イニシェリン島の精霊のレビュー・感想・評価
全306件中、201~220件目を表示
捨てる大切さを教えてもらった
「今までの交友関係を断ち切る」というコルムの発言が気になってしまい、その理由を知るべく鑑賞してきました。この映画の見どころはイニシェリンという孤島が強烈。
湖と平原ばかりで文明的な部分が全くない環境で、自分が生きた証を残すコルムや将来について真剣に考える妹のシボーンが、大切な人や物・身体(驚愕!!)を手放して未来に向けて奮闘している中、主人公のパードリックは何もない島に依存しているキャラクター造形は憐みの感情を抱きました。
アイルランドの伝統文化や景色が美しく、また、コルムの部屋にあるお面や小道具、パブのブラックビールにいたるまで芸術的な撮影描写で見ごたえがありました。
先の見えない物語を楽しむことができる人にはぜひおすすめしたい一作
『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督作品のため、一筋縄ではいかない展開を予想していたら、やっぱりそうだった!という点では予想通り、という何とも不思議な作品です。
話の発端は謎めいているが、とても明快です。突然の絶縁を言い渡された男が、その真意も理解できず右往左往する中で様々なできごとが起きていくのですが、物語にちりばめられている要素がとにかく非常に不可解だったり、何らかの連想を促すようなものだったりします。島そのものは一定の住民が複数の地域に集住している、一つの社会であることは分かるものの、対岸で「内戦」をしているらしい本土とどのような繋がりがあるのか明言していません。さらにあちこちに配置された十字架、島の中心にそびえ立つ教会などからキリスト教の信仰が島の社会に深く根を下ろしていることは窺えるのですが、一方でファンタジー世界から抜け出したような謎めいた老婆が登場するなど、土着宗教の影響も仄めかしています。というか、題名の「精霊」そのものがキリスト教以前の神話世界で信じられていた存在だったりします。もちろん、絶縁の宣言を破って干渉してくるのであれば、指を切り落とす、という不吉な予告の(物語上の)意図も、容易には明らかにされません。
友人コルム(ブレンダン・グリーソン)に絶縁されたパードリック(コリン・ファレル)がなんとかそれまでの日常を取り戻そうとしてあたふたしたり激高する様は、時にいらだたしさを強調した描写であるため、その表面上の所作に秘められた意味を読み解いていく心積もりでないと、集中力が途切れがちになるかも知れません。結末に不思議な余韻を残す作品なので、様々な読み解きを促す作品という前提で鑑賞することをお勧めします!
良き変態
アカデミー賞ノミネート作品が徐々に公開されるシーズンに突入し、その中で先陣を切ったのが今作。正直、男同士の友情のもつれだけで映画になるのか?という疑問が強くありましたが、そんなものを一蹴してくれる快作でした。
最初におそらく仲の良かった男性2人が、理由もなく友達を辞めるという衝撃の宣言からスタートしますが、コリムはパードリックの退屈な会話よりも、思考や音楽に時間を費やしていきたいという頑固な考えではありますが、筋の通っているものでなるほどな頷けるもので、それに対するパードリックは信じきれずにコリムに付き纏うシーンが散見されます。
