FALL フォールのレビュー・感想・評価
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途中からだれた
ロッククライミング中に夫を転落事故で亡くしたベッキーは、1年近く経っても悲しみから立ち直れなかった。親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たな挑戦として、使用されていない超高層テレビ塔に登り遺灰を撒こうと提案した。ベッキーが賛同し、2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することには成功したが、梯子は崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまった。携帯は圏外だし、持ってきた水やドローンは途中に引っかかってしまった。さてどうなる、という話。
海で漂流して連絡が取れず、サメに狙われる様な作品に似てるな、って観てた。
連絡が取れず水も食料も無く、あまり変わり映えしないシーンが続き、途中からだれてしまった。
それに現実か幻想かわからない展開も有りがち。
携帯を守るために死んだ友人の腹の中に靴に包んだ携帯を入れるのは流石だけど、倫理的にはどうなんだろう?
生きるために遺体損傷は仕方ないのかな?
高度感もそんなに感じず、イマイチだった。
失敗したのだろうけど、ハンターのロープでのトライは素晴らしかった。
高所恐怖症人は見れませんな
フィクションであり、特撮合成バリバリの映画と分かってはいるものの、この映画は、終始かなりドキドキハラハラさせられる。
冷静に考えればアリエネー。の連続なのだが、見事な撮影で、あたかも自分がそこにいるような錯覚にまでおちいってしまう。高所恐怖症の人は見てられないだろうな。
途中から最終的には全滅は無いだろうからどうやって救かるのか気になってしょうがなかった。
そんな中、これで助かる!と思ってからのどんでん返しの連続で、お約束の連発の繰り返しでストーリーは進んでいく。
途中、夢シーンの連発は、果たして必要だったか?と思うがそれがラストの幻覚のフリになっていたということか。
ツッコんだら負けの高所恐怖ショー
全然ノーマークでしたが
予告でたまたま見て面白そう
という事で鑑賞
こういうB級バリバリなやつは
シチュエーション一発だけで
細かいとこは気にせず楽しめば
いいのです
でどうだったか
まさにその通り突っ込みどころ
満載でしたが
どうするのかも見当がつかない
ほどの絶望的な空間で予想を
裏切ることに終始する展開は
かつての東映パニックもの
のようで結構面白かったです
ロッククライミング中の
不慮の事故で最愛の旦那を失い
酒浸りになったベッキー
そんな男は忘れろと
心配する父も振り切り
自殺企図も考えるとこまで
いったところで
旅に出ていた女友達
ハンターが地元に帰ってきて
ベッキーを勇気づけるため
「冒険」に誘います
その冒険とは
2000フィート(600m)もある
古いテレビ塔のてっぺんに
登る事
(調べたらこの塔は
KVLY-TV塔といって
実在するようです)
ハンターは6万フォロワー
と銀盾をもらうほどでも
ない程度のYouTuberで
ネタにするそうです
ベッキーは事故以来
高所に上ることを怖がって
いたようですが・・
果たして
ダンを失った悲しみを
克服する事がどうして高所に
登る事になるのか?
