「思ってたより感動薄いと感じた。排球、猫とカラスのゴミ捨て場の決戦!」劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
思ってたより感動薄いと感じた。排球、猫とカラスのゴミ捨て場の決戦!
近頃稀に見るくらい短い上映時間(本編85分)。
しかも上映枠増大な数。嬉しいことにJK中心に多いお客様ご来場。
劇場としては嬉しい限りの作品質で御座いますわ。
チラシも2カット程持ってるが、根こそぎチラシはJK達に持っていかれ。
なんでも下敷きに挟んで堪能するらしい。劇場用意のグッズもいっぱい買ってね。
キャラクタとお気に入りのCV連携で今の子達は十分満足なんだね。
この作品はファン向け用の映画ですね。
昔なら、
苦しくったってぇ~
悲しくたってぇ~
コ-トの中では平気なの~
「だけど涙がでちゃう~女の子だむぉん」
昭和スポ根バレ- ”アタックNo.1” (某洗剤とちゃうで (;^ω^))
時代は変わるねぇ。魔球も変化球も無いし。真面目君達のマジメ試合。
第1部の今作は、ゴミ捨て場の決戦と称して烏野高校対音駒高校戦がメイン。
▼音駒高校バレー部(※試合には負ける)
孤爪 研磨(展開メイン)、黒尾 鉄朗、他
▼烏野高校男子バレー部
日向 翔陽(メイン)、影山 飛雄、他
話展開的にはまだまだ続いて行くのだが、どうも話の構成がもひとつに感じます。
多分昨年の”スラダン”に似せた狙いを取りたかったのかもですが 全然感受が異なるし次元が違いますね。話を織り込んでいく構成が散見して取れました。
やっぱり3セット目に凄く重点を置いた構成展開の方が良いとは思うのだけども。この試合に絶対勝たなきゃって凄い思いが感じられなかったのが惜しい点でしょうか。心情背景描写の連携的な波がスラダンの方が格上に感じます。
映画的視点で捉えると、3セット目最後の流れで、孤爪君の視点で描いている所は凄く良かったです。ボールに汗がいっぱいで手が滑って~ アノの下りね。
そこが今作一番のステキな場面だったでしょうか。
もっと、審判視点、ボール視点、揺れるネット視点、跳ねるシュ-ズからのアングルが有ればもうちょっと自分的には楽しめたかなと感じた次第です。
ファンの方は
是非劇場へどうぞ!