世間から激しくバッシングされた”雇い止め”の総責任者としてキツイキツイ日々を思い出さされる作品は、きついなあと思っていたんです。(けれど、一番キツカッタのは雇い止めされた方々です。私は、ほぼ、毎日車に傷を付けられながら夜中まで、雇い止めの理由の説明をしていました・・。)
けれど、私がこのサイトにレビューを挙げている事を只一人教えている女性から、ストーリーのメインは違うみたいですよ、と言われた事と、情けない話ですが、矢張り成島監督作の魅力には抗えず、昨晩レイトショーで鑑賞しました。観て良かったと思える映画でしたね。
私、MIYAVIさんのギタープレイは見たことが無いのですが、あの独特の冷酷感ある演技は好きなんですね。では。長くなってスイマセン。