湯道のレビュー・感想・評価
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作り物感
お湯は気持ちいいという単純明快さが伝わる点は、たしかにストレート。
短編ハートフル系の群像人情話の連作で、一本の映画にしてはいたが、取り留がはない。
形にはなっていたけども、情感に訴えかけるだけ。
燃料費や水道代、父親の死後の相続税、固定資産税など、銭湯の経営とかについての言及が表面的なものしかないので、存続に関してはリアリティのない寝言だなぁと。
舞台の銭湯は井戸水、廃材の薪がいくらでもただで手に入るって設定はご都合すぎだし。
外観は「マスカレード」シリーズでお馴染みの手法、CGとセット。
中も既存の銭湯の流用に、セットにCG加工ってとこで、「作り物感」バリバリ。
豪華ゲストに、フジテレビのバラエティ感が盛られていたように感じました。
窪田さんの佇まいがいいね。
幸せとは。
角野卓造の顔力
温泉でなくても温泉を名乗る銭湯があるという事をはじめて知った。
テーマはみんなで大きな風呂に入ると日常の嫌な事を忘れ、癒しの効果があるのでみんな銭湯に行きましょう・・・と言ったところか。
自宅が檜風呂に改装されても小日向文世さんは引き続き銭湯には通うのだろうか?とか、そもそも常連客達の自宅にはお風呂があっても毎日450円を払って銭湯に通っているのだろうか?などと無粋なことを考えてはダメで、あくまでも現実とは少し違う設定のファンタジー映画として鑑賞するスキルが求められる。
唯一現実的な立ち位置で現在の銭湯事情を真っ向から指摘した吉田鋼太郎さんはこの世界では悪役のように描かれているが、採算が取れていない事について憂慮する発言もあり、ある意味脚本家のこの無責任な世界観に対する小さな言い訳のようにも取れる。
柄本明さんの怪演は安定の面白さだったが、角野卓造さんが湯船から出てくるシーンは板尾係長以来の爆笑シーンで顔面アップの破壊力は強烈だった。
人間は歳をとると赤ん坊に戻るというというが、角野さんのツルッとした顔が赤ちゃんのようで、取り上げた赤ん坊を産湯に浸け、自分も最期はお湯を掛けられるという輪廻の様な設定についてはよく考えられているなあと思った。
鑑賞後の湯をリザーブしておくべき
銭湯LOVEなこの映画を観てお約束だが風呂に入りたくなった訳だが、よく考えれば銭湯って入ったこと無いな。アラフィフの私が幼少の頃は当時では珍しくなってただろうけど家は五右衛門風呂だった。また家から1分もかからない処に銭湯があったが(子供の頃に廃業された)大人がいっぱいいる印象でいい覚えがない。
最近サイコロきっぷで温泉に行って旅館の露天はもちろん良かったが、旅館前の総湯が地元の人が集まっていて皆さん顔馴染みなんだろう挨拶を交わされていて活気があり(なぜか入れ墨の人が多かった)、寺島進や柄本明のような貫禄を持った方が多く、ややビビりながら湯に浸かった。湯の温度も熱めが好きな私でもかなり熱く感じる湯温で、この映画の銭湯の雰囲気に近く羨ましく感じたのを思い出した。
生田斗真はNHKドラマの『大河ドラマが生まれた日』でも感じたが、ノスタルジーを感じさせる、ちょっと抜けたところがある明るい主人公を演じさせれば、今は右に出る者はいないのではと思わせるハマりっぷりだ。
銭湯に行きたくなるねー
心も温まる!
銭湯好きの方どうぞ〜
感動するけど突っ込みどころも
公開のタイミングで福岡の老舗旅館のやらかしが現実世界で起きてしまう。タイミングが良いのか悪いのか。見解を「かけ流し絶対主義」の人に尋ねたい。
クリス・ハートと天童よしみの関係なんてちょっとうるっときたし、茶屋のおふろとか老夫婦のくだりとかほっこりして良かったと思う。
けど、話の途中途中で挿れられる「湯道」あれはいらなかったなぁ。
代替わりする度に作法が追加されるってめんどくさいと思う。
タオル巻いて湯船に浸かるのはいいのかい?
湯道じゃないけど、サウナでスマホ使って通話するのもいいのかい?
昔ながらの日本の良さを感じれる映画。
お風呂が沸きました🔥わ
銭湯を舞台にしたコメディと思いきや、タイトルどおり「湯道」という宗教というか、道場がフィクションされているとは思わなかった。冒頭に黒人の少年が大人になって刑務所の風呂のシーンに切り替わるところが、最高に笑えるつかみだと思った。でもラストにこの大人になった少年と母親が男湯と女湯を挟んで、見事に締めてくれました。銭湯含め、周りの街のセットの雰囲気の昭和感がとても良かった。銭湯前のラーメン屋がとても気になったが。まあよくもこれだけのキャストをひとつの作品に放り込んでくれましたね。好きな脇役の俳優さんたちがたくさん出ていて嬉しかった😃しかもそれぞれがいい味出してるから、バイプレイヤーが映画を支えてるんだなと改めて感じる作品でした。コン❗️
いい幸せにしてくれる、映画観ました‼️
ビバノンノン!
なんかイマイチ
父が遺した銭湯、まるきん温泉に戻ってきた建築家の三浦史朗は、店を守ってる弟・悟朗に、銭湯をたたんでマンションに建て替えると言った。郵便局員の横山は、湯道に魅せられ、湯道会館で家元から湯を学んでいた。定年後は退職金で自宅に檜風呂を導入したいと考えていた。そんなある日、悟朗が入院し、いづみの助言もあり、史朗が弟に代わって数日間だけ店主を務めることになった。
風呂の話なのでもっと色っぽいのかと思ったけど、そんなシーンはほとんどなく、体育座りで風呂に入る橋本環奈くらいか。
アクションもなく彼女の良さを全く感じられず。
その他、めるるは可愛かったが、戸田恵子、天童よしみ、など年配の出演者での風呂のシーンもあまり映えなかった。
生田斗真、濱田岳も普通。
寒いギャグを飛ばす角野卓三なんかもイマイチだった。
湯〜メークミーハッピ〜
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