レディ・ソルジャー

最近強い女の映画を観るのが好みなので(笑)、めっぽう格闘技が強い女がそっち方面で活躍する映画かと思って期待して観たら肩透かしでガッカリ。前半の、家が襲撃されたりするところまではかっこ良かったのに後半はちょっとつまらない。

なぜ最愛の夫に隠しておかなければならないのかとか、相談する相手を間違ってるだろとか納得いかないところは多々あるが、一番ダメなのはナンシーみたいなザコと娘を交換条件にするところだよ。俺がパトリック(ミッキー・ローク)だったら「そんな女好きにしろ」って言うよ、ってみんな思うところだよね。

ソルジャーって邦題付けちゃだめだろ。兵士っぽい戦いはほとんどなかったし。クリステン・スチュワートの方の「レディ・ソルジャー」の邦題も実は不満だが、こっちは真にソルジャーではある。

ストーリーも人物背景も雑で酷い有様。これでよく映画と言えるなという感じ。1時間ドラマでももう少しどうにかなりそうだが。ミッキーロークの変わりように驚き。

格闘技を習う最強主婦が、人身売買組織と闘う物語。

ミッキー・ロークが脇を固めるＢ級テイストのアクション映画です。
主演のジリアン・ホワイトの格闘技アクションはしっかりとして、見応えがあります。

しかし、ガンファイトに持って行くのは感心しません。幾らジムで空手を習ったからといって、ガンファイトが強くなるわけではありません。
クライマックスはＢ級テイストそのままの、雑なシチュエーション。多少単調にはなるでしょうが、格闘アクションだけで押し通した方が良かったかもしれません。

私的評価は、低めです。

主人公はカフェで強盗に出会うが、見事に取り押さえ、防犯カメラ映像が流出、評判になる。
主人公は一体、どういう過去を持つのか？
悪の親玉が好々爺になったミッキー・ローク。