サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
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この先に期待
フェーズ3以降、個人的にツボる作品がなく、興行的にも振るわないものも多かった。
ただここ最近はドゥームに向けて盛り上がりつつある感じがする。
今作も繋がる作品ということで、ストーリーもキャラ紹介しつつチーム結成から次作への布石というながれは良かったかな。
テンポも良く、これまでの超絶かっこいいヒーローではないのがまた良いですね。落ちこぼれ集団ががんばる、というのが。
まぁ一部キャラがあっさり退場するのはちょっと…と思いましたが、全体的にまとまっており、観やすい作品でした。
ただ、ドラマありきのキャラクターとかやめません?誰かわからん。
バッキーがかっこいいに尽きる
フローレンスピューの重厚感を楽しんだ
R.I.P.タスクマスター
「キャプテンアメリカブレイブ〜」から直接の続きであり、次回作「F4」へのつなぎ(宣伝)も出来ている点では及第点。
皆がご指摘の通りポスターにも写っている、「ブラック・ウィドウ」のヴィラン、タスクマスターの早々の退場に不満を持つ者が多いのではないか(実際に制作陣へクレームが入ったとのことw)
監督曰く、
・物語の悲壮性を高めるために誰か死ぬ必要があった。
・ある程度動かしてシナリオ終盤で死なすのはシナリオのバランスを崩す。
・DCの「スーサイド・スクワッド」だってメンバー死んでるから。
ならばひとりと言わず2、3人犠牲にするべきだったと思う。
ヴィランのヴォイドも第2人格のようなもので、イマイチぱっとしない。
コレはデップーに改変して貰う案件だな(笑)
エレーナの為の映画
思ったよりアクションは無がなく盛り上がる用なアクションはなかったです。ストーリーは出演キャラの過去の闇を描いた感じで、特にエレーナに主点を置いてる感じで、サンダーボルツだけど主人公はエレーナです。セントリーの心の闇の中もなんか音楽も演出もホラーチックで、ちょくちょく演出が他の映画を真似てるみたいにみえてオリジナル性がないように感じた。
最初の方にタスクマスターを無駄に退場さすのが意味わからないのと、セントリーが人々を影みたいに消していくのを、監督が広島の原爆で人が消えたら影後みたいになるのを着想を経て描いてるのが気に入らない。
この監督は原爆やタスクマスターを即退場させることによってサプライズみたいに思い、人の命を軽視してるとにしかみえない。
結果、サンダーボルツという新しいオリジナルな映画じゃなく、ドラマの続きの映画版にしかみえない。ただエレーナの演技はうまく、エレーナの心の弱さをみたときは心にグッときました。
サンダーボルツはサッカーチーム?ピューはGKだって。
5月5日(月)
TOHOシネマズ日比谷で「サンダーボルツ」を。
マーベルは殆ど観ていない。たまたま観た「デップーとウルヴァリン」が下品で愚劣だったから、まぁ観なくて良かったと思っていた。見逃して残念に思ったのは「ブラック・ウィドウ」位だ。
アベンジャーズはもういない、という謳い文句とフローレンス・ピューがメインなので観に行った。
フローレンス・ピューは脚が太くて短い。
足が細くて長い女が格闘技が強い訳がないので、オープニングのダイブから格闘でバッタバッタと敵をなぎ倒すピューは素晴らしい。
マーベル観ていない私にはメンバーが判らないが、過去作出演者ばかりらしい。
その中でクレジットにはオルガ・キュリレンコがあったが、何処に出ていたのかと思ったら直ぐに死んだマスクの女(タスクマスターと言うらしい)だった。何で彼女だけ直ぐに死んじゃうの?大人の事情か?
