FALL フォールのレビュー・感想・評価
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多分映画館では無理だった
家のテレビ画面で見てるだけなのに足がすくんでゾッとする。怖すぎてもう途中から1.6倍速で見てしまった。製作者の皆様ごめんなさい。。
でも映画館の大迫力スクリーンで、2時間あれを耐えるのは無理だった気がする。高所恐怖症でもないしなんなら最後助かるだろ、と思ってすらいるのに。
最後どうやって届いてどうやって下ろしたのかだけはやってほしかったな〜。ヘリで近づくのすら危なそうだけどそれしかないよね。
ハンターを落としたのもしょうがないと思う、いずれにせよ下ろすことになるのだから。非情かな。。
ドローンフル充電する必要あったのかな。。、
スリルを楽しみたい時に
某芸人さんがラジオで勧めていたので、怖いもの見たさで鑑賞。
途中観たのを後悔するくらい怖かった。高所恐怖症にはなかなかハードでした笑
前段からちゃんとフリがあって、心理戦のようなヒヤヒヤもあって、物理的恐怖映像もあって。
スリルを求めている人は満足できる映画じゃないかなーと思います。
あまりに無謀だったり不運だったりで笑いどころもありますが笑
寝る前、翌日、と思い出すくらいインパクトありました。ネタとして友人たちと観るのもいいかもです。
ちょっとグロシーンが何箇所かキツかったので星マイナスです。
高所恐怖症
高いところ苦手な人は目を瞑りたくなるシーンばっかり
単調なシーンだからこそ飽きさせない工夫がしてあり最後まで飽きずに鑑賞できました
自分のことを幸せにできるのは自分だけ
切り開いていく力が大事だと感じた
周りの人に助けてもらう事はできるけども
これ制作費いくら?とんでもない高コスパ作品!
……舞台も高所だけに😅。
とにかく上からの俯瞰映像は真っ直ぐ見てはいかん!下半身のスースー感が半端なくてストーリーに集中できん。ただそのスースー感を味わうだけの映画かと思えばさにあらず。想定外のドンデン返しでさあどうなると固唾を飲ませ、最後は親の子を思う気持ちに勝るものなしと、子を持つ身としては拍手喝采で見終わる事のできる秀作であった。
人生は儚い
高い塔に取り残された女たちの話。
予想通り手汗びちゃびちゃになりながら
楽しめるエンタメ作品でした。
設定がシンプルだけど、
どうすれば助けが来るかを
今どきのやり方で考えていくのは面白いし、
何より終盤プチサプライズもあったのがよかった
人生は儚い、だから今を一生懸命生きよう
と言う映画のメッセージとは裏腹に
自ら人生削りにいってる様はちょっとおかしかった。
たまらんから1.5倍速
グレイスキャロラインカリー扮するベッキーは夫ダンとともにロッククライミングを行っていたところ夫は滑落した。
何故にして命の危険を侵してロッククライミングなんてやるのか気が知れないね。さらには高さ600mのB67テレビ塔に登ろうなんておかしいね。侵入禁止区域で恐怖に立ち向かうなんて馬鹿げてるな。友人として激励の仕方が間違ってるね。まあそれがテーマだけど。こういう無謀な奴らが人に迷惑かけるんだよね。劇場の予告編で観たが、やっぱり馬鹿な話だ。高所恐怖症には耐えがたい映画だ。たまらんから1.5倍速にしたよ。
地上600mという恐怖
この映画はあのスリルを楽しむもので、ストーリーなんてあってないようなもの。600メートルの山に30mの塔を実際に立てて役者自らスタントマン無しで撮っているので、あの景色と彼女らが味わっている恐怖は本物。
高所恐怖症の方は要注意です。
ものすごい臨場感とスリルがあった!
全方位開放感あふれる空間なのに、まるで密室のような閉塞感。
身動きが取れない中、次から次へとピンチが訪れるので、何一つ気が抜けない。
気が付かないうちに手汗がすごかった
!!
