「よしもと新喜劇系・ほんわか人情物語」湯道 サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)
よしもと新喜劇系・ほんわか人情物語
ストーリーはタイトルのとおり、
まるで昔からずっと存在するお芝居を
見ているかのような、ド王道の人情話。
『王道』は悪く言えば『ベタ』とも言いますが
そういった話が今なお作られるのは
いつの時代も人々はそれを求めているから。
こういうほんわかモノが好きな人には
堪らない作品ではないでしょうか。
逆になにかしら『映画として新しい要素』や
『リアルな展開』『意外な話』を求めて
映画館に足を運ぶ人には
ありきたりな映画に見えるかもしれません。
事件が起きる事もほぼなく、
ひたすら『湯』を通して
人と人の繋がりを描いていく作品。
日常に少しの非日常と笑いを足す、
昔からバラエティなどを手掛けている
小山薫堂さんらしい感じはしました。
キャストは面白味がありながらも
役にあったキャスティング。
吉行和子さんと笹野高史さんのお二人という
『おくりびと』を見た人に向けた
キャスティングもあったりします。
橋本環奈さんは相変わらずのド美人で
最初こそ『こんなバイトおるかい!』なんて思ってましたが、見てるうちに全く気にならないくらい馴染んでいました。
映画なので2時間でまとめられていましたが
ドラマで1クールじっくりやっても
面白かったかもしれません。
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