というモヤモヤはあります
「生きたいなら死ぬな」
みたいなダンの残した言葉が
あるようですがでアンタ
死んでるやんってのもあるし
この二人はそうした
クライミングの心得が
あるのかどうかわからない
くらいテキトーな格好で
登っていきます
まあ細かいとこはいいや
塔は途中まで骨格の中に
梯子があって上の60mは
外側に梯子がある構造
上部にはアンテナがあり
その間をすりぬけて
登る必要があるなど
テキトーな作りで
老朽化でボロボロ
登るときに梯子が壊れたり
ボルトが緩んだりする描写
だんだん強くなる風
これが非常に怖い
あの「タマヒュン」感が
観ててジワジワやってきます
ここは本当に素晴らしい
ベッキーはなんとか登り切り
上でドローンを飛ばしたり
色々ネタを取りますが
その後ダンの遺骨を
散骨して弔います
ハンターもなぜか泣いてます
(もうこの時点でああ
そういうことってのは
もうわかります)
さあ帰ろうと
ベッキーが降りると
なんと上60mの梯子が崩壊し
命綱でなんとか上げられますが
薄着で取り残され
ベッキーは足を負傷
水やドローンが
入ったリュックが
30mくらい下のアンテナの
上に乗っかったまま
スマホは電波が入らない
というほぼ詰んでる
状況になります
今いる足場には緊急と書かれた
箱に双眼鏡と照明弾が
入っていました
で二人はまぁ色々やります
まずハンターのコンバース
を緩衝にしてスマホを落として
メール送信しますが反応なし
その際人がいる事を
双眼鏡で見つけ照明弾で
助けを呼ぶも
逆に車を盗まれただけ
次第に体力が落ちてきて
30m下のアンテナに
引っかかったリュックを
ハンターが取ってくると
言い出します
リュックにはわずかに
届かなかったので
ハンターはなんと
アンテナに飛びついて
リュックを確保
ロープにリュックを
括り付け自分も捕まるから
拾い上げてくれと
ベッキーに言うので
やりますが足場まで
あと一歩でハンターが
足を踏み外します
その後「意味深な間」が
ありますがベッキーは
ハンターを拾い上げます
リュックから水とドローンを
なんとか確保しますが
ドローンに手紙を付けて
来る途中で泊まった
モーテルまで飛ばす
という事を考えますが
バッテリーが足らず
充電が必要でした
(ドローンの電波は
3キロ位はいけるらしい)
万策尽きたというところで
ベッキーはダンとの結婚式の
動画を見ていると浮かない顔で
それを見つめるハンターの
姿が後ろにあることに
気が付きます
そしてコンバースを脱いだ
ハンターの足にあった「143」
というダンがI love you
の代わりに言ってた言葉の
タトゥー・・
はいもうおわかりですね
ハンターとダンは不倫して
たんですねぇ~
父は正しかったんです
ここからこの足場で
キャットファイトでも
始めてどっちかが落ちる
っていう展開かと思ったら
淡々とハンターが不倫を
打ち明ける話が進むんで
アレっと拍子抜け
でもこれには後述しますが
理由があるのです
さて
ドローンの充電をどうするか
というところでハンターが
モーテルでやった電球のソケット
から直接電気を得る伏せ・・
あわわ裏技を塔のてっぺんにある
航空灯から得ようとします
でも10mくらいよじ登って
ドローンの充電が完了する
(数時間?)
ずっとソケットを押さえたまま
頑張るというかなり
ムチャクチャな事をやり始め
申し訳ないが笑ってしまいました
しかも電球が家庭用の
しょぼいやつなんですよね
いや航空灯ってもっと
大きくて立派な奴だろと
誰もが突っ込むはずです
なんだかんだドローンの
充電は完了します
でドローンをモーテルに飛ばすと
ゴール目前でトレーラーに
ドローンが撥ねられて終了
ここまでダメだと
笑ってしまいます
だって助かったら
話終わっちゃうからね!
で失意の中夜に目覚める
ベッキーは気が付くと一人
ハンターはどこにいったと
探すとハンターがゾンビの
ような顔をして横にいました
実は・・
リュックを取りに行った後の
ハンターは踏み外して
アンテナの上に落ちて
死んでたんですが
ベッキーが助けたと
思い込んでいただけ
だったのです
不自然なカットが
確かにいくつかあったり
不倫を知っても
淡々としてた理由が
なんだかわかります
こじつけくさいですが
よくよく考えると
こういうとこ妙に
しっかりしてる映画です
じゃあベッキーは
薄々ダンが浮気してる
事は知っていたのでしょうか
完全に詰んだベッキーは
ぐったりしていると
来る途中で野犬をつついてた
ハゲワシがやって来ました
すると「適者生存」という
言葉が浮かんだベッキーは
なんとそのハゲワシと
格闘の末ぶっ殺して食べだし
まさかのジビエに
呆気にとられます
おめーらが勝手に
登ってきて適者生存も
くそもあるかと
ツッコむ事必至
山ガラスは普通に食べれて
うまいって言うけどねぇ
そして体力全開した
ベッキーは
アンテナに降り
死んでるハンターの
死体を「緩衝材」にして
スマホから緊急メールを
送信して助かります
終盤の展開は正直ポカーン
600mから死体落ちたら
緩衝も何も粉砕だと思いますが
遺体袋に入ってます
GTAかな?
