「宣伝の仕方が悪い」TAR ター ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
宣伝の仕方が悪い
2023年劇場鑑賞115本目。
女性指揮者の音楽にかける狂気・・・みたいなあおりをポスターでされると、やはりこちらとしては「セッション」の鬼教師を思い浮かべてしまうわけですよ。
それを想像して観ているとなんか普通の人というか、音楽に対してではなく、自分に対しての守りを大事にしている気がして、なんかもっとめちゃくちゃなのを期待していたので肩透かしでした。
最後もえっ!というところで急にはしごをはずされた感覚でした。
後は今の状況を、場面を見せてこちらで頭の中で組み立てることを要求してくるので、人の区別をつけるのが苦手な自分には誰が誰やらさっぱりだったのもあります。
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