ボーンズ アンド オールのレビュー・感想・評価
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そっか、人間は生肉が美味いのね。臭うけど。
えっ!友達の指を食べて逃げる18歳女子高生のマレン。そして、突然現れたジジイに、食べたくなると我慢できないよねって共感される。あら?近所に人喰いの同族いたんだ。ジジイによると人喰い族は想像より沢山いるんだとさ。臭いで分かるらしい。そして父親に捨てられるマレン。1人で生きたくないので母親を探しに旅に出る。そして運命の出会い。スーパーで万引き中、偶然知り合った同族のイケメン男子リー。仲良くなって一緒に母親探し。いろんな州をドライブするんだけど、流石、アメリカは多民族国家だ、同族が結構いる。そしてどうでもいい人間は喰ってもよし。日本より行方不明の人多そうだわ。後半、やっと母親に出会えたのにね。そりゃ生きづらいでしょ。周囲に秘密で人喰い続けなきゃいけないんだもん。メンタルやられて当然だ。しかし、なぜ誰も捕まらないんだろうね。そこが1番のモヤモヤ点。
そしてラストのドタバタ。えっ!なんで?て、思ってたらハッピーエンド。罪の反省なし。つか、罪じゃないのね。ふ〜ん。
ちょっと変なラブストーリー。楽しかった。
勿体無い!!
現代のバンパイア物語?
もう少し葛藤と苦悩も見せて欲しかった
が
主人公がいうほど苦悩してない気がする。
なので
同族とのラブストーリーも
いうほど切なく見えない。
もっとドラマチックになりそうなのに
勿体無い!!
American Ghoul
今回の「同族」は一風変わった特徴を持つ。
ただ大括りでは「カンニバリズム」に分類して良いか。
ここでの「人喰」は〔東京喰種トーキョーグール〕の「喰種」のように
人を食べねば自身が生きて行けぬわけではない。
普段の食事は常人と変わらず、ただ時として
人を喰べる欲求に突き動かされ
夢遊のように行為に至る。
それは性衝動にも似ているのだろうか。
なので、そのサイクルにも決まったパターンは無い様子。
数年喰べずにいても平気なのに、突然に短いスパンでの多喰を繰り返したり、と。
また遺伝の要素を色濃く描いているのも象徴的。
父から息子へ、母から娘へと伝わるとも。
しかし、その親子間でも喰欲の対象とはなり
一般的な愛情が必ずしも欲求への阻害になるとは限らぬよう。
中には「同族」は喰べぬとの、誓い?を立てる例も有るようだが。
とは言え、妻或いは夫を手に掛けることはないらしく、
これは親子の情よりも夫婦のそれが勝るとの示唆だろうか。
次第に明らかになる
そうした複雑な設定を背景に、展開されるのは
あまりにも悲しい濃密な愛のかたち。
世間には受け入れられぬ少数者が身を寄せ合う。
一つ所に長々と居ることはできず、
仲間のコトは匂いで探知はできるものの、
積極的にはかかわろうとはしない。
家族の中でも自分だけが異端のケースもアリで
距離感を保つことすら困難。
望んでこのように生まれた訳ではないのに、
切な過ぎる身上が涙を誘う。
そんななか、一組の若い男女が米国内を旅する{ロード・ムービー}。
唯一変わっているのは、金品と移動の為の足の入手、
そして一番大事な喰う欲望を満たすための手段が
人間の捕食である点だけ。
その大枠さえ外してしまえば、
よくある{メロドラマ}とさほどの違いはなし。
とは言え最後の最後まで、その設定が存分に発揮されているのだが。
旅の目的が達成された結果はあまりに衝撃的。
しかしここまでは実は序章にしか過ぎず。
終章に向け、更に心をかき乱す流れが待ち受けている。
『高橋留美子』の〔人魚〕シリーズや
〔ぼくのエリ 200歳の少女(2008年)〕でも描かれた
先が見えない、虚無感に縁どられた未来。
とりわけ後者とは、最終的な愛のカタチも近似しており。
自分を自分の名前で呼ぶ人
怖いよ、サリー
食生活が普通の人だとしても拗れてます
あとクロエセビニーさんも、こわかった
肉だのサカナだの、ふだんはたくさん食べているのに、
一旦捕食される側になったとしたら、これは最高に怖いし、嫌悪しかない
恐竜が怖いもんだと再認識させてくれたジュラシックパークを
観た後の気分を思い出しました
食べられたくないなぁ
ベビーシッター食べちゃうのが、人喰いあるある、なトークで笑えました
主人公たちはしあわせになってほしかったけど、やっぱり食べるかー
骨ごと。
タイトルがそういう意味なんでしょーね
2023年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨
ホラー映画かと思ったら恋愛映画でした…
でも…
めちゃくちゃ面白かった!笑
サリーに同情するオレは異端中の異端!?
