「ぜんぜん分からない・・・」ちひろさん りょうさんの映画レビュー(感想・評価)
ぜんぜん分からない・・・
有村架純目当てで見るだけで
面白くなかった。
え、ここにそれ埋めるの!?とよくわからんし
最後のセリフも微妙だし
演技は正直言ってよいかどうか分からないし
結構、早送りして見ました。
感動も特になかったなぁ
なんでこの作品が上位になってるのか、よう分からん
失礼します
確かに、今作を映画化する上でかなり難儀だったのは、原作を読むとよく分ります あれだけの巻数を数時間に纏めるのは土台無理です しかもそもそもファンタジー要素があるから漫画として成立しているので、それを実写化するとなるとリアリティがオーバーラップしてしまいます その辺りの齟齬を脳内変換出来れば楽しむことが出来るのですが、そういう意味で観客(視聴者)を選ぶ作品なのかなぁと思います
今後の映画はこういう作品が増えると予想します ハリウッドのようなビッグバジェット、ヨーロッパのような内省に訴える脚本、アジア映画のような土着的な物語等々、かなりカテゴライズされていくのではないでしょうか?
その中で邦画は、カルチャーとしての"漫画"をいかにして"映像化"していき、その意義を制作者が煮詰めていくという手法を撮り続けるのではと想像します
何が言いたいかと申しますと、鑑賞者が能動的に意識の変革(乱暴な言い方になりますが、『違和感をも飲み込む』)をしないと、理解しやすいビッグバジェットのみに料金を払い続ける事になるということです 居心地が良いものだけに対価を払う事は、資本主義に置いて真っ当な行為だと思いますが、総合芸術としての映画に於いては、圧倒的マジョリティに組みしないベクトルを提示し続ける事で・・・ すみません、何だか説教臭くなりましたね 大変失礼いたしました