やがてコリムが話しかけるたびに指を切り落とすという残虐な行為を口走るまでになりますが、それでも関係を修復したいパードリックはまだまだ付き纏いますが、ついにコリムが指を切断して…というテンポがゆったりの筈なのに急展開を続ける悍ましさがありました。実際に自分がこの状況に陥ったら指を切り落とされるまでいかないと納得できないと思います。真相心理をしっかり突いてきました。
最終的には指を全部切り落とし、その指を誤飲してしまったロバのジェーンが死に、そこへの怒りが湧いたパードリックがコリムの家に火をつけるという復讐劇で終わりへ向かいますが、おあいこにはならず、互いが互いで違う道へと向かうラストに行き着きます。結局、二人の仲は戻る事なく、失ったものばかりという見方的には悲しい終わりになってしまいました。そうはならないでくれ…という終わり方になってしまいましたが、物語の終わりとしては綺麗にまとまっていたと思います。
登場人物がどこか不穏なのもこの作品の魅力的な部分です。ドミニクが妙に腹の立つ行動をしますし、ドミニクのお父さんも暴力ばかりなのも嫌ーな気分になりますし、店先の婆さんも悪態つきまくりですし、とにかくパードリックを引き立てるためか、周りの奴らがヤバめに設定させられているのも良かったです。
コリン・ファレルの表情が素晴らしくて、困り眉のおかげか良い人感が常に出ており、そこから繰り出される行動の数々がもどかしくも思えてきます。動物たちの表情も素晴らしく、ジェーンも馬も犬もどの子達も愛らしいです。
映画は観るまで分からないと言いますが、これは一本取られました。変態の極みで、突き抜けたものになれば清々しい事この上なかったです。感無量です。
鑑賞日 1/29
鑑賞時間 10:00〜12:05
座席 M-12
荒涼とした架空の島を舞台に内省的で陰鬱な物語が進んでいく
親友と思っていた男からある日突然「もう友達ではないから誘わないでくれ」と宣言される。理由を尋ねれば「残り少ない人生を無駄にしたくないから」という絶望的な返事(悲しいかな、理不尽だけどその理由は筋が通っている。悪いけど下らん世間話に毎日付き合わされるなんてごめんだ)。さらに「おまえがこれ以上俺に関わってきたら、俺は自分の指を一本一本切り落としていく」
海の向こうではアイルランドの内戦。二人の男のやりとり、関係はこの内戦の比喩なのだとか。
愚かなまでに優しい主人公は、何とか元の友達に戻ろうと俺(友)に必死に働きかける。止めとけよと僕は心のなかで叫ぶ。もう関わるな。そして宣言どおりに切り落とされた「俺(友)の指」が主人公のもとに届けられる。俺(友)の絶縁宣言は狂信的なまでに本気なのだ。
自分の身に置き換える。友人関係、恋人関係、何やら心当たりがなくもない。仲が良いと思っていた友が恋人がある日突然冷たくなる。心が苦しくなる。気がつけば、この暗い陰鬱な映像に引き込まれている。
荒涼とした風景。島から見える、聞こえるアイルランドの内戦。主人公とその妹の優しさと対比するかのように嫌な人物が次々と現れ(雑貨屋のおばさん、警官)、そして死神と噂される老婆が二人(誰とは言わないが)の死を予告をする。死の影がちらつく中、果して二人はどうなっていくのか。
何故だかよくわからないけど とにかく夢中で見た 理解しきれない所も...
何故だかよくわからないけど
とにかく夢中で見た
理解しきれない所もあったけど
あれだけ没頭してしまったのだから
作品としては成功なのだと思う
●評価できる点はわずかに2つ。1つは、実際のアイルランドの諸島で撮...
