「マイクロなアグレッション」ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい ouosouさんの映画レビュー(感想・評価)
マイクロなアグレッション
社会につながるというのは、“見ないようにする”とほぼ同義である。“見ないように”できない者たちばかりが傷つく。傷つきはいつも一方通行。/イヤホンをして、ぬいぐるみとこそこそしゃべる人たちの集まりは、見る者に違和感を覚えさせる。だけどその違和を、本人たちが自分で感じ、克服していくプロセスが描かれているところが大事なのかなと思った。/じゃあ、夜中に一人映画を見て、こうやってこそこそレビューを書き込んでいる私はどうなんだ??という話である。
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