湯道のレビュー・感想・評価
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湯はサンシャイン(笑)
これ劇場公開時に見に行きたかったんだけど、カミさんがいまいち乗り気じゃなくて何となく見逃していた映画。
街並みも舞台となる「まるきん温泉」も昭和感たっぷりで懐かしく、「湯道」の設定もシャレが効いてて楽しい。
あ~マジにあっても良いのにな~湯道。
この世界観を「この役にはこの人しかいないでしょ」ってくらいの豪華キャストが大真面目に、でも楽しそうに演じている空気感がまさに心暖まる。
こんな銭湯、昔はあちこちにあったよなぁ…
大学に入って最初の2年は風呂のないアパートに住んでいたので銭湯に通っていたことを思い出した。
昭和だったけど、こんな昭和感溢れる銭湯じゃなかったけど(笑)
お話はありがちというか、始まった時点でラストまで予想できてしまうような王道のストーリーなのだけど、巧くダジャレで笑わせながら説教くさくならずにしんみりさせるのはさすが。
外連見たっぷりだけど、笑ってしんみりできる良い映画だったなー。
銭湯の素晴らしさ
楽しく鑑賞
銭湯がテーマだったことも良かったけどキャストがバラエティ豊かでキャラが立ってて楽しかったし見て邪魔にならない映画だった。
きっと地上波で流れてても再鑑賞を楽しめそうです。
ただ、、、橋本環奈が茶屋の娘なのと仙人が湯道の弟なのは、どちらかにしてくれないと少々出来杉だっかな?!だけど許せるコミカルさ、ありますね。
ウェンツは良かったですね〜
心暖まるストーリー
You Do!
実家の銭湯を継いだ弟と建築家になった兄、時代遅れの銭湯をマンションに建て替えようと企んで実家に戻ってきた兄だったが、番台係の住込みで働く少女や客との交流の中で次第に翻意、時代の流れに葛藤する兄弟と銭湯を愛でる周囲の人々の群像劇。
兎に角、豪華多彩な出演者たち、それぞれ名のある人だからそれなりのショートエピソードを散りばめていました。銭湯は天井が高くタイル張りなのでエコーが効いて歌うには最高の場所、天童よしみさんとクリスハートさんが母子役で湯船で歌う「上を向いて歩こう」のシーンは聞惚れました。
流行語になった林先生の「いつやるか、今でしょ」もどきに、湯道の講義の中で誰がやるのかと問われたら、あなたがやりなさい、You Doだからと駄洒落を言っていたし、ラストで湯は何かと問われたら人を温める太陽だと言ってYour My Sunshineを皆で歌いだす、このノリはまさに往年のフジテレビ流で懐かしくもありました。
以前、近所の銭湯の女将さんがTBSの「時間ですよ」を観ていたから銭湯に嫁いで来たかったのよと言っていました、そういえば銭湯を舞台にしたドラマが人気の時代もありましたね。なんで今時、お風呂映画かというと、脚本の小山さんは一世を風靡した放送作家だし、監督の鈴木雅之さんもフジテレビの名ディレクターだったから懐かしさもあったのかな、それとも娯楽の中心がTVからネットに移り行く時代、銭湯の衰退に似たものを感じたのでしょうかね・・。
お風呂は気持ちいいよね
主人公(生田斗真)はあまり売れない建築家で、実家の銭湯を売っぱらって金にしようとやってきた。
銭湯は弟(濱田岳)と女性従業員(橋本環奈)が切り盛りしていた。
やってくる客たちのちょっと面白いエピソードがいい。
原作は漫画かなと思ったが、小山薫堂のオリジナルだった。
他のと比べると
湯の道
銭湯を続けようと頑張る弟と、閉めて新しく今風に立て替えたい設計士の兄。今まで弟に任せっきりだったのにそんなこと勝手に話進められても、、、ねえ💦
いろんなお客さんの人生も様々で、ほっこり。天童よしみの息子がクリス・ハートとは、、、小さく産んで大きく育ったのね。横山さんが、自宅のお風呂が念願の檜風呂に改装できておめでとう㊗️定年退職お疲れ様でした。
