火祭り
2006年製作/104分/イラン
原題または英題:Fireworks Wednesday
スタッフ・キャスト
- 監督
- アスガー・ファルハディ
- 製作
- ジャマル・サダティアン
- 脚本
- アスガー・ファルハディ
- マニ・ハギギ
- 撮影
- ホセイン・ジャファリアン
- 編集
- ハイデー・サフィヤリ
- 音楽
- ペイマン・ヤズダニアン
2006年製作/104分/イラン
原題または英題:Fireworks Wednesday
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2015年7月6日何一つ解決されぬ火祭りの四角関係。
『男〇つらいよ』なんて言っている内が花。全て、女はお見通し。
男は嫉妬心が強いだけでなく、虚栄心が強い上に、世間体を気にする。しかし、アドレナリンが一気に脳内を巡って制御が効かなくなり手を挙げる。それでも、悔いたふりをして神の名を口に出して嘘をつく。そんなもんだよ。男なんて。
『つらいよ。つらいよ』って50回も言ってりゃ、耳に隣のタコが出来る。それよりも、我が母見たく最初から冷めた目で見ている女性だっているんだからね。家政婦は見たよ♥️
さて、主人公の彼女は一皮むけたかなぁ。
浮気された奥さんはなぜタヌキ寝入りをしたか?
ウマシカな男だよね。タバコばかりで吸うから臭いが分からないんだよ。
イランの火祭りとはイスラム教より遥か昔からあるゾロアスター教の名残りだと思う。
その賢明な女性の代表と男の僕は思っている我が母の誕生日に、カンボジアのシェムリアップに出かけた。なんとなんと、悪名高き『水祭り』の真っ最中だった。物凄い数の老若男女が水をかけながら街を練り歩く。渋谷のハロウィンどころの話では無い。その賑わいはこの『火祭り』と同じかもしれない。だが、この映画を見終わって、『水祭り』と『火祭り』の決定的に違う所が分かった。
『火祭り』は『水祭り』に参加していた人口の半分を占める人が、殆ど参加していなかった。
寧ろ、カンボジアの主役はその逆であった。
と、我が母を言う僕もウマシカな男なのだろうネェ。
大晦日。結婚を間近に控えたルーヒは街で家政婦の仕事をすることに。そこに住む夫婦間のトラブルに退っ引きならず巻き込まれてしまう。元来全くの傍観者であるはずが、なんだかんだで深入りさせられて心ならず長時間拘束されてしまって年越しの花火の時間になってしまう。婚約者のもとに無事に帰れるのか?ファルハディ監督らしい濃密な語り口で綴られる若い女性の狂乱の(てほどでもないが笑)1日。とても面白かったです。
最初田舎っぽくイケてないルーヒ(タラネ・アリシュスティ:綺麗ですね!)が美容サロンに行って、あか抜けて凄く可愛くなったところがよかった(そこ?)。