「「ウヰスキーをロック、ダブルで。」そんな作品」劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE むせるさんの映画レビュー(感想・評価)
「ウヰスキーをロック、ダブルで。」そんな作品
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今年になって「PSYCHO-PATH」を観始めてスッカリ嵌り、劇場版を観る。
イイねえこういう「脚本が一番トップにくる」アニメ。
声優のオーバー過ぎる演技で作中世界を壊すことなく物語は淡々と進み、美麗な映像とシーンにあった絶妙のBGM。
成熟した大人の哲学や主義のこもったセリフと「静寂と間」、良く耳を澄まさないと拾えない小さな効果音(グラスに入った氷の音など)
さすが「虚淵玄」様w
夜景に佇む「常守 朱」のトレンチコート姿が「銭形警部」「デューク東郷」「バラライカ」並みに似合うとは・・・イイ女になったなあ。
でも「狡噛慎也」に拗ねてたが爆発時身を挺して庇って貰った時の表情で「赦してる」や出世し立場が人を変えたとはいえ「私たちはパートナーですよね」と「狡噛慎也」にいう場面ではTV版第一話の二人の関係に原点回帰するのもいい。
「大塚明夫」は登場した時のビジュアルで声を聞く前に「あ、スネーク(ビッグボス?)だ」で吹き出しそうになる。
ドミネーター役の日髙のり子さん、さすがETCカードの自動音声してるだけであって耳に心地いい。
視聴後ジャンルは違うが「劇場版パトレイーバー」「カウボーイ・ビバップ」「攻殻機動隊」と系譜が似てるよなあ。と個人的感想。
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