戦う相手がボブの心の闇って言うのがちょっと珍しい。
Will returnって、ボンドかよ。
続編決定なら、またピューが主演か。それならサンダーボルツで良いんじゃねぇ。
やっぱり「ブラック・ウィドウ」は観ておけば良かったようだ。
待ち望んだヒーローの誕生譚
『アベンジャーズ エンドゲームが』終わって以降、私はヒーローの誕生譚に飢えていた。旧ヒーローたちの続編ではもちろん満たされない。『シャン・チー』や『エターナルズ』は結構いい線いっていたが、それでも旧ヒーローたちの匂いが濃く漂っていたように思う。
そんな私の欲求を本作『サンダーボルツ』は満たしてくれた。しかし、もちろん、本作のヒーローは全員過去作にも出ていた。だから厳密には誕生譚とは言えない。しかし、だ。彼らが過去作に出ていたのは、ヒーローとしてではない。悪役としてだ。そんな彼らがヒーローとして目覚め、ヒーローチームとしてやり直すのならば、それは”ヒーロー”の誕生譚と呼んで差し支えないだろう。
その誕生譚がエレーナをメインに語られるのもまた良い。本作のキャラで最も人気が高いのはバッキーだが、バッキーはすでに善の心を取り戻して何回かヒーローとして活躍もしている。そこで、エレーナだ。善行を行いながらも裏の仕事に従事する彼女が、足を洗うことを望み、心のうちから湧き上がる善意によって他人を救おうともがき、葛藤する様の美しいことよ。
ただその分、ゴーストの描写が割を食っていたようにも見える。彼女のためにドラマでもよいから一本作ってくれないかと思う。そのうち活躍の場が与えられることを祈っている。
と、ほぼ絶賛だが、終盤にアクションが少なかったのはちょっとだけ不満。その分ヒーローとしての精神が描かれたから全体としてはプラスだが。まあ、一番の不満はやっぱりタスクマスターの件ですけどね…。
パワーはB級だけど心で戦え!負け犬たちのメンタルパワー大戦
ヒーローがいれば必ずヴィランがいる。中にはヒーローより人気になる敵役だっている。しかしスーパーヴィランと呼ぶには大袈裟な半端な中ボスたちの立場はより複雑だ。名前をはっきり思い出してもらえるわけでもなく、どの作品のどのあたりにいたのかさえ曖昧だ。華々しく散ったわけでもかっこよく味方になったわけでもない。まさに半端者。今作はそんな半端者たちの戦いだ。まぁ、バッキーだけ別格の人気キャラクターだけどそこは目を瞑ろう。
彼らはスーパーパワーまでもが半端で華がない。空飛ばないしビーム出ないし雷だってもちろん操れない。濃い顔と汗臭さが売りだがそれじゃ戦えない。じゃあ何で戦う?それはメンタルだ!
心が病みがちの暗殺者、娘と距離を詰めたいパパ、間違った判断で家族から見放された兵士などなど、どいつもろくでなしなりに人並みの悩みを抱えている。しかしだからこそ同じような立場の奴に寄り添うことができる。スーパーパワーで何でも解決出来るわけじゃないからこその戦い。
全体的に軽めな作りだが、濃いメンツのお陰でバランスよく仕上がっており、次の作品へのバトンタッチとしては良くできている。
はたしてガタガタのディズニー版MCUを救うきっかけになるか?
落ちこぼれ達がヒーローになる。
主役のエレーナをはじめとした脛に傷を持った人間が自身のトラウマを乗り越えヒーローとして再誕する話。
パンフレットのあらすじが映画本編とまったくと言って良い位違い過ぎて呆れてはしまうが映画本編は面白かった。
腹黒いCIA長官の秘密裏の計画を縦軸にその計画に絡むことに成る謎の青年ボブを交えて各キャラクターたちが協力したり一戦交えたりをして彼らがチームとして纏まって行きます。
この映画だけでは無いのだが一連のマーベルのシリーズ物として配信ドラマや過去の映画を見ていることを前提としている作りなので相変わらず一見さんお断りでは有ります。
今回の悪役はいかにも悪役と言える人物では無く倒してスッキリと言う終わり方では無いのでカタルシスはそれほど有りません。
ポストクレジットで夏映画の事をチラッと紹介をしているので今後はそれらと何がしら絡んで来ると思います。
エンドゲーム以来の最高傑作⁉️
色々考えちゃーダメなのよ。
ハードルを下げていったので楽しめました。
marvelものは、作品数が多いので覚えきれません。見ていてあーそうだったかもみたいな感じで思い出して見たり。とりあえず、頭空っぽにしてみても十分楽しめます。
仲間とかトラウマとかいつものパターン。面白いのは恐らく最強なんどけど力を持つと悪になるボブくん。ポンコツの役回りで(パチモン?)ニューアベンジャーズ入り。次回作を楽しみにしています!