まあこんなですが
極限状態を作り出し
そこからどうするかという
ハラハラ感だけで客を引っ張る
力はしっかりある映画でした
つくづく最近は動画配信のために
バカなことをやるという動機が
映画では便利に使えるなぁと
思いました
それは映画の話で
現実世界での回転寿司バカは一生ものの
損害賠償を背負って一生苦しめば
いいと思います
それが「適者生存」
タワー・オブ・テラーに乗りっぱなしの気分が味わえます
高所恐怖症の方は
鑑賞を避けた方が良いです…
冒頭から
やられます……
本作品
絶望の連続です………
絶望に次ぐ絶望です…………
が
必ず映画館で見るべき作品です!!
明らかに低予算
スタッフロールに出てくる
キャスト12名
にも関わらず
2時間弱の間
ずーーーっと
手に汗かきまくり
足の裏もジワーっとする感覚
が味わえます
まさに
タワー・オブ・テラー
に2時間乗りっぱなしの感覚
私的に本年No.1の作品です!!
(2月現在…)
最高!大好物!!
自分は山登りが大好きで、なかでも落差を体感できるような高い所が大好き(←バカ)なので、この映画のチラシを見た時から観にいこうと決めていた。
本日、公開初日1回目に鑑賞。
最高!大満足!!大好物!!!
『FALL』というタイトルがスクリーンに映し出されるまでの冒頭の10分がすでに凄い。
観ていて股間とお尻がゾワゾワした。美しい壁をクライミングしてゆく冒頭、すでにくぎずけになってしまった。
スリリング。しかも映像が美しく(4K Blu-rayが出たらきっと買うと思う)。
『序』あるいは『起』でした。つかみ バッチリ。
ラスト10分で明らかになる事実もすごい。
人は簡単に幻覚を見るもんね。
実際、「ああそうか……ありうる」。充分に説得力があった……
まさに序破急の『急』であり『転』!
てっぺん滞在時にはセルフビレイ取ってよ、とか、一年もブランクあるのにいきなり難易度の高いとこに登らないでよ(しかも心折れているコンディションで)とか、事前の下調べは必須でしょ、とか、水や食料など装備を充実させといてよ、とか…
登山のリスクマネジメントに通じるところが多々あり、ツッコミを入れながら観た。
また、スマホの電源もちすぎ、服装や手袋等の装備がpoorすぎる、靴を簡単に投げていいの?ロープを支柱に2重、3重にに巻き付けて、ゆっくり降りれるのでは……とか、現実問題として思ったけど、これはあくまでも第三者の感想。
(不謹慎かもしれないけれど)それでも、高所の映像はとてもなにより美しかった。
(考えてみれば、標高600mの山は低山だけど、人工的に0mから600mまで建造するというのはとてつもないことであり,自然はとても偉大だ、とも感じた。)
たまたま最後列の座席に座ったので(ホラー映画と違って画面が明るい場面が多いため、その分、自分の席から前の席の人達を見渡すことができた)、皆さん息を呑んで観ているのが観察できた。
後部座席に座るのがおすすめ。
気がつくと手汗がすごく出ていた。
そして、高所恐怖症の人にもオススメ!
