「サメは、添えるだけ」サメストーカー ビギニング tabotyokoさんの映画レビュー(感想・評価)
サメは、添えるだけ
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有名なバスケット漫画にこんなセリフがある。
"左手は、添えるだけ"。
このサメ映画の場合ならこう言うだろう、
サメは、添えるだけ。
この映画において、サメが登場するシーンは
全体の1〜2割程度だ。
それ以外は、ほとんどストーカー男がヒロインを
あの手この手でつけまわし、
気のせいと誰にも信じてもらえない。
友人が病院送りにされ、
行く先々でストーカー男に偶然を装られ遭遇し、
不安と恐怖の板挟みに陥るヒロインのお話が主であると言っていい。
要は、
このストーカー男は、
昔付き合っていた元カノの亡霊を追いかけているだけなのだ。
似ている雰囲気の女性を見つけては、元カノと重ね、
再びよりを戻そうと試みる、
大変身勝手なお話が8〜9割占めているような映画である。
…この時点で、ご覧になりたくない方は
どうか回れ右を…。時間を無駄にせず賢い選択を。
ただ、私はなぜかハマってしまい、シリーズを
全て観たい欲に取り憑かれてしまいましたが…。
(頭空っぽにして観たい方に…いや、やはりお勧めは致しません。苦笑)
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