ちひろさんのレビュー・感想・評価
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原作のイメージを引きずると…
無駄なエロ演出。ちひろの魅力はエロを全開にしつつ、エロさを感じさせない所では?映画のちひろは普通にエロいし、エロで観客の気を引こうとしているとしか思えない。
つかみどころのない人物描写は良いがセリフに力がない。マコトの母に花束を突き返すシーンなど、随所に胸打たれる場面はあるが、原作のイメージでみると迫力に欠けると思ってしまう。
原作読まずに観たら素直に感動出来たのかも。それにしても過剰なエロ演出が映画全体の質を下げている事は間違いない。
大人向けほっこり映画
タイトルの通り、ちひろさんを中心とした、ほっこりとした人間模様が少しずつ絡み合って、さらに大きなほっこりとなる笑
今泉監督の映画は登場人物どれも魅力的で、恍惚感あふれてうっとり、ずっと観ていたいなあって感じになる。
それぞれのエピソードが人間らしさにあふれていて、あったかくて、安心して観ていられる。
そして、とにかく子役2人が可愛すぎる。
はじめは憎たらしいマコトも後半では劇場でも笑いがあふれ、欠かせない存在に笑
途中まで、恋愛要素は薄目で物足りないかなーって思ったけど、ちゃんとスパイスとして入ってたし、人生に恋愛は切り離せないものなんだとも感じる。
ほっこりだけでなく、ちひろさんの悩み、生き様みたいなものもわかってきて、得るものもたくさんあった。
もう少しという点は、前置きというか、物語が動き始めるまでが、少し退屈な感じはあったが、登場人物が多い故、仕方ない。あと、予告編で出しすぎて、そのシーン見た時に、新鮮味が薄れてしまった。
劇場での最後の映像は、まさに今泉監督の作品のファンのためのようなもので、ダメ押しのほっこりでした笑
2023年劇場鑑賞34本目
有村架純さん
有村架純は適役だったのか?
原作を知らないので、なんとも言えないけれど…この映画に有村架純は適役だったのだろうか?
そして、他のキャストも含め、どうだったのだろう。
だけど、お弁当屋さんの夫婦だけは雰囲気すごく良かったです。
孤独を愛しつつ同じ星の人を探す…か。
皆なかなか同じ星の人がいないから、孤独を結果的に愛しているのかな?
邦画の良さが詰まってる でも…
欧米の映画と邦画に最も大きな差を感じるのは予算でもスケールでもなく子役です。
欧米が子役に求める質や技術はとても高く揺るぎません。
残念ながらそこが邦画の一番弱く甘いところです。
可愛いから…
一生懸命やってるから…
で「良し」とする演出が作品全体の質を下げてしまう。
この作品もそこは例外でありません。
有村架純さん綺麗すぎるのが?
「どこにいても孤独を手放さずにいられる」
そもそも原作も知らなかったし、ネフリでの配信というアナウンスも今サイトで知った位の情薄である
そして正に原作漫画に描かれている様に"元風俗嬢"というキーワードに惹かれてしまったのも正直な理由であるのは大変恥ずかしい限りである
さて、原作は大変興味深く拝読した まるで"器"のような主人公と、その本質としての優しさに絆される周りの人間 但し、甘やかさない高貴さも一緒に備わっているからこそ、次のステップを自ら考え踏みしめられることを示唆しているのだろう
そして、短くもない原作を踏襲しつつ映画本作では、かなり脚本に苦労を感じざるを得なかっただろうと思った 幾つかの改変や、登場人物の削減、なによりラストは、改めて映画用の作劇である
勿論、漫画とは違う事への非難ではなく、別のストーリーであるから、これも評価したい 特に男の子の家に行った女子高生が、その母親の作った焼そばを食べて泣きじゃくる迄のシークエンスは、涙無くしてスクリーンを観る事が出来なかった
本作で執拗に語られていた"違う星"の人達の件に、原作を抽出した再構築を行なった作品として、監督の矜持を垣間見た内容であり、評価したいと思う
只、色即是空の彫り物の兄さん、女子高生と友達になる同じ高校の同級生の件は、あれはバサッと切っても良かったのではと個人的には感じてしまった 両方とも、もっと深い物語があってのあの行為なのだけどね・・・
リアリティーが・・・
Netflixにて観賞。
有村架純さんは好きな俳優さんの1人だけどストーリーにリアリティーが無さすぎかな。
そもそも風俗で働いてた、働いてる人が昼間、プライベートの部分で風俗で働いてる、働いてたなんて言わないだろうし住んでる場所、素性を明かさない!危険だしね!
ホームレスじぃさんと飯食うも考えられないし、死んでたホームレスじぃさん土に埋めちゃうとかもっとありえない!(笑)
これは作品だけど警察通報でしょ!普通。
期待してたんだけどストーリーに色々と無理がありすぎと感じました。
ミニシアター系のまったりとした作品でした。
自宅レイトショーNetflix『ちひろさん』
Netflix作品ですが、全国で4劇場のみ同時公開のようですね。
架純ちゃん推しとしては、即鑑賞
知らない街で働くって事は、過去をリセットする為なのか!?と思いがちですが・・・
彼女は、元風俗嬢って事を隠さずに、困ってる人を見て見ぬふりが出来ない菩薩的な優しさを持つ女性
女子高生・小学生・浮浪者・作業員・お弁当屋夫婦・友人・元上司との関係が、何故”ちひろ”なのかが、約2時間まったりと語られます。
朝ドラ好きとしては、ひよっこコンビ復活にニヤニヤしました。
配信メインですし・・・
元風俗嬢役って事なので、R15~18って感じの描写もあった方がと思いますが・・・
その部分は匂わす程度の演出って事で、若干の物足りなさを感じながらも、心に傷がありながらも明るく優しい”ちひろさん”を演じる有村架純ならではの作品でした。
ミニシアター系のまったりとした作品なので・・・・
劇場なら寝落ちしてたかもって事も書いておきます^^;;
時折、ハッとさせられる金言の数々。 自分は恋愛に酔えないと話すちひ...
