劇場公開日 2023年2月23日

「作り物感」湯道 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0作り物感

2023年3月2日
PCから投稿

お湯は気持ちいいという単純明快さが伝わる点は、たしかにストレート。
短編ハートフル系の群像人情話の連作で、一本の映画にしてはいたが、取り留がはない。
形にはなっていたけども、情感に訴えかけるだけ。

燃料費や水道代、父親の死後の相続税、固定資産税など、銭湯の経営とかについての言及が表面的なものしかないので、存続に関してはリアリティのない寝言だなぁと。
舞台の銭湯は井戸水、廃材の薪がいくらでもただで手に入るって設定はご都合すぎだし。

外観は「マスカレード」シリーズでお馴染みの手法、CGとセット。
中も既存の銭湯の流用に、セットにCG加工ってとこで、「作り物感」バリバリ。

豪華ゲストに、フジテレビのバラエティ感が盛られていたように感じました。

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コージィ日本犬