数秒で消えたアベンジャーズ候補にえ゛?と頭がバグりました。
看板に偽りあり(喧伝されてるあらすじより面白い)
公式サイトの↓この説明は、はっきり言ってウソ。
>「NYの街に突如として現れた大きな黒い影。瞬く間に市民を消し去っていく謎の敵により、世界は再び大きな脅威と直面する。しかし、数々の敵から世界を救ってきたアベンジャーズは、そのピンチに姿を現さない。謎多きCIA長官のヴァレンティ-ナは、誰がこの脅威から世界を救うのかを問いかける」
順序が違うよ、順序が。
映画.comなどの↓この紹介文も、ちょっと違う。
>「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の各作品で悪役やならず者として登場したキャラクターたち」
そもそも「ならず者」とは「まじめに生活せず、けんかしたり、人をおどしたりして生きている者」(三省堂国語辞典)だし、
「悪役」も違うと思う。「敵役」として登場しても最後にはそうじゃなくなるんだから。
「U.S.エージェント」(一時「キャプテン・アメリカ」=ウォーカー)は、しくじったヒーローであって悪役とは違うし、
「ウィンター・ソルジャー」(=バッキー)が敵役(これも悪役ではないだろう)だったのは遙か昔だし、
「レッド・ガーディアン」(=アレクセイ)は脳筋だが悪役でもならず者でもないし。
「タスクマスター」(=アントニア)は、「ブラック・ウィドウ」の最後には洗脳を解いたし、
「ゴースト」(=エイヴァ)も、「アントマン&ワスプ」で最後は理解してくれたし。
まして主役のエレーナは、ヒーローではないけど「ブラック・ウィドウ」で準主役だったし。
共通点は、アベンジャーズの一員じゃないってこと。
>「最強じゃない」
ってのも、ちょっと違うな。
そもそも「最強」のヒーローなんているのか?
みな苦労してなんとかかんとか闘ってきたんじゃないか。
>「アベンジャーズに代わって世界を救え!」
これも違う。
バッキー以外は、自分たちの生き残りのために闘っただけ。
バッキーは、悪事を企むヴァレンティーナを弾劾したかっただけ。
そしてそれは「世界を救え」なんていう能書きよりずっと、リアリティがあった。
それから、謎のボブ。
この青年が、本作の鍵を握るだろうことは明らかだったんだが、
おお、そうくるか。
まさか闇落ちした******みたいになるとは。
* * *
アスタリスクの謎。
そもそも「*」は普通、↑みたいに使ったり、注釈をつける時に使ったりするものだと思うけど、
「(仮)」っていう意味があったとは知らなんだ
――このぐらいは、言ってもネタバレにはならないよね。
深夜のドン・キホーテにいそうなフローレンス・ピュー
映画開始と同時にスクリーンいっぱいに映るフローレンス・ピューの顔……あれ?なんかムクんでね?しかも首にもシワがクッキリ刻まれてて…えぇ…。
カットが変わり彼女の全身が映るとこれがまたダボダボな衣装のせいもあるのか手足の短い何ともチンチクリンな体型で…キミ「オッペンハイマー」(23年)の時はもっと違わなかった?
偉大なるアベンジャーズの一員だった姉(スカーレット・ヨハンソン)も結構クセのある顔立ちでしたがタイトスーツが艶めかしい抜群のスタイルを誇っていました。それに比べるとこの妹は…いや、まぁ、う~ん…えぇ…。
さらに衝撃なのがオープニングで一仕事終えた後、仕事の悩みを抱えて父を訪ねるシーン。この時の格好がもうなんというか深夜のドン・キホーテなのである。
いやそのゴツいネックレスはどういうアレなんですか…?何故か徒歩でお父さんの家まで来てましたけど絶対そこらに車高下げた黒い軽のハイトールワゴン路駐してるよねぇ!?