きっと、致命傷になるから…
登場人物のバックボーンが結構、きちんと肉付けされていたのもリアルさを増した。
『休むのは死ぬときだ』
『生きたきゃ死ぬな』
『死ぬまで生きろ』
『生きることを怖れるな』
カッコイイ台詞。どこかで使いたい。
大好物なので、明日も観に行くことにしました
。
高所恐怖症
である自分にはとっても辛い作品でした(笑)。ずっとムズムズしてました。いくら冒険好きでも少し度が過ぎてるし、鉄塔の老朽化具合を見たら考え直さないと…。携帯もあんなに使っていて3日も電池持ってるし、食料が無くて直射日光にあれだけ晒されていたらもっと弱ると思うとか、突っ込みどころもありますが、視点の変わった作品であるのは良かったです。
結局、この映画は何を伝えたかったのだろう…。
今年38本目(合計691本目/今月(2023年2月度)4本目)。
水瀬いのりさんの「ダーウィンが来た」から15分差でこちら。
多くの方が書かれていますが、正直高度恐怖症の方には厳しいです。お手洗い事情でさえ混みまくるすごい状況になっていたので、特にこの映画に関しては飲み物食べ物はあまりお勧めできません。また、やはり高度恐怖症の方にはこの映画を含めて数本見るというのもおすすめできません(体調を壊しそう)。
※ そういう私もちょっとこりゃ怖いな…と思ったので、エンディングロールが始まったらすぐお手洗いにいきました。
正直、この映画…。何を言わんとするのかというのがよくわからないのですよね…。ああいうことをやっちゃいけない(いわゆる迷惑系youtuberはやめようね)だと、明確な問題提起はされていないし、この映画、一部生々しい描写があって(鳥類関係。鳥類は「どのあたりの高さ」の場所を飛ぶのでしょう?)、よく一般指定で通ったなぁ、というところです。また映倫は「高度恐怖症」なんていう論点は考えませんので、そこも含めて一般指定になっているのですが、この点まで考えると、PG12扱いまではされても(小さい子だと、正直おねしょしそうなくらいきつい…)仕方がないかな…というところです。
持って行っているものが少ない、さらに出られる(その場から脱出する)方法が限られているなどの状況では展開はある程度読めてしまうところはあります。また、主人公たち(この映画の主人公をどちらにとるかは微妙ですが、2人まとめて、というのが妥当?)がとっている「サバイバルのためのアイデア」に関しても序盤に結構ヒントになる描写が出ます。
まぁ、私も正直怖くてエンディングロールが始まってすぐお手洗いにいった身なので人のこと言えませんが、この映画「こういうことは真似しないようにしましょう」ということって最後には出たんでしょうか…?(最初には出ていないことは確認済み)
採点として気になったのは以下の通りです。
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(減点0.3/高度恐怖症の方に対する配慮がやや足りない)
・ 今では映画館の全体のルールとしては、いわゆる「点滅シーンの連続があります」系の注意書きがされるほかは、ちょっと変わったところでは「実際に日本で起きた災害を扱ったものです。当事者の方は~」といったもの(一応、映画名は伏せておきます)というところですが、この映画はそもそも「そういう映画が今までなかったか、少なかったか」というところでこの表示ってないんですよね…。
ただ、高度恐怖症の方といってもいろいろあって、中には本当に見てられないというレベルから、何とか見ることはできるけど、エンディングロールが始まったらすぐ帰る…という方までいろいろいらっしゃるのも確かで、「この手の映画が特殊」なのは理解はするものの、何らか事前にアナウンスが欲しかったです(この映画の趣旨的に、前で見た方が恐怖度は下がる?)。
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シチュエーションパニック映画の最高峰レベル