湯の作法のお教室が面白い。窪田正孝のキレイな作法があっぱれ。お師匠の1番好きなお風呂がいづみの実家、おばあちゃんのお風呂だったとは。
私が子供の頃、家の斜め前に銭湯があって、母と姉と3人で週一くらいで行っていたことがあって、懐かしい。私は風呂上がりに毎回、牛乳ではなく、エリスのりんごジュースを飲むのが楽しみでした。
ほっこりできた楽しめる映画でした。
bathhouse(バスハウス)ムービー‼️
料理を食べる人たちのおいしそうな顔を見てるだけで、幸せな気分になる "グルメムービー" というジャンル(?)がありますが、これはその入浴版‼️湯船につかって気持ちよさそうにしている人たちの顔を見ているだけで幸せな気分になる‼️そんな映画です‼️亡き父が遺した銭湯「まるきん温泉」を切り盛りする弟と、取り壊してマンションを建てたい兄‼️この兄弟の物語を軸に、住み込みで働く女の子、お風呂を愛するあまり "湯道" を学ぶ郵便局員、薪を持ってきて見返りに入浴する風呂仙人、カタブツの評論家、娘の婿に外国人を迎える一家、息子の出所を待つ母親、近くで食堂を営む夫婦、妻を失った老人など、様々なエピソードが展開‼️メインの兄弟のエピソードを始め、一つ一つのエピソードが深みもなければ、ひねりもなく、意外性もない、いわゆる "フツーの良いお話" ‼️しかし、そのエピソードたちをスケッチ風に羅列して見せることで、作品全体からホントに銭湯が大好きな人たちの気持ちがダイレクトに伝わってくる‼️秀作ですね‼️
ほのぼのタッチだが、飽きない展開に芯からあったまった。
自分が「生かされている」ことに感謝ができるようになる一本
<映画のことば>
特別なことは何もありません。
天から降った雨をいただいて、
山から木をいただいて、
火をつけるくらいでしょ、
人間がするのは。
ぜんぶ自然のおかげです。
評論子ですが、映画の鑑賞方法の主力はレンタルと宅配のDVDが主力という評論子ですけれども。
そのために必要なテレビもDVDも、評論子が作ったものではなくて、どちらも誰かが作り出してくれたもの。
2年前からようやく映画館のある街に住むことができるようになった評論子ですけれども。
その映画館だって、雨後の筍のように自然に地面から生えて出てくるものではなくて、誰かが経営してくれて、それで、大スクリーンに映し出される映画が楽しめるというもの。
映画作品としての本作は、長く疎遠・不和だった兄弟同士の、共通の肉親(父)の死と、父が守ってきた銭湯の存廃の危機をきっかけとするお互いの見直しあいをヨコ糸に、人が生きる上でのための希望や喜びの「在りか」「受け止め方」がタテ糸が織り込まれているようなも、評論子には、思われました。
決して「風呂好き」というほどのオタクでもないのですけれども。
でも、風呂に入り、生活のリラクゼーション・モードとすることが日常生活の中では楽しみの一つにはなっている評論子には、楽しく観ることのできた一本でした。
佳作であったと思います。
<映画のことば>
風呂は、夢であり、希望だ。
(追記)
初めて知りました。本作を観て。銭湯の「ぬ」の板と「わ」の板の意味が。
聞いてみると「なるほど」と得心がいくのですが、聞かされてみないと、その意味はとんとわからないという、銭湯にまつわるトリビアだったと思います。
こういう一面もある作品で、その意味では日本の古き良き伝統習俗を伝える映画なのですから、文化庁あたりから「特選」ぐらいのお声がかかっても、不思議でないと思います(笑)。
風呂は暖かく気持ち良いもの、だから映画も
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