そーなんだぁ そーだねぇ そういうの貴重になりつつかも。 なんか、...
優しく切なく、消えてしまいそうなちひろさんでした。
優しく、心に寄り添ってくれる作品だった。
これを上回るものはあるんだろうか。
この作品のレビューにオリジナル原作じゃないと今泉監督らしさが出ないとよく言われているけれど、原作があるものならそんな今泉色は出さなくていいんじゃないかと思うし、ちゃんと会話や言葉の選び方、登場人物の一人一人の優しさや温かさが監督しか出せないものに仕上がっていたと思う。
ちひろさんの存在感。圧倒的でした。
有村架純でよかった。彼女にしかできない影の部分を魅せる演技だった。監督は前から有村さんの印象をそんな風に仰っていてまさに納得でした。
そんな彼女の周りには生きることに何かしらの不具合を抱えてる人間が集まる。
オカジの家族が切なかった。
裕福で美味しいご飯を家族で食べれても、そこには温かい楽しい団らんは全くなかったのだ。ただ窮屈で苦しい時間なのだ。ちひろさんと過ごすことで、人との関わりはこんなに楽しくて、食べることは幸せで、美味しいんだと気づいていく。
家族が一番大切っていうのは人間が作り上げた神話なのかもしれない。
のこのこ弁当の店長がちひろさんのことをこんなに美味しそうにお弁当を食べる人に悪い人はいないって言っていたけど、マコトだってマコトのお母さんだって、若葉くん演じた父親を憎むお兄さんだって、ちひろさんみたいなまっすぐな嘘のない人に関わることで心が浄化され、今まで見えなかった何か大切なものを見つけることができたのかなって思った。そんな人に私もなりたい。
それにしても、マコトくん、キミすごいよ。
ただ無邪気に台詞言ってるだけなのか、ちゃんとお芝居をしてるのか…
そして、いつか同じ星の人と巡り合う人生を生きれたらいいですね。
ちひろさんの優しさの裏側の《孤独》を演じきった有村架純のすごさ!
ホームレスの師匠(女子高生のオカジが名付けていた・・」
ちひろさんは、
「ひとっ風呂浴びてかない?」と声をかける。
もちろん臭かった、
裸になったホームレスの師匠を泡だらけにして、
ごしごしカラダを洗ってる
短パンのちひろさんの手馴れた様子を見て、
(風俗嬢・・・って介護職なのかも?)
私に分かりっこないのに、
そう思った。
「元風俗嬢」
それを隠そうとしないちひろさん、
有村架純の演技が凄すぎる!!
水商売の人あしらいの上手さとか、話術とか!
その上の可憐さ・・・でしょ!!
「背中をブスッと刺されたことある」
「どうして?」
「きっと私を好き過ぎた人かな?」
と、マコト(小学生)に答えるちひろさん。
この映画は名言集かと思うほど、
名言にあふれている。
「死体を埋めた後って、無性にラーメン食べたくなる」
うん?
えっ!?
そして、なによりも、
のこのこ弁当、旨そう!!
梅干し、筍、栗ごはん、
配信がもう楽しみで、深夜午前0時にNetflixを開いてみた、
木曜日配信予定としか出てこない、
お昼頃かな?とまた開く、
まだだ、
思いついて、検索、
5時からと判明した、
舞台挨拶がお昼からYouTube配信でありの情報
有村架純、
ちひろさんは、
役に近づかせてもらえない→近づくと離れていく→
他の作品と違って、
役をつかめない存在、
届かない存在、
今観終えて、
分かります、その感覚・・・
ちひろさん、
謎が多い、そして
闇が深い、
多くの血を流し、
たくさんの涙を流し、
強く凛々しく立つ、
ちひろさんが眩しい
もう一度言わせて、
有村架純さん、最高でした。
(Netflixに感謝します、ありがとう)
スッキリはしない
好きな人は好きそう
素っ気ないのにあたたかい
風吹ジュンがいい。あと、男の子が可愛くて、つるんでる女の子もいい...
風吹ジュンがいい。あと、男の子が可愛くて、つるんでる女の子もいい。
架純さんは、もともとこういう性格なんじゃないかな。ずっととても醒めてるクールな役をやってきた人だけど。
同じ星に生まれた人という比喩がよくて、今のちひろさんが好きだという、風吹ジュンの言葉は決定的。
愛されずに育った子かどうしてあんなふうになれるのかと思うけど、初代ちひろさんの存在があったのだ。
映像化の意義のある作品
何かになりたいような、何者にもなりたくないような。誰かと一緒にいたいけど、一人きりでいたいような。
今泉監督作品は、そんなうまく言えない気持ちにいつも寄り添ってくれます。
原作漫画からの映像化にあたり、もっと一般ウケするドラマチックな作りにもなり得たと思うのですが、登場人物の心を丁寧に描かれる今泉監督で良かったなぁと思います。
ちひろさんの揺らぎを有村架純さんが見事に演じきっていました。
おかじやマコト、言わずもがなの多恵さんも素晴らしかったです。
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