喪失からの自分を取り戻す旅だったはずが、まさかの展開に。
想像以上に面白かった。
空の孤島で極限状態に 置かれたときにみせる人間の強さ
極限状態に置かれたとき、人間はどうサバイバルするのか?このようなテーマの作品は結構多いと思いますが、本作は一味変えてきてますね。陸の孤島、海の孤島はあれど、“空の孤島”はなかなか少ないのでは?本作は地上600mの古びた鉄塔の頂上に取り残された2人の女性の生き残りを賭けた戦いを描いた作品です。
主人公のベッキーはフリークライミング中に旦那のダンを事故で失い、1年近く立ち直れずにいた。自殺まで考えた時、スリル動画を製作する友人のハンターから電話が鳴る。それは立ち直らせるために地上600mに達する老朽化した電波塔の頂上へ登って撮影する企画に参加しないかというものだった。立ち直るきっかけをと思い、ハンターと一緒に鉄塔に上るベッキー。やっとの思いで頂上に昇り、お互いはしゃぎまわるが、帰る際に梯子が崩壊。2人は地上600mに取り残されてしまった・・・というストーリーです。
まず驚くべきは“高さに対する恐怖”が存分に味わえること。それも鉄塔を登っていくところから古びた梯子やゆらぐボルト、目がくらむような高所からの俯瞰。恐怖と戦うベッキーと恐怖を楽しむハンターのギャップが、観てるこっちにざわざわ感を漂わせる。
次に見応えがあったのは、梯子が落ちて取り残されたから始まるサバイバル。何もなく、広さは2畳あるかどうかで物資は非常に限られた中で知恵を絞る2人。正直序盤は「大変やなぁ」と薄く感じる程度で、高さが良い感じのスパイスとなって観る分には良いがそこまで。しかし一番の見ごたえは終盤の、生き残るために力を振り絞る姿。一度は死ぬことは考えたベッキーだったが、
極限状態に置かれて、全力で生き残ることに力を注いでいる姿に見入ってしまう。
やはり人間、いや動物の生存本能の高さはすごい。どんな脅威にも立ち止まらない姿は見応えがある。それも高さという新たな恐怖と隣り合わせで観るので、目が画面から離れない。やはり「生きたい」のだ。
それでも、まあ安直的な部分も多分にある。どう考えても違う方法があったやろ、リスクに対する手段があまりにも雑な部分や、ベッキーとハンターとの関係に「そんなんいるかー?」と蛇足に感じる展開。そこは個人的に純粋にスリラーで良かったのではないか?これがマイナスポイントなんですが、全体的には見応えあったので良しかと。
今までとは違った“孤島”で、生存本能むき出しで戦う姿は、結構グッとくるものがある。生々しい部分があるため苦手な人はいるかと思いますが、これは一見の価値アリかと。
ストーリーは若干荒い
という気もするが(それなりのクライマーなのか、ただのYouTuberなのかが分かりにくい)、ワンシチュエーション物としてはうまくできている。映像の精緻さと心理描写の操り方が巧み。ただし、「浮気したから死んでもよし」みたいに見えるところはどうなんかいとは思う。
めまいのする高さがリアルに表現できているのがすごい!
地上600メートルの高度に取り残されるサバイバル映画。
映像そのものは美しいのだが、なにをどうやったらこんなにリアルになるのかというほど怖い。手の平と足の裏に脂汗をかきながら観た。
画面のひとつひとつに緊張感がみなぎっている。
「人生はあまりにも短い。だから一瞬一瞬を大切に、人生をかみしめて生きるべきだ」というメッセージそのままに、画面から目が離せない。
主人公のベッキーはロッククライミングを楽しんでいるときに、夫のダンを落下事故で失う。これは夫がfallするというだけでなく、ベッキーの人生がまたfallする瞬間であり、タイトルとの紐づけがうまい。
ベッキーは失意の中で酒におぼれ、友人も遠ざけて、生ける屍のように暮らす。どん底まで落ちた彼女がトラウマから立ち直る物語であることがわかる。父親が心配してベッキーに連絡を取ろうとするが電話に出ない。だから父親は直接会いに来るのだが、それでもベッキーは受け入れようとしない。
1年が過ぎたころ、親友のハンターが現れる。
ハンターは冒険の様子を動画配信することで収入を得て、旅を続けているという(フォロワー6万人という設定になっている)。地上600メートルのB67テレビ塔に上るために、一緒にきてほしいというのだ。
最初は渋るベッキーだったが、ダンが言っていた「生きることを恐れるな」という言葉を思い出して、ハンターとともにテレビ塔に上ることにする。
B67テレビ塔は取り壊しが決まっている過去の遺物であるという説明があり、その頂上からダンの遺灰を撒くという目的を設定するところで、ベッキーが過去と決別するためには塔に上る必要があることが示唆される。
