「研磨もサッカーに誘ってやってくれないか」劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5研磨もサッカーに誘ってやってくれないか

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞11本目 秀作 68点

原作漫画やアニメ未読 作品の存在と何人かのキャラクターは見覚えありのほぼ初見状態で高評価を受け鑑賞

結論、ベタにスポーツ漫画の術中にハマり涙が出たシーンもいくつか、冷めるシーンもいくつか、他作品に比べてしまうシーンもいくつか、、みたいな映画でした

ひとつ目は、素直に試合シーンの中盤から終盤の敵主人公目線での主人公の成長や奮闘からの逆転はわかっていても天才セッターとのやりとり含め別に出そうと思ってもないし勝手に涙が出ました

ふたつめ目はこの作品シリーズの色なのかもしれないけど、クソつまらんやりとりやギャグが寒さをわかっているような寒さで、別にわかかそうとしてるわけじゃなく、徹底的に試合試合せず、角を丸くさせる印象を持たせようとしてるのかもだけど、ん〜〜初見にとって引っかかったかな〜、バレーが全員で点を取るチームスポーツで且つネットの向かいには日頃練習試合をしてるライバルチームだそうなので、相手選手とのやりとりもあって、仲の良さだったり、ユーモアのつもりなんだろうけど、個人的にはもっと熱を帯びている方が好きでした

みっつ目はふたつ目と被るけど、やっぱりTHE FIRST SLUM DUNKと被る。比較作品も原作未読で高評価を受け鑑賞したので、鑑賞前の状態は両作同じで挑んだけど、やっぱり好みの問題もあるが痺れ具合とか物語の捻りとかが段違いに差がある気がした

敵主人公の二人がメジャーの幼少期の吾郎と寿也みたいでしたね。誘う誘われの関係と憧れる存在と追いかける存在と、、敵主人公の父がサッカー誘ってやってくれみたいなシーンは、いつも口が上手くただのバレー大好き少年だが、この時は敵主人公の人柄を尊重して関係を築いているのが、憎めない良いところであり、自分が父の立場ならこの子はどこでこんな教養を学んだんだと関心するだろうなぁと思い観ていました

両作とも、敵主人公目線でラリーを一人称で映すシーンや逆転されスローモーションとストップモーションを織りなして攻め込まれるバスケシーンと、息を呑む目玉のシーンがありましたが、これに関しては甲乙つけ難い出来でした

サスペンス西島