「ティーンエイジ・タートルズ!!」ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック! k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
ティーンエイジ・タートルズ!!
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吹き替えにて鑑賞。
邦題にて削除された「teenage」が今回のタートルズ達の一番のアイデンティティなので邦題にコレがないのが残念ではあるが、日本で売る事を考えたら仕方あるまいか。
前述のとおり本作のタートルズは喋って二足歩行をする亀ではあるが、喧嘩がちょっと強いだけでコレと言って特殊能力はない。ティーンであるが故の若気の至り、万能幻想、「大人は分かってくれない観」の方がキャラクターとしての魅力に繋がっている。
そんな思ったより非力な奴らが、誰も味方のいない中、(物理的に)巨大すぎる敵と戦う為に立ち上がるシーンは「エンドゲーム」で味方が全滅し次々と増強されるサノス軍に割れた盾のみで一人立ち向かうキャップを思い出した。
ヒーローに必要なのは超人血清でもパワードスーツでもなく正義を行う勇気なんだ。
そしてその勇気に賛同してくれたニューヨーク市民達と一丸となって戦う展開は最高に熱いじゃないか!誰だってヒーローになれるというというのはヒーロー映画として満点です。
まぁ、弱点に一撃で決着はご都合かもしれないが、スターウォーズのデススター攻略だってあんなもんだし、もしかしたらオマージュなのではと思うくらい本作はネタも宝庫だ。
カーチェイスシーンの「4 non blonds」からの「ヒーマン」も爆笑。
吹き替えも芸能人キャストも含めいい感じにしあがっていたのでは?佐藤二朗には若干ノイズを感じたが、色々と歪な部分が多い作品なのでソレもアリか!と思える出来でした。
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