個人評価:4.1
一生分の手汗をかく事になった。映画館の1列目で観る事をお勧めする。
限定された空間で飽きさせない脚本。素晴らしい。
シチュエーションパニック映画は数多くあるが、本作は頭2つくらい抜きん出ている。
高さの表現や、頼りない梯子を握るあの不安感。主人公へのシンクロ感がとてつもなく高く、演出とカメラワークの完璧さがうかがえる。
久しぶりにこの手のジャンルで、いい作品に出会った。
【”適者生存。”禿鷹が舞う壮絶なる地上600Mでのワンシチュエーションサバイバルムービー。究極の友情と父と娘の絆を描く作品。序盤の何気ないシーンの伏線回収を含め、作品の構成が巧みなる作品でもある。】
ー 冒頭、フリークライミング中に夫ダンを失ったベッキー(グレイス・フルトン)は、死んだように暮らす日々。
だが、夫の転落の際に一緒にクライミングをしていたフォロワーが6万人いるというハンター(バージニア・ガードナー)が一年振りに旅から戻り、彼女に新たなチャレンジを持ちかけられる。
それは、今は使用されていない高さ600MのB67電波塔に登る事であった。
ベッキーは新規一転するためにその誘いに乗るが・・。-
◆感想
・舞台はほぼ、総て高さ600MのB67電波塔である。赤錆びた鉄塔。そこを、ハンターとベッキーは登って行く。時折、朽ち果てた梯子が折れる中、ハンターは楽しそうに登って行く。
ー 最初は、ハンターの企みかと思ったが・・。-
・電波塔に向かう前、二人が車を発進させようとすると、間一髪トレーラーが目の前を通り過ぎるシーンや、途中の店でスマホに充電を頼むと“有料だよ”とベッキーが冷たく言われた時に、ハンターが見せた充電の裏技。
そして、二人が電波塔まで歩く途中で観た禿鷹に突かれる死にかけた野生動物の姿。
ー これらのシーンが、総て中後半に効果的に効いてくる。巧い構成である。-
・頂上間近で、突然崩れ落ちる外付けの梯子。そして、二人は鉄塔の天辺の僅かな空間に取り残されるシーン。余りの高度故に、スマホの電波が届かない・・。
ー 絶望的なシーンだが、ハンターは明るさを失わず、前向きに困難に対応して行く。それまでは、ダンの事が密かに好きだったハンターを少し疑っていたのだが、違った。
彼女は、親友であるダンと一線を越えてしまった事に対する後悔の念があり、ベッキーに立ち直って欲しいという想いで、彼女を電波塔登りに誘ったのだ、と私は解釈した。-
■ハンターが、落下した小型リュック(中には、生命線である、水、ドローンが入っている。)を取りに、電波を発信していた箇所までザイルを頼りに、取りに行くシーン。
緊張感が漲るシーンであるが、観る側が見事に作り手にヤラレタシーンでもある。
最初は、ベッキーが必死に確保する中、ザイルをよじ登りハンターが”生還”する姿が描かれる。そして、二人は再び力を合わせて、必死に生を求める。
それは、ハンターのドローンへベッキーが必死に塔の先端まで登っての充電シーンであったり、ドローンを飛ばすシーンであったり・・。
だが、それはハンターの【親友を困難な状況下で、生かそうとする魂魄】がさせたことが明らかになるシーンは心に沁みた。彼女の屍を見て、涙腺が緩んだ・・。
その数々のシーンには上記したスマホへの充電の裏技や、ドローンが到着直前にトラックにぶつかり大破するシーンや、禿鷹のシーンが見事に描かれているのである。
そして、ベッキーは生き残るために、禿鷹に腹部を食われたハンターの腹部に自らの助けを求めるメッセージを入れたスマホを入れ、地上に落とすシーン・・。
<今作は、秀逸なるワンシチュエーションサバイバルムービーである。
が、極限状態でも、最後まで生きる事を諦めない人間の姿、究極の友情、そして父と娘の絆をも描いた映画でもあるのである。
映画とは多額な製作金額を掛けなくても優れたる発想により見事なる作品になるということを示した作品である。
今作は、秀作であろうと私は思った作品である。>
流石に生きて帰れないよ〜!
