劇場公開日 2023年5月12日

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「映画にする必要はなかった。」TAR ター 蛇足軒瞬尖太さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映画にする必要はなかった。

2023年6月26日
PCから投稿

ひとり芝居で充分だった。

ケイト・ブランシェットは良かった。

シャロン、フランチェスカ、
ペトラ、そしてオルガ。

脇が全く機能していない。

それぞれ芝居は上手で、
なんとなくリディアの事を、
それぞれ考えているのであろうことは伝わってくるが、
リディアの崩壊に(または、
それを食い止める役含め)、
どう機能させるかを、演出できていないのは致命的。

素晴らしいキャストが集まっているのにもったいない。

シナリオというより、
演出というか、
リディアに頼りすぎ。

もともと、シナリオには、
オーケストラのシーンが、
多かったのかもしれない。

それぞれとの関係を、
コンタクトを振るターで、
魅せることはできたかもしれない。

コロナ禍での大人数での、
撮影の大変さは身に沁みて共感できる。

シナリオの流れを考えると、
ラストの意味を多様に解釈することは困難。

蛇足軒妖瀬布
蛇足軒妖瀬布さんのコメント
2024年2月1日

新たなステージで復活!いいですね。コメントありがとうございます😊

蛇足軒妖瀬布
りかさんのコメント
2024年1月31日

ターの崩壊→クラシックの崩壊?→モンハンでの指揮=ターの復活←これこそ監督の思い、

りか