あれ、コレMCUだよね?間違えて岸和田少年愚連隊か下妻物語のスクリーン入っちゃった?とソワソワしてしまう程、スクリーンに映るフローレンス・ピューの姿は、寝付けぬ夜にサンダル履きで牛乳を買いに行った激安の殿堂でよく見掛ける女子の姿そのものなのです。
このシリーズ屈指のインパクトを誇る冒頭にかなり心がざわついてしまった訳ですが、いやいやその後の「コレを最後にこの仕事から足を洗うぞ」と決めて臨む姿が実にいいのです。
ちゃんとしたユニフォームを着て装備も万全、戦化粧を施したその顔はやさぐれ感を程よく残しつつもワイルドで精悍な顔つきなのです。このギャップに正直心を掴まれてしまいました。
今までブラック・ウィドウの妹という、それ以上でも以下でもなかったエレーナ(を演じるフローレンス・ピュー)が好きになりました。
私は去年「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(21年)のレビューを投稿し(投稿してから知ったのですが配信ドラマへのレビューはアプリ版では表示されず、ウェブブラウザのみで表示されます。)そこに書いたことですが、正直とんでもないニワカMCUファンです。
さらに言うと「ホークアイ」(21年)からウン?となり
「ムーンナイト」(22年)「ミズ・マーベル」(22年)の詰まらなさを必死に耐えながら視聴し、
「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」(22年)のワンダと家族の物語って「ワンダヴィジョン」(21年)で綺麗に纏まった物を無理やりほじくり返してる気がして納得できず、
「ソー ラブ&サンダー」(22年)は悪くないけど今さら映画でやるべき内容だったのかなぁ?と思い。
「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」(22年)で、わかんない・フォーエバーとなり。
「アントマン&ワスプ クアントマニア」(23年)は普通に楽しめたけど、
MCUに対する熱がすっかり醒めてしまい、それ以降は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」(23年)さえ未鑑賞のまま放置しています。
上記の「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(21年)のレビューで「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」(25年)楽しみ!みたいなこと書いたくせに、
レビューを書いた後、本作の存在を知り、私の好きなU.S.エージェントが出るのがこっちだったようで、そのこともあり、いざ「ブレイブ・ニュー~」が公開されてもなんか億劫で観に行かなかったのです。
本作に対しても取り敢えず久しぶりに映画館に行くという目標が先にあって、特に予習する事もなく観に行きました。しかもよくよく考えてみるとMCUを劇場で観るのも初めてだったのです。
そんな低いモチベーションが功を奏したのか、本作はかなり楽しめました。「ブレイブ・ニュー~」もちゃんと観に行けばよかった!と後悔するほどに!!
やはりバッキー、レッド・ガーディアン、U.S.エージェントと自分の好きなキャラクターが暴れまわっているのを観るのは単純に楽しいです。それにキャプテン・アメリカ系列のアクションが好きなんですよね。銃弾を掻いくぐって近接戦闘で泥臭く殴り合う!
もうMCUでは空飛べて目や手から怪光線出せないと話にならないよ!ってレベルの中で自分たちはどう戦っていくのか?その現実に直面するシーンが本作にもいくつかありましたが、急造の凸凹チームが反目しつつも協力してその難問を突破していく様が時にユーモラスに、時にスリリングに描かれていて良かったと思います。そしてこの他者との圧倒的な実力差は今後も付いてまわる問題です。これからは他のヒーローたちやヴィランたちとどう渡り合っていくのか?そういった点も今後の楽しみとなりました。(単純に力のあるヤツに丸投げって方法以外を期待したいです!)
またこの作品がゴールデンウイーク映画なのも実にいいのです。
日本ではここ数年のゴールデンウイーク映画の覇者は「劇場版 名探偵コナン」シリーズです。30年目を迎えようとしている長寿シリーズとは思えない勢いでシリーズ歴代興収成績を年々更新しており、もう正直怖いです。
その強