「終始全編ト-ンが暗く、パンチがスゲ-弱い感じ、何でこんなのノミネ-トかと思う。」イニシェリン島の精霊 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
終始全編ト-ンが暗く、パンチがスゲ-弱い感じ、何でこんなのノミネ-トかと思う。
雪が降ったり止んだり。
映画終わって劇場出たら 外の世界が真っ白だったら
やだな~と思いながらも 今日も劇場へ。
今日は「イニシェリン島の精霊」ですね。
※初日に観に行ってたけど 遅れてコメントです。(^_^;)
真っ先に感想言うと、何でこんな作品がノミネ-トの思い。
(他にも良い作品一杯あるやろと感じるけども)
オィオィまた意識高い系の奴らの仕業かいな~と思うわ。
資金回収がままならないのを見越して
先手で関係者に手を打ったんではと勘ぐってしまう・・・なぁ。
(闇パワ-な仕掛けを感じるぞ)
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追記:
イニシェリン島の精霊:THE BANSHEES OF INISHERIN(原題)
イニシェリン島:架空の島とのこと。
BANSHEES:精霊ではなく 妖精が正解らしい。
監督マーティン・マクドナー:映画より舞台演劇がメインで
アイルランド出身で活躍。
THE BANSHEES OF INISHERINの元となる 舞台劇作は、
本国では人気が全く無かった出し物。
それがこの映画ベースになっている様です。
アイルランドの内戦当時、離れた孤島内でも本島と同様に
小競り合いがあった事を表現しているのだという事。
背景は昨日まで親友であった者同士が、内戦により
引き裂かれて対立していくことを表しているそうです。
価値観、思考違いを根拠に 急によそ者扱い、疎外感を創って
この内戦に乗じていく話(意味不明的に)がベースなのでしょう。
問題は、こういった説明や、背景を一切映画内に示していないことが
問題と思います。
事細かに説明しない事が 新しい芸術性??とか
勘違いして評価しているのが事の発端かもしれません。
解り切っているだろうと解釈なく制作してしまって
結局、映画関係者等が事細かく説明しに
各SNS通じて投稿しているのが現状でしょう。
結局そのやってる行為自体を この映画内に求めないと
誰からも評価されないと感じますが。いかかですかね。
最近思う この人変わってしまったなぁ~と思える人
ウラジーミル・プーチン氏 でしょうか。
彼を指して揶揄してるとしたら それは面白いかもですね。
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MC:
パードリック(兄):コリン・ファレルさん
シボーン(妹):ケリー・コンドンさん
コルム(友人):ブレンダン・グリーソンさん
ドミニク(隣人、のろま):バリー・コーガンさん
久しぶりにコリンを観たな。相変わらず元気そうで良い演技を
感じました。
話筋----
1923年頃、アイルランドの小さな孤島・イニシェリン島が舞台。
パードリックはある日、親友と思っていた音楽家のコルムから
突然避けられて 絶縁を告げられる。
長年の友だと信じていたが、何故彼が突然そんなことを
言い出したのか理解出来ないパードリックだった。
なんとか取り入れられ様とするがコルムから一方的に
「これ以上自分に無駄話をして関わってきたらオレは
自分の指を1本づつ切り落とす」と怖い脅しの宣言を
されてしまう。それは 意味不明なヤツ同士のけんかの
始まりだった~。
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まあ、あれだね、この作品は観ても観なくても
自分の人生に何のプラスにも成らない内容でしたね。
島に警官がいて(ドミニクの父) 虐げられたドミニクを
かばって一晩 主が泊めたら
息子を帰せと 何故か理不尽に暴力的に殴られたところが、
何でヤネン・・・の思いはしたかな。
観てても ハリが無く全編暗いわぁ。
田舎の海辺で景色は良さそうなのだが、
いかんぜん天気悪ぅぅぅぅぅぅい。
どんよりし過ぎ。
それが この映画を物語っている。
急にオレに近づくな~話かけるな~ みたいなヤツ
居るかもだけど、話しかけたら自らの指を切り落として
相手の家のドアに投げる~
そんな事する どアホは普通いねぇよ。
そんな奇行シ-ンで ノミネ-トしたんじゃ無いだろうね~
家を出て行くシボーン。
店のおばはんも異常者的で、 手紙読む?勝手に?
怖すぎな島の住人で、誰でも引っ越しするよね
本島の方へね。
隣人や住人と 心通って暮らしていたかと思えば
突然180度変わって 避けられる この展開。
本描いた人の体験が元の様に感じますね。
昨今、スマホ携帯ばっかりで 会話がメッキリ減ると
こんな友人関係になるんかな。
最後は、指食べた主の飼ってたロバが死んで
怒り心頭で絶交友人宅を事前宣言し放火。
(なんやそりゃ(=_=))
犬は出しとけって言ってたから 逃げてて、
本人は中に居たけど、最終的に海辺に居て助かってて
友人宅は 全焼!
そして 微妙に仲直り ・・・なんだろうか~この展開。
”疑心暗鬼” その言葉そのまま的な内容でした。
もうちょっと脚本をしっかりさせて欲しい願いかな。
お金と時間ある方は
劇場にどうぞ!