●評価できる点はわずかに2つ。1つは、実際のアイルランドの諸島で撮影された風景の荘厳さ。見渡す限りの海から荒涼とした岩盤層の大地まで、頻繁に差し込まれる絶景には目を見張る。時代考証と再現度が完璧であると称された、当時の孤島における生活様式や建造物の数々やセーターにも感服した。
●ヒューマンドラマに肝要な演技と表情も凄い。主役の情けなさとやりきれなさの様子、友人の気難しい苛立ちの様子、妹の強気でハツラツとした様子、若者の無教養かつ落ち着きのない様子。それぞれが見事に演じきられており、そればかりはいつまでも眺めていられる要素だった。各男優賞・女優賞にノミネートされるのも納得。
▲もうとにかく全編にわたって暗い、不快、気味が悪い。「アイルランドの内戦と親友同士の仲違いを重ねた」という触れ込みであったが、結局のところ意味不明。ただただ、本国から遠く離れた過疎地における、性悪あるいは奇人の老害たちの理不尽な言動を見させられる。そして、それに振り回される嫌悪感や、田舎特有の無力感を2時間ひたすら描写しているだけの作品である。
▲あまりネタバレをしたくないので多くは明かせないが、結末とその後も「観客のご想像にお任せします」というハッキリしないタイプ。鑑賞後の満足感など皆無。「マーティン・マクドナーらしいブラックな笑い」とかもう冗談じゃないし、クスリともできないただのブラック映画だった。この作品を絶賛している評論家を私は今後一切信用しない。
▲前述の2つの評価点による見どころがあったので最低評価の星1には断じないが、はっきり言って時間の無駄だった。そればかりか鑑賞の記憶を消したいくらいの負の感情が残った。「アカデミー賞候補」の宣伝文句につられて、私のように損をする人が一人でも少なくなるよう書き残しておきたい。わざわざ映画館に訪れてまで観る価値はない。いつか無料配信で眺めれば十分だし、それすら不要かも知れない。
※制作費…2000万ドル(推定)
歴史よりも優しさ。
手打ちはしない。
いくところまで、いけば、
引っ込みがつかない。
内戦、紛争、戦争。
闘う人は勇気がある人。
戦う事は勇気のいる事。
反対はしない。
違う考え方もある。
闘う事がデフォルトであった民族も、
刀狩り、疫病貧困、
たび重なる災害に遭い、
闘う事は、
言い争う議論すらも避けて、
根回し、専守防衛、
まあまあまあ、
事を荒立てるのはヤボですよ。
闘うor戦わないは、
国や民族の特性ではなく、
どこかの誰かが、
儲かるか、
損するか、
が、
唯一の判断基準?
どこかの誰かが勝手に決めてるから、
それに踊らされる事はないように、
気をつけていても、
巧妙に、
勇気、
愛国心、
といって、
煽ってくる、
21世紀、世界標準。
しかし、
本作は、
人も経済圏も狭い、
携帯もPCもない、
アイルランド近郊の架空の島の話し。
どこかの誰か、
ではなく、
俺の考え!
私のやり方!
仲が良かった、
たった2人の友達でさえ、
引っ込みがつかない、
血で血をあらう闘い。
が止まらない。
友人同士でも、
ボタンの掛け違いは、
とんでもない事になる。
共同体の事なら、
少なくとも、
誰かの利益で、
誰かの損得で、
指、
どころか、
命までさらされるのは、
避ける、
自分たちのルールで、
自分たちのモラルで、
精霊に問おう。
誰かのルールはいらない、
誰かのモラルはいらない、
必要なのは優しさ。
比喩を名優たちが演じる
表面的なやりとりだけだと、かなり意味不明。
昨日までの親友であった音楽家が、突然お調子者の主人公に絶交・二度と関わるなと宣言して、少しでも口をきけば自傷行為をしてでも抗議の姿勢を見せる。
なんのこっちゃ、とは思うが。
しかし、1922年のアイルランド内戦(および1960年代からの北アイルランド問題・紛争に至るまで)の、一連のアイルランド内の対立する民族や宗教宗派、組織、派閥などのいざこざの比喩と考えたら、全ての行動や発言の意味が一致すると思い至る。
また、タイトルの元になっているのはアイルランドに伝わるケルト神話「バンシー」=人の死を叫び声で予告する妖精の伝説のこと。
本作では怪しい老婆がその役割を担うのだが、予告するのは、前述どおりキャラクター個人単体の死ではないのだろうなと。
暗くて理不尽で、閉塞感に満ちた世界で、予測できない展開と、陰惨な会話劇。
これを最後まで飽きさせず観せてくれたのは、監督の手腕と、名優たちの抜群の演技力のおかげだったと思いました。
わからせてやる!何を?!