いや、変態やなと思いました。
*もちろん、スプラッター・ファンにもオススメ!笑
美しくて哀しい物語 with 不気味なサリーちゃん
吸血鬼ではなく人間を食べてしまうイーターだから、グロいシーンは当然ある。だが、ティモシー・シャラメ王子のルックがそれを中和してしまい、純愛の物語にまで昇華しようとする。アメリカの雄大な自然をバックにピックアップトラックで移動する若い2人が絵になるし、美しい。
それだけで終わってしまっては、面白くない。不気味なサリーちゃんが、美しい物語に強引に割り込んでくる。長く伸びた髪をおさげにしたインディアン風のファッションに身を包み、ヤバイ匂いがプンプンするじいさん。
このじいさん、死にそうな人間を捕食するという倫理観を持ち、ハイエナやハゲタカのように慎重かつ狡猾に生きながらえてきたと思われる。
そんでこのジジイ、忘れた頃にカットインしてくるんだけど、背筋がゾゾゾってくる強烈な嫌悪感付きの恐怖を感じずにはいられない。
生きている人間を殺し食べると言うことは、その人の人生を終わらせるだけでなく、その人の家族までも壊してしまうということにマレンとリーは気づく。
葛藤のまま生き続けるのか、捕食者としての本能のまま生きるのか。物語の終着点は、美しくて哀しい。
ティモシーシャラメの美しさは唯一無二
映像は美しいんだけども…緩急と言われればそれまでだけど会話劇に面白みが感じられなくて眠くなっちゃったなー。
人を食べるシーンはある意味アートっぽくて、ティモシーシャラメの美しさは本当に唯一無二。
結末もそうなるだろうなーという感じだけど、マイノリティーへの視点という意味でアカデミー賞が注目するのはわかる。
ベジタリアンになろうかと思ってしまった
寝不足で映画館に入ったのだが、
グロめのシーンが結構多いので最初から最後まで眠気は感じずに見れた
主人公たちは生まれつき、人を食べたいという欲求が抑えられない
牛舎にいる牛たちを見て、その牛たちの命に思いを馳せるシーンがある
それを見ていて、
「普段何気なく自分も牛肉や豚肉を食べているけれど、
それも突き詰めると、この映画の主人公たちと大差なく、残酷なことなのではないか?」
と考えてしまった...
まだ決断まではいたっていないけれど、
ベジタリアンになろうかなと本気で考えるきっかけになった...
