「凄いものを観てしまった。」イニシェリン島の精霊 なんてこったさんの映画レビュー(感想・評価)
凄いものを観てしまった。
向こう岸で起こっている戦争の黒煙と遠い爆発音に悪態をつきながら主人公の廻りで起こる不可解な切れつ、最初は冗談混じりに始まり次第に抜き差しならない状態に、後半大人しい主人公と過激な友人の関係性が逆転していく過程が怖い、色んな比喩が込められた物語に思える主人公と友人のラストでの会話が唯一の救い。
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向こう岸で起こっている戦争の黒煙と遠い爆発音に悪態をつきながら主人公の廻りで起こる不可解な切れつ、最初は冗談混じりに始まり次第に抜き差しならない状態に、後半大人しい主人公と過激な友人の関係性が逆転していく過程が怖い、色んな比喩が込められた物語に思える主人公と友人のラストでの会話が唯一の救い。