自分でもわからない。気づいたら戦いの渦の中、誰のための不毛な諍いなのか。
不条理、不合理、不釣り合い、不格好。
それでも離れられない。矛盾だらけのそれが人。
自然の美しさが、悲劇と滑稽さを包んでることが悲しい。
おじさん同士がもめるだけの話なのに
2023年劇場鑑賞23本目。
昨日まで友達だったのに急に嫌いになったと言われてハァ?ってなる話。
最後の最後に真相が明らかになるのかと思いきや早々に理由は分かります。
いや、まぁ分かりますよ、自分も昔電話でテレビ番組の話を2時間くらい聞かされてうんざりしたことありますから。
そこからコメディ調で二人のおじさんがドタバタ大喧嘩をするのかなと思いましたがスリー・ビルボードの監督だったわー。そんな訳ありませんでしたね。
この映画を見たほとんどの人が「いやそこまでやらんだろ これからどうすんだ」と思った展開、周囲もなんか「ふーん」くらいにしか受け止めてない気もしましたし、ファンタジーが過ぎるとは思いましたが、逆にこれくらいしないと映画になんないですよね。
ラストがなんかぼんやりした感じであ、ここで終わっちゃった?という感じでしたのでこんな点数で。でも内容の割に2時間楽しめました。
不思議な映画
ド派手なことも無い、でもやってることは異常で原因は些細だけど大きな問題。
たまに怖いけどどこかほっこりするようなモヤッとするようなそんな感じにとれました
とりあえず家に帰って黒ビールを飲みました。
憎しみと怒りに満ちた美しい寓話
リアルなストーリーとして見てしまうと説得力がないんだけど、人の分離感と恐怖、憎しみを象徴した寓話として見ると納得。アイルランドという神話的な土地、動物たちの重要な役回り、魔女のような老女の存在など、寓話的な要素がそろっている。
物語の背景にアイルランド内戦があるのも意味深い。
多くの人々の内面に、こうした他者に対する悪意や嫌悪感があり、それは痛切な痛みを伴って指の切断や自殺や戦争として現実化する。
「精霊」というと、日本人は、何か神秘的な良い存在をイメージするかもしれないが、原題の精霊にあたる「Banshees」は、苦しみに満ちた金切り声を上げる妖怪のような存在。闇の苦しみの中にあり、痛みに満ちた生の中にある人は、こうした悪霊のような存在になるだろう。
物語の闇深さとは正反対に、撮影と音楽が息をのむほど美しい。
アイルランドの自然の美しさと陰影のコントラストや配色など、映画的な美が満ちている。
加えて、アイルランド民謡をモチーフにしたであろう音楽も格別に良い。
こうした脚本を書くマーティン・マクドナー監督は、もしかしたらウツ病の傾向があるかもしれない。
普遍的な事柄を描いた傑作
話運びの巧みさ、撮影の美しさ、役者陣の演技、全てに唸らされました。鑑賞後にGQの監督インタビューを読むと、破局を描いた脚本とのこと、テーマが普遍的なだけに何通りも切り口があり私ごときの貧弱な文章力ではおいそれと感想を書くことも難しい(泣)。
前作のスリービルボードは世間の評価と自分の評価に乖離有りだったんですが、欧米のコメディとして分類される映画の楽しみ方がイマイチわかっていないのも原因なんだろうなと思っています。
本作もコメディに分類される様ですが、不見識を超えて刺さりました。生涯ベストとかフェイバリットを超えて、間違いなく素晴らしい一本。
パードリックとコルムの物語は、男女に置き換えても、肉親に置き換えても、例えばアイルランドとIRAの関係に置き換えられるものだと思います。
それって、自分勝手ってじゃないの?
ってのが第一印象。
最後には理由がもっとはっきりするかと思ったけど…。
奥深いその島ならではの理由か?
…でもなかったし(じゃああのばーさん何者?)
しかも、死んでねーし。
グリーソンさんとファレルさんの演技は良かった!
コーガンさんはまたまたあんな役で残念。
映画批評家や評論家さんってやっぱり一般人とは違うんですね。
絶賛らしいじゃないですか!