クライミング中に旦那を亡くしたベッキーが友人に誘われて、動画配信の為に高さ600メートルの鉄塔を登ることに。
こら、そこ立入禁止だぞ。登ってる時もハシゴがポキポキ折れる。普通こりゃやばそうじゃんって普通中止にすんじゃね。って思ってたら案の定ドカドカドカ〜。それからずっと狭〜い頂上に居る2人。狭すぎる〜!そこで立ったり座ったり動けるなんて信じられない〜!こわっ。
2人とも何度も落ちて死にかける。やばっ!うそっ!こわっ!って何度も声が出てでちゃいました。
それにしても納得いかない事だらけ。こんな危険なチャレンジなのに準備がほぼ無かったところ。普段着にスニーカーで?ドローンは充電切れ?そんな充電方法ある?食べ物はなくて水だけ?だからってナマのハゲタカ食う?
まさか幻想がこんなに長いとは!気付けるはずないわ。プラス最後の手段。それ酷すぎね?
ストーリーは、ほぼありませんでしたがハラハラさせられっぱなしでソコソコ楽しめたかな。
鉄塔➕クリフハンガー(ほぼ全編)なワン設定で、観るものを最後まで楽しませるか アイデアは?
観る観ないの選択時、考えたのが、
①1シチュエーション設定107分どうする?
②超有名俳優無し
➂低予算(予想)
④危機(恐怖)改正なる観せ場、方法はどうする?
⑤花は?
これらを想像しながら、観る選択に。
①〜④は安かろう〓つまらない
では無く、お宝が生まれる(見つけ出す)楽しみになりますし、過去には、映画アンビュランス 2022年、映画ターミネーター 1984年 1作目、激突 1971年、ロストバケーション 2016年、・・・など・・失敗作もありますが。
★このシチュエーション好きなので⭐0.5➕しました。
この作品として
①設定〓激突ではほぼ無人の荒野地帯の暴走タンクローリーからの生存
* ロストバケーション=サメ
✱FALL 鉄塔からの脱出
②➂〓観てのそれぞれの判断
④恐怖〓激突では暴走タンクローリー
* ロストバケーション=サメ
✱FALL 高所➕飢餓➕孤立➕鳥
⑤花〓激突では広い荒野での豆粒のような小さな赤い車
*ロストバケーション 女性
✱FALL 女性2人
600mの鉄塔頂上からいかにして無事に降りれるか。
映画本編始まるや、想像範囲内進行ではあるものの、決して悪い意味でなく こう始めるしかないよねでした。冒頭のつかみは、007のような、というより この手の作品1993年映画レニー・ハーリン監督、シルヴェスター・スタローン出演【クリフハンガー】を思い起こしました。
作品の登場人物紹介、その人間関係紹介、ささやかな伏線と共に鉄塔へ向けスタート。
登る似あたり、あまりに腐食や、ボルトの抜け落ちなどあり、普通は やめないか?とか思いますが、気にせず進行・・・。
④最後の危機改正ですが、あまりに・・・で、少し残念。
私的には、塔のランプが絡んでするのかと憶測しましたが違いました。
1シチュエーション映画作品とし て、久しぶりに大いに楽しめました。
画角=ビスタサイズ
シケスコもしくは、さらにIMAXであったら観る者全身恐怖の映像になったであろうが、怖すぎます。夏山登山する私ですが、ビスタサイズですら、絶えず下半身がザワザワしっぱなし。
過去作絶壁を登るとか、高層ビルから飛び降りるとか、スカイダイビングとかありましたが、ここまで最頂上でのクリフハンガー的映像でCGぽくないリアルな高所(制作映像では俳優、高所クレーンでつられて、アドリブ発声、F・・が多く後に修正したそうな)、STORYが進むは、無かったように思います。
高所恐怖症の方には不向きに思います
最後が・・。
★Digital5.1CH鑑賞
★重低音 △ ほんの一瞬
★分離度 △
★移動音 △
★サイド(左右、後、活躍度)─
★サラウンド ─
音の作りは、全編スクリーン側のみ。サラウンド成分は、僅かにあるのかどうかは座席からは確認できず。