そして、ふたりは上りはじめるが…。
といった物語。
600メートルのテレビ塔からどうやって生還するか、というのがストーリーの軸だ。
それから、600メートルという高所でスマホの電波が届かず、他人とのつながりが断たれる。これは2022年頃、コロナの時期に断絶がキーワードになっていたから、その要素が取り入れられているのだろう。
さらにはハンターが危険行為を動画配信して収入を得ているというのも当時のトレンドで、高いところにのぼる配信者が落下事故で死亡したというニュースなどもあった。
このように時代性をうまく取り入れており、最終的には「人生を噛みしめて生きろ」という強いメッセージにつながる。
残念なのは、キャラクターが駒として使われており、人間的な深みがないところだ。いろいろとハードなシチュエーションがあるにもかかわらず、それについてはあまり掘り下げない。
また、1年間酒浸りの生活をしていたにもかかわらず、「明日テレビ塔に上ろう」と誘われてリハビリもせずに行ってしまうというのも無謀だ。
このように、突っ込みどころはいろいろあるのだが、とにかく映像がすさまじい。サバイバル映画をあまり観ないので説得力はないかもしれないが、高所恐怖症を刺激されて本当に怖かった。
このわかりやすさとリアリティが要因だと思うが、4億7,900万円の製作費で、27億円の興行収入をたたき出している。成功した低予算映画と言っていいだろう。ちなみに低予算の名作を調べたら「ロッキー」(3億円)、「アメリカン・グラフィティ」(2億円)、といったものが出てきた。
億単位の製作費がかかっている時点で、「映画はアイデアさえよければなんとか作れるものだ」とは言いにくいのだが、本作を観ているとアイデアやセンスといったものは非常に重要だと、あらためて思った。
興味をそそる雰囲気はあるけど…
これは一見、面白そうな映画…
なんだけどプロットがしっかりしていないのか
ジャンルがはっきりと伝わってこなかった。
アドベンチャー?
テクノロジー?
サスペンス?
スリラー?
父娘の絆?
まさか友情?
恐らくどこにも属さない物語。
浅はかすぎる女性たちと
デジタル処理の分かる映像に
これは…、と思うのだが
ある程度のアイディアはあり
何も考えなければ楽しめる。
そこは間違いない。
※
かなりの恐怖とスリルを味わうことができるけど、あまりにも暑そうでヒヤッとはしない一作
ポスターからも明らかなように、超高層のタワーに挑んだクライマー二人が次々と降りかかるアクシデントを乗り越えて生還を目指す、サバイバル映画というか、長尺のアトラクション作品です。
地上約600メートルという高さが絶妙で、スカイツリーの高さやそこから見える展望を思い浮かべて、そこまで最低限の命綱だけで登っていく、ような状況です。しかも主人公(グレイス・キャロライン・カリーとバージニア・ガードナー)がアタックするのは高層ビルとかじゃなくて、半ば朽ちた細長いテレビ塔。落下の恐怖に加えて、崩落の恐怖もいや増します。
もちろん見どころは、登頂に挑む二人の高さから見る絶景、なんだけど、カメラが下に向くたびに、平衡感覚を失って、画面に吸いこまれそうな感覚に陥ります。
もちろんこの映像を十分に堪能したいのなら、できるだけ大画面での鑑賞がおすすめですが、恐怖の閾値をあっさり超えそうなので、そこまで大画面で観たいか??と思ってしまうほど。2Dならまだしも、4DX版が登場した暁には、ショック死する人も出そう!
基本的にはテレビ塔に登って、登頂部について、降りようとしたら大変な目に遭う、という展開なんだけど、途中で意外な展開があるので、そこを見逃してると話がこんがらがるかも。ちょっとこの設定いる?とは思いました。
酷暑を乗り切るために、スリル満点の本作で少しでもヒヤッとしてもらえれば……、と言いたいところですが、砂漠のような気候の描写があまりにも暑そうで(二人の皮膚も重度の日焼けでボロボロになっていく)、むしろ肌に突き刺すような暑さを体感することになるかも……。
自撮り棒の新しい活用法ね……
こんな怖い映画に出逢った事はない!
自分史上ダントツに怖かった作品。
高所恐怖症に加えて閉所恐怖症、高層域で身動き不自由だなんてこんな恐怖は他に有り得ない。
ずっと腿裏がピリピリして落ち着かなかった。
複雑な心理だとか、圧倒的残虐さとか、何もかも吹っ飛ぶ程の恐怖感が體に染入ってきた。
余談だが、サブスクで配信されてすぐにチェック欄1位になってるのも驚き!
見過ごされてたけど、見直されての高評価なのも納得。これは怖い!
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