「ハイキュー!!なりのリアル」劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 盲田里亭さんの映画レビュー(感想・評価)
ハイキュー!!なりのリアル
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音駒VS烏野。
3セット目、21-25で音駒が負ける。
1点、一秒、止まる時間。劇的な敗北、そんな物は無い。
21-25というタダの数字。結果。それがリアルなのだ。
映画スラムダンクを見た。残り10秒1点差。勝つか負けるか。時が凍り始め、針の音だけになる。
そんな演出は無い。それが、ハイキュー!!という作品、高校生の一部活としての描き方としてのリアルだった。
ケンマの一人称視点、そして日向の目標であったケンマに「楽しい」と言わせる事。ケンマの「ずっと楽しいままでいてね」、そして日向の翔ぶ時の、床を蹴る音。BGMが消える瞬間はやはり、ゾワッとした。見る価値のある作品、これだけ評価されているだけはある。
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