スリルを味わうならうってつけの映画
いざスリルを求めて!観てきました
冒頭からハラハラする場面があって早速手に汗握る。
そこからなんやかんやあって目当てのテレビ塔に着いてからはもう…スクリーンを直視出来ないくらいのスリル満載。
不安を募らせる演出多数で鑑賞してるコチラを煽ってくる。何度主人公にやめとけと言いたくなったかw
登場人物の試行錯誤も良かったし、飽きさせない間隔で緊張感のあるシーンも来るので良いです。むしろ緊張しっぱなしな気がしました😂
ガチ高所恐怖症の人は観ない方がいいと思います。私は高いところが苦手なのですが途中恐すぎて少ししんどかったですw
鑑賞するなら劇場で観ることをオススメします🎥
B級映画と思いきや‥
高さ600メートルのテレビ塔。
ちょっと調べてみたら、モデルになったテレビ塔って実在するんですね、ビックリ。(YouTubeで見れます)
冒頭に夫のクライミング中の転落事故のシーンが出てくるんですが、もう一目で合成ってわかるシーンがあって、ちょっと萎えます(笑)。
ただ、その後テレビ塔に登り始めた後は、ハラハラドキドキの展開。
頂点まで登った後、ハシゴが落ちて降りられなくなり、600メートル近い高さの踊り場に何日も滞在するはめになるんですが、実際にあんな状況になったら‥と思うとガクブルです(まあ、その前に登ろうと思わないですが‥)
その後、助かるために色々行動を起こすんですが、そのヒントになるものの伏線が事前のシーンで全て張られているのが素晴らしいです(それゆえ、あっ、ここでこうするなっていうのが、見ていて予測できてしまうのですが‥)
娘を心配する父との関係や、親友が語る人生訓など、まあ、ベタといえばベタなんですが、そういう話が散りばめられていて、たんなるスリラー映画ではない映画になっていて良かった。
600メートル下を覗き込むようなカットが多いと、もっとスリル感が増したと思うけど、まあなかなか難しいんでしょうね。
承認欲求とSNS、かと思いきや…
タイムリーな、承認欲求とSNSの話、かと思いきや…
少しダレ始めた終盤、目が覚めるようなカラシを効かせてきます…
3.5と4の間で、厳しめ3.5。
100点満点で、70~75点ぐらい。
主演の女の子2人が、タンクトップで胸がスゴイです(笑)
ホラーやスリラーと美女の色気は、相性いいですよね(笑)
高所恐怖症の人は見ない方がいい。
今朝テレビで宣伝してたから初日に見に行ってみました。
ストーリー性は皆無です。
ぞわぞわする高所の怖さを味わい続ける映画です。
日常で味わえないスリルを体験したい人にはいいかも。
こんなVR体験できたら足がすくみまくるだろうなぁ。
600メートルの塔であの小さな構造は現実的にはあり得ない。
風で揺れ続けて共振してすぐ倒壊するよね~
あとはそんな都合のいい幻覚はない!
そこまで高い所に行くならパラシュートやパラグライダー装備していくべきではとも思ったけど、それだと作品が成り立たなくなりますね…
と他にも突っ込みどころがありますが、終始こわーっと胸のあたりや手が落ち着かない映画でした!
地上600メートル やってくるのは死神だけ
最後は感動しちゃった。600メートルの鉄塔のテッペンに取り残された美女クライマー2人。半分以上、尺は残っているけど大丈なのかなこの作品。それが、全然大丈夫で緊張が途切れない。
わずかな希望→チャレンジ→打ち砕かれる希望→不屈の精神
の繰り返しなんだけど、600の高さをVR並みに感じさせる演出で、足はすくむし、タマタマはギュッと上がったまま下りてこないし、ノドもカラカラ。
叙述トリックに驚いていると、強烈なワイルドライフを見せつけられる。胸の谷間が気になっていた自分が恥ずかしい。
コレはなかなかの傑作でございます。
全366件中、341~360件目を表示