「"クソ"聖なる夜 ✕ "クソ"最後の晩餐 = コロナ当時の混乱と情報錯綜?自ら取捨選択し決断することの大切さ」サイレント・ナイト とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
"クソ"聖なる夜 ✕ "クソ"最後の晩餐 = コロナ当時の混乱と情報錯綜?自ら取捨選択し決断することの大切さ
ローマン・グリフィン・デイビスくんが『ジョジョ・ラビット』に続いてよかった!彼が演じるのは主人公夫婦の長男で、親への態度がクソ悪いアート。
タイトルに偽りなし!クソ一足早いクリスマス映画。致死度100%?クソ謎の有毒ガスによって終末が迫るクリスマスに集まる友人家族。冠婚葬祭じゃないけど、やはりそうした集まりの場は本音と建前が入り混じり、それが死を前にしているとなると尚のことだろう。ぶっちゃけたり気まずくなったり踊ったり。しかし、彼らにはある"約束"があって…。
言ってしまえば『イット・カムズ・アット・ナイト』寄り(系)とでも言うか、観客受けはそこまで高くなさそうな内容ではある。リジーだったか呼ばれなかったキャラクター然り色々なキャラクターの関係性が見て取れるが、その辺りはあくまで指し示す程度にとどめるというクソ説明的ではない語り口で、これまた非常にクソ英国的なラストを迎える。こうなったら自分もやっぱりそうするだろうか。
『ザ・ロード』『デイ・アフター・トゥモロー』みたいなクソ世界はすぐそこまで来ている。そんなタイミングにわざわざマイケル・ブーブレの曲を歌うかは謎。この例年お馴染みな集まりのテーマソングなのだろうか?
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