探偵マリコの生涯で一番悲惨な日のレビュー・感想・評価
全69件中、61~69件目を表示
伊藤沙莉さんが好きなので観てみた
6つの小さなストーリーを2人の監督が分業したそうだが、まさに「船頭多くして船山に登る」を絵に描いたような終始とっ散らかった印象を受けた。
1話ごとでは北村有起哉のヒットマンの話(マジックミラー号の件は面白くも悲しい良いシーン)や漫画にありそうな殺し屋姉妹の話(今時毒手ってw)など面白いのだが、本筋を考えると無駄な話が多く1本串が通っていない感じもしたし、もう少しコンパクトにしても良かったのではないかと思った。
竹野内豊の起用は全く不要で、さらに忍者という設定も中途半端すぎてかえって気の毒に感じたほど。
同じく歌舞伎町である意味もあまり感じなかった。
米国外の捜査はFBIではなくCIAでは?
伊藤沙莉演じる主人公マリコは凄惨な過去のトラウマに悩まされながら、事件解決後は明るく前向きに生きようとするのだが、常連客の友人2人も亡くした事に対して気持ちを表現するシーンが一切ないなど、1つの映画としてまとまりの無さが気になって仕方なかった。
達者な役者さんだけに良さをもっと引き出してあげて欲しいと思った。
マジックミラー越しで感動の再会?
伊藤沙莉、宇野祥平、北村有起哉ときて、舞台は歌舞伎町でしょ、宇宙人も登場するし面白くなる要素がいっぱい。
作品の出来は期待通りでございます。マジックミラー越しの親子の再会とか、宇宙人に文字通り消されてしまうとか、シュールでブラックな笑いに事欠かない。
北村有起哉は、うらぶれたオッサンの役が上手い。どう見ても「くすぶり」で、弱気をくじき強気におもねるクズ行動のオンパレード。同情しちゃう。
伊藤沙莉のハスキーボイスは、スナックのママにぴったり。『すずめの戸締り』でも思ったけど、まだ20代なのにママにしか見えないって、何なんだろうね。
シーンで登場したテアトル新宿での鑑賞ですが、ほぼ満席状態。帰りはロケ地巡りで、楽しゅうございました。
何もかもチグハグで「新宿」の魅力が伝わってこない
FBIから宇宙人の捜索を依頼される導入部分はそれなりに面白いのだが、その後、娘に会いたがっている元ヤクザのヒットマンの話やら、ホストに入れ込んでいる若い女性の話やら、暗殺者として育てられた姉妹の話やらが続いて、どこに向かっているのかが分からなくなる。
2人の監督が撮影した3つずつのエピソードを繋ぎ合わせているせいか、まとまりも取り留めもなく、空中分解してしまっている感じで、監督の相性の良さも感じられないし、それぞれの個性が化学反応を起こしているとも思えない。
特に、コメディとも、ハードボイルドとも、SFともつかない中途半端で煮え切らないタッチは、どうにかならなかったものか?
せっかく通り魔やら、ヤクザやら、FBIやら、忍者やら、暗殺者やらを登場させているのに、それらを十分に活用できていないため、不完全燃焼な感じばかりが残る。
何よりも、マリコのキャラクターが正統派すぎて、二枚目半とか三枚目の個性的な役が似合う伊藤沙莉にマッチしていないのは、致命的だろう。
竹野内豊にしても、これでは無駄遣いしているとしか思えない。
危険で、猥雑な魅力を放つ「新宿」という街そのものが主人公だったのかもしれないが、脚本も、演出も、配役も、何もかもみなチグハグで、その魅力を引き出すことができなかったのは、残念としか言いようがない。
新宿歌舞伎町、ゴールデン街の小さなバーを出しつつ探偵業もしているマ...
新宿歌舞伎町、ゴールデン街の小さなバーを出しつつ探偵業もしているマリコ(伊藤沙莉)。
ま、客は訳ありな人ばかり。
で、ある日、FBIを名乗る男女3人組がバーにやって来、日本人科学者に持ち去られた地球外生命体を探してほしいという依頼を受けた・・・・
といったところからはじまる物語で、6章仕立て、監督はふたり。なので、オムニバス的な映画なんです。
新宿歌舞伎町、ゴールデン街となると、ま、最近の映画ではだいたいが面白くないだろうねぇ、と予想される。
街のイメージがおおよそ固まっていて、そのイメージどおりの映画になることが多いからで、その上、現地での夜間の撮影許可が下りはずもなく、どこか地方でそれらしき場所で撮るというのが通り相場。
無人の外景などは現地の画がだろうが、それ以外は???の疑問符。
夜間は(たぶん)ないだろうねぇ。
ということで、ロケーションの魅力は乏しく、となればストーリーなのだけれど、地球外生命体捜索の物語がそれほど上手くいくはずもなく、結果、マリコのバーにあつまる常連たちのエピソードと相成る次第で、面白いのは、元やくざ幹部の北村有起哉のエピソードぐらいかしらん。
それはそれとしても、いちばんの問題は「生涯で一番悲惨な日」が現在進行形でないこと。
なぁんだ、過去の日のことなのね。
6つのエピソードが一日の出来事で、あたふたする探偵マリコを観たかったんだよなぁ、ってのが正直なところ。
私は今一体何を見せられているんだろう
完成披露試写
ちゃんと完成披露って打ってるのに最初の変換候補に眼精疲労出てくるのはなぜだ、笑。
さて、試写あたってみてきました。生の伊藤沙莉は思った以上にかわいくて、イメージ通りそのまんまいい人そうな素敵女子でした。嬉しかったー。そして竹野内豊のイケオジっぷりも素晴らしいっすね。声が低くてカッコええ。。生で見られてよかったです。
映画はなかなかのカオス。自由。クスッと笑えるところが随所にあったり、変な人たちーでもなんかそれもまた新宿っぽい(偏見)し、なんか人間味あってあったかいって感じで、よかったです。
検索したら近くに撮影場所のカールモールある!と思い、眺めてきました。ついさっきスクリーンで見た場所がそこにある!ってテンション上がりますねー。伊藤沙莉がやるバーでもスナックでもいきたい、いつの日か実現してください、笑。
全69件中、61~69件目を表示