私としては配信で十分だと思います。
争いごとは突然やってくる
1923年、アイルランドの孤島インシュリン島は島民全部顔見知りのような小さな島で、そこで暮らすパードリックは友人コムルから突然絶縁された。理由がわからないまま妹や周りの人達に協力してもらいまたコルムと友人に戻りたいと思うが、コルムからこれ以上関わると自分の指を落とすと言われた。さてどうなる、という話。
1923年の春といえば、アイルランド内戦の真っ只中らしい。とすると、パードリックとコルムの争いは、この内戦に例えたのかも、って感じた。
ちょっとした考え方や価値観のズレで争ったり絶縁したり、内戦や国家間の戦争も同じことなんだろう。
午後2時からパブでビール?何とも変わり映えのしない退屈な主人公だが、仕事でよく行ってたイギリスでも流石に2時じゃないが、3時頃からパブに行く話で盛り上がり仕事ほとんどしてなかった気がする。
この映画観てて、アイルランドのダブリンへ旅行した時に飲んだギネスの美味かったことを思い出した。パイント、そんな注文の仕方してたなぁ、なんて懐かしく感じた。
ちょっと脱線しましたが、生きるってことを真剣に考えて、悩んでの行動は尊いものだと個人的には思った。それと、戦争の愚かさを訴えてるようにも感じた。ただし、指を切ったり放火はやり過ぎだと思うが。
退屈そうなストーリーの中にも奥深い見方が出来る作品なのかも。
脚本がダメ
友情で結ばれていたはずの男たちが、なぜか行き違って無残な闘いを繰り返す。
きっかけが何も示されないため、最後まで意味がわからない。
20世紀前半のアイルランド紛争も、二人のドラマには無関係としか見えない。
島の風景や俳優の演技が素晴らしいのに、実に残念な映画だった。
期限と関係性の地獄
The Banshees of Inisherin
子供じみた喧嘩を始めた相手から聞かされるのは時間の期限の話だ。
優しさは記憶と歴史に残らない
一方で、優しかった人の悪辣さは人を傷付ける
そして去るべき有能な人は去っていく
バンシー(精霊)は、自作の曲のタイトルと一度落として、最後に意味を回収する。対岸の内戦の死者に人は興味を示さないように、バンシーは生物の死を予告し弄ぶが、生物は取り憑かれたかのようにその期限の中で苦しむ。あえて宗教とも隔絶して描くことで、寂寥感の中、非情になりきれない人間性が滲む。
微妙でした
スリービルボードみたいな物を期待しましたがちょっと違ってました。ずっと同じような風景でテーマも同じなのですが、退屈させない作品でした。
しかし、なぜ急に心変わりしたのかが、最後までわからないのが、、、一方的な絶縁宣言なので内戦は関係あるのか?昨日までは仲間だったのに今日は敵だから?死ぬまで終わらないが暗示しているのか?妹の存在は何を意味していたのか?指を切ることは何のオマージュなのか?なんでドミニクは死んだのか?
バリー・コーガンは今回も良かった。ケリー・コンドンも絶妙なキャスティングでした。ジェニーが助演賞でよいのでは?
あんな島、いくら絶景でも絶対嫌だなあ。
後で考えていたら、絶縁に至る経緯の描写はやはり不用だと思いました。そこを描いたらかなり浅い作品になったのでは。
美しい…こんな島があるなんて
アイルランド内戦を概要だけでも知っていると解釈に違いが出る作品かも。
撮影の舞台となっているアイルランドの荒涼としつつも美しい絶壁の孤島。石垣で囲まれた土地に顔見知りとの平凡な毎日が続くが、そこに親友だったおじさん二人の喧嘩が勃発。
マクドナー監督自身の脚本だけあって、全くブレない進行は素晴らしい。終わってみれば、後味が良いやら悪いやら…
監督の真意は何処か考察したくなるな。
全306件中、201~220件目を表示