この映画には、初恋とか別の主題もあるが、個人的に強く印象に残ったのはそこ。
人間が哺乳類の肉を食べることの残酷性
孤独、疎外感、同族嫌悪、拒絶、アイデンティティークライシスからの忘れえぬ青春恋愛、そして自己肯定・受容へと至るカミングオブエイジ…骨ごと全部味わいたいイーター(食人族)カップルによるロードムービー
ただの友達
自分みたいな存在が"この世に自分一人だ"と思えば、仲間(同族)に出逢えばもっと嬉しくて安心したり落ち着いたりしてもいいはずなのに、彼女の心はざわついたまま。社会不適合者という烙印や、"自分は彼らとは違う"という認識。それらを際立たせるように、実際出てくる同族たちはヤバめなキャラ多くて観客も安心できないだろう。それらを通して描かれるのは、思春期や大人の階段を上るにつれて身体的変化などで戸惑う気持ち。それはニキビでも天パでもオタクでもなんでもいい。そうした"こうじゃないはず/こんなはずじゃ!"という蔑み、あるいは劣等感みたいなものも扱っているように思えた。
恋人同士
テイラー・ラッセル主演 × ティモシー・シャラメ共演 × サリーことマーク・ライアンスの怪演も光る!流れるラジオや中性的な服装など80sを感じる。シャラメの髪の色含め。『君の名前で僕を呼んで』監督主演コンビによる異色の(と言うほどかはさておき)恋愛映画で、『君の名前で僕を呼んで』要素も ✕ 珍品リメイク『サスペリア』要素も見い出せそうだった。トレント・レズナーによる音楽サントラでもポイントを稼ぐ。極め付きは、お洒落編集が鼻につくルカ・グァダニーノ監督だけど何を思い上がっているのか、エンドでタイトルの前に「ルカ・グァダニーノの」と付いていたときは、『ネオン・デーモン』での「NWR」に近いものを勝手に感じて少し芳ばしかった。
23-026
衝撃的な予告映像と設定で、
ホラーなのかな❓と苦手なジャンルだけど
ティモシーシャラメ見たさに鑑賞。
多少のグロシーンはあるものの、
完全なる純愛ドラマ。
普通じゃない共通のアイデンティティが二人を惹きつけ、葛藤し、愛し合う。
愛の深さを知ることができました。
孤独のグルメ
喰人の少女と同族の青年の葛藤と恋愛のロードムービー。
…って書くと何のこっちゃ?だけど、油断して友人の指を囓ってしまったことで父親と町から逃げたマレンが、18歳になり父親に捨てられて、顔も知らない母親を捜す旅に出て、道中同族のサリーやリーに出会いというストーリー。
あらすじ紹介にはリーとひかれ合う中でサリーと出会う様な感じているけれど、サリーと先に出会って自身が喰人族であることやそれがどういうものかを知った上でリーと出会うのね。
そういう種族であることや抑えられない衝動、そして起きてしまった過去の出来事と向き合い、葛藤しという悲しい物語に怪しいサリーの引っかき回しで、これは運命の中でのせめてもの幸せなのか…なかなか面白くはあったけれど、当然共感出来るものではなくて、イマイチ没入出来なかったかな。
ホラーではないな…
ホラー、ってうたうなら人肉食いのショッキングさがないと…。売り方間違ってるのではないかと思うが。人肉しなくてはならない人達の生き方の葛藤と道の開き方。題材はショッキングでお話もつまらなくはなかったけどどう読み込んでよいのかなかなか難解…。
トレント・レズナー&アッティカス・ロス
2016年、アメリカ図書館協会のヤングアダルト図書館サービス協会が主催するアレックス賞(12歳から18歳のヤングアダルトに特に薦めたい大人向けの本10冊)を受賞したカミーユ・デアンジェリスの同名小説(未読)を映画化したもので、映画の製作にはシャラメも名を連ねています。
そのシャラメと『君の名前で僕を呼んで(18)』以来の再タッグの監督はルカ・グァダニーノですが、二つの作品に共通して言える「小説らしさ」の雰囲気を壊さない構成と演出が、題材としての不気味さを補って余りある「愛の力」が伝わる表現力に魅了されます。
そしてまた、主人公マレン(テイラー)の心情の変化或いは安定を肌感覚のようにイメージさせてくれる劇伴、『ソウルフル・ワールド(21)』『ゴーンガール(15)』『ドラゴン・タトゥーの女(12)』等々でお馴染みの信頼のコンビ、トレント・レズナー&アッティカス・ロスの仕事が素晴らしく、状況の説明をわざわざセリフにする必要がない「演出」として、映画作品としての重要な要素を担っています。
出演者もそれぞれ素晴らしい演技で、特にマレンを演じたテイラー・ラッセル。眼差し一つで感じさせる存在感、大人へと変化していく少女の戸惑いや葛藤を見事に表現していると思います。
また、謎の男サリーを演じるマーク・ライランス、流石です。不気味ながら有無を言わさぬ感じで追い詰める様子は、「マレンでなければ」と思うと本当にゾッとします。終盤のシーンで見せる「涎」には、観ていて思わず顔を背けました(笑)。
よかったけど‥
良かったけど、カニバリズムを題材にしてるんだからもっと話どうにか出来なかったのかな。
恋愛も狂気の方もどっちも中途半端だった感じした。
もっと狂気寄りにした方が個人的には良くなるんじゃないかな‥
サリー役の人はかなり良かった。
シャラメ待ち!?
