シャドー・ウォー 聖戦のレビュー・感想・評価
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トルコのヒーローの強いこと
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隠された聖櫃のありかを記した地図を護る兄弟、フセインとイルハンとテンプル騎士団なる結社との壮絶な戦い。劇中でも100人の殺し屋を集めろと言うボスに、部下は相手はたった一人だろう、大げさすぎると言うが、ボスは一人で100人以上倒した英雄は数多いとのたまいます。その言葉通り、冒頭から兄のフセインは暴れまくり、30分経ってまた襲撃、一時間たって3度目の襲撃、そこでやっと弟のイルハンが助っ人に登場、主役交代。
果たして地図は護りきれるのか・・。
聖櫃といえば「レイダース/失われたアーク(1981)」くらいしか知らないが本作では精霊も出てこない、只管、一人で大勢の敵と戦うアクションシーンしか見せ場はありません。銃で撃たれたらお終いなのでガスを建物内に噴出させ銃を使えないようにして肉弾戦に切り替えます、斧やナイフなどで大乱闘、どう見ても多勢に無勢、体力的に限界でしょうに、シチュエーションが強引過ぎてちょっと引いてしまいました。
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トルコ製のめずらしいアクション映画。
トルコ製のめずらしいアクション映画。銃撃戦や格闘シーン、特に主人公の兄による100人斬り等、欧米の映画に負けていない。聖櫃(アーク)が出てくるのでオカルト系かと思わせるがそうではない。極悪非道な悪の組織がテンプル騎士団というのも普通の映画の逆で面白い(主人公側はイスラムなので)。話の流れ自体はいろいろ疑問が浮かんだり、違和感があったりするが、最後は勧善懲悪なハッピーエンドなのでめでたしめでたしという感じ。
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