テレンス・マリックの『地獄の逃避行』やジム・ジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』に『TITANE/チタン』のジュリア・デュクルノーが監督した『RAW〜少女のめざめ〜』をごちゃ混ぜに新進気鋭の若手監督が撮った作品みたいで!?
ティモシー・シャラメが登場するまで焦らされる、序盤はサリーがシャラメだと思い三人で協力し合う方向性かと、警察が追っ付かないツッコミどころで物語自体に説得力なし、ファンタジーと受け止めながら単なる連続殺人鬼?犯?カップルによる追跡者が存在しない逃避行、正しい側に思えるマレンも殺人に加担しながらの開き直り、無駄な役割に感じるマーク・ライランスは寂しがりやのストーカーでしかなかった。
喰うなら若くて綺麗な方が、基本的に狙いを定めず行き当たりバッタリな展開、薬物中毒者の話にも、あんなクロエ・セヴィニーは見たくないなぁ。。。
毒を食らわば皿まで
予告でなんじゃこりゃと思いつつ
何度か観てるティモシー・シャラメ出演だし
どんな役回りかと興味持って観賞
…感想としては
「純愛ホラー」ねぇ…
どの程度その「属性」に支配されて
いるのかが取り出せずただただ
行動原理がぼやけて浅い感じ
カニバリズムという
突拍子もないテーマを取り扱う
ようで全然やれてない
(やる気はなかった)感じ?
少なからず「当事者」がいる
事柄であることを考えると
見た目以上に軽いノリ
たぶん1980年代くらいの
情報がまだ錯綜してないネットレスな
世界のアメリカ
学校で女子お泊まり会に誘われた
厳しい父と二人暮らしの
マレンは話をしている少女の
指を不意に…「食べだして」しまい
血まみれになりながら自宅に
帰ると父は抜け出した理由も聞かず
一緒に荷物を抱えて逃げ出します
マレンは人を食べたくなる
衝動が抑えられない
そしてそれらの行為の記憶を
ほぼ失う(無意識にやる?)
という習性があり
それが原因で母とはもの知らぬ
間に離別
やがて父も出生証明書と
いくらかの現金
そして独白した肉声テープのみ
を残して消えてしまいます
マレンは悲しみに暮れると
ともに自分の出生の真実
母に会いたいといった気持ちで
証明書にあった場所へ向かいます
その途中サリーという
「臭いで分かった」と言う
怪しい初老の男が声をかけてきます
サリーは「同族は食べない」と言い
家に誘い食事をごちそうすると
言いますがどうも様子がおかしく家の
二階にあがると心臓発作か
何かで倒れている老婆を発見
マレンは助けを呼ばなきゃと
最初は言いますが衝動に勝てず
思い悩んだ末
その老婆が朝に亡くなったところで
二人は…
サリーは色々自分の話をし
食べた人間の頭髪を
繋いでロープにするなど狂気的で
怖くなったマレンはその場を
逃げ出します
その後次の町で染みついた臭いを
取りたいが金もないので
スーパーで物品をくすねていると
リーという青年がチンピラのおっさん
の気を引いて見逃してくれます
しばらくしてマレンがスーパーを
出ると血だらけになったリーが
向かいの建物から出てきて…
お前もかい!
そこでリーと知り合い
マレンは母のところへ一緒に
行ってほしいとリーに告げると
アッサリ受け入れます
サリーもそうでしたが
こんな習性がある者同士
孤独を感じている部分は共通で
二人はやがて愛し合うように
なります
どうもこの人食い習性
食べないと飢えて死ぬとか
ではないようで普通に
飲食もできるようです
(それでは物足りないとか
味がしないとかって描写も
とくにないんでいまいち
重みがわからないんですが)
途中ほぼ自分の快楽のために
捕食する男たちなどに出会い
マレンは困惑しますが
どうも食べたくなるのは
衝動にまかせたかどうかで
制御できるのは自分次第の
ようです
リーはマレンと違い母も妹も
いて家庭には恵まれてますが
習性はある程度仕方のない
ことだと割り切っていますが
どうしようもないクズそうな
奴を狙っていたようです
しかし遊園地で襲った
ゲイっぽい男は家を調べると
妻も子供もいてマレンは
ショックを受けますが
ひとまずその場を逃げ出します
そして二人は母の実家に着き
母の現在を訪ねると精神病院に
いると聞きそこへ向かうと
もはや精神が崩壊し
両腕を失った人間がいるだけ
崩壊する前に書いたという
手紙では途中マレンが見る
悪夢の中で父が人食いを
する側だったかのような
描写もありましたが
衝動を抑えられなかった
のは母のようです
真実を知りショックを受けた
マレンは自分はコントロール
すると言いますが
リーは自分の考え方を
変えようとしません
そこでいったん二人は
別れます
その後マレンは
ずっと追いかけていた
というサリーと出くわし
あの女みたいな男と別れたのなら
一緒にいないかと言われますが
こんなストーカーオヤジは
嫌じゃと拒絶すると途端に
ブチギレられます
このオヤジがじつにキモくて
キモくて絶妙なのです
そこから一か月後
マレンはリーに会いに行くため
リーの金髪がきれいな妹に
居場所を聞くと色々教えてくれて
粗暴な父にDVを振るわれたところで
リーは妹を守るために抵抗し
父は死亡したためリーは
殺害容疑もかけられたが
無罪になったという話を聞きます
マレンにはその真実はわかって
いましたが二人は再会し
リーの考え方も理解し
衝動を抑えて社会で普通に生きて
いこうと街を移って
暮らし始めます
マレンは本が好きなので
図書館の職員を務め
二人で仲良く暮らしていました
しかしそこへやってきたのは…
やはりサリー!
一緒にならなかったマレンを
ストーカーよろしく殺しに来ます
同族は殺さないとか言ってた
サリーはもうそんな自分ルールは
なくただの殺人鬼
そこへ駆けつけたリーと
もみくちゃになりマレンは
サリーの息の根を止めます
やがてマレンはサリーの
持っていた頭髪のロープに
「見覚えのある金髪」も
結ばれていました
この乱闘でリーも肺に重傷を
負っておりリーは自分を食べろと
マレンに言います
しかしマレンは否定します
そこで画面は暗転し…
風舞う草原で寄り添う裸の二人を
少しずつ迫りながらやがて終わって
いきます
うーんなんというか
カニバリズム自体は
宗教的にであるとか
精神的に異常な状態でそうした
行為に至るとか
極限の飢餓状態で緊急的に
といった前例があるわけで
それ自体を主体的に扱っている
今作とは関連性はないと
思います
つまり結局のところ
マイノリティや
特殊な性癖であるとかを
比喩的に扱いたいって
意図が見え見えなのです
それでも社会に溶け込めるか
どうかは自分次第だよ
みたいなね
そのへんを指して
「とことん食い尽くせ」
( Bones and ALL )
というタイトルなんですが
言いたいことがちぐはぐ
マイノリティを認めろと
世間に主張いう最近の
風潮ですか?
80'sビジュアルは美しいし
これぞ細マッチョの究極形態
と言えるシャラメの魅力は
たっぷり感じるので
まぁうら若き女性ファンは
それだけでも観れ…
でもこのテーマで観に行きたくなる?
昔シュワルツェネッガーが妊娠する
っていう映画がありましたが
あれ誰が見たかったんですかね?
美しくも切ないロード・ムービーだが、ラストの展開には疑問を感じる
自分を理解し、受け入れてくれる者の存在は大切である。
それにしても、親切で、生きる知恵を授けてくれる老人のことは拒絶する一方で、つっけんどんで、危うさを感じる若者には自ら助けを求める少女のダブル・スタンダードには、「それはそうだろう」と納得しつつも、内心、笑ってしまった。
普通に考えれば、欲求を満たしつつ、人を殺さずに生きていけるのだから、老人と生きていく方がいいに違いないが、思春期の女子であれば、イケメンの方を選ぶのは致し方のないことか・・・
まあ、もしも少女が老人を選んでいたら、ラブ・ストーリーとして「絵」にならないし、美しくも切ないロード・ムービーも成立していなかっただろうが・・・
ただし、同族同士でトラブルになるラストには、もっと違う描き方ができなかったものかと、少なからぬ疑問を感じてしまった。むしろ、「怪物として人間に退治される」みたいな展開にした方が、阻害され、排除されるマイノリティーの悲哀のようなものが、より一層際立ったのではないかと思えるのである。
後藤家は出ません
待ちに待ったルカ・グァダリーノ監督最新作!!R18区分というガチグロデスク案件かと思いましたが、全然構えるほどのグロデスクさはありませんでした笑 サスペリアの方が断然グログロです笑
今回はアメリカでの製作となり、アメリカらしいロードムービーですが、ファーストショットから完全にルカ・グァダリーノ監督の画です。撮影監督も今までと違うのにすごい。左右にフッと振るカメラワークや、ズームなどもルカ・グァダリーノ作品だなぁっていうショット。
肝心の食人シーンは意外とあっさり笑
ただ、マーク・ライアンスの不気味さは半端ない。立ってこっち見てるだけで怖いって彼にしか出来ない笑
途中で出会った食人族の2人組(1人はなんちゃって食人族でしたが)も多くは語られなかったが、普通にこの世界に存在しているかのような不気味さがあり良い味を出していた。
ラストはボーンズアンドオール(骨まで全て)"食べて"という作中2回ほど出てくるこの言葉を補完するラスト。ある種の通過儀礼的なことを主人公が終えてエンディング。行って帰ってくるがロードムービー、ジュブナイル映画の鉄板でしたが、行きっぱなし、先行き不明のラスト。
ガンニバルといい最近食人ネタが多かったのですが、本作は食人行為自体(歴史的・文化的背景)はそこまで掘り下げていなかった。誰一人調べようとすらしていなかったのは不思議だった笑
あれくらい緩く社会に潜んでるなら誰かしら捕まってて、一般的に知れ渡ってもおかしくないのに。みんな上手くやってるんでしょう笑 そこはテーマにしていないというのはわかった。
ラストに賛否両論とありましたが、この結末は誰でも予想出来たんじゃないかと思います。単純に作品の出来に賛否両論なんじゃないかな笑 北欧テイストのアメリカ横断ロードムービー。とても不思議な映画だった。
大手配給ですが、ミニシアター系の内容だと思います。
公開初日はシャラメファンらしき女子達が客の9割くらいでした。
映像、音楽共に良かったので★1つおまけ
ポール・バーホーベン監督の「ベネデッタ」と同日公開と聞いた時は勘弁してくれと思いましたが、なんとか初日ハシゴして観ました笑
どっちも良かった。。
パンフレットも相変わらず凝っているが高い!笑※最近のパンフレットは普通に1000円超えてくる。。。
イーター
ビミョー…(笑)
60~70点の間かな?
カニバリズムを描いた映画ですが、ロードムービーでもあります。
音楽は、静かに美しくアコースティックギターを奏でてるので、
禁断で恐ろしいテーマながら、美しさも感じてしまいます。
イカれてるけど(笑)
この映画の影響で、人を喰いたいと思う人間が増えそう…
けっこう淡々としてて、静かで美しい音楽もあり、眠くなりました(笑)
映画館を出る時の気分は、
イカれてる…胸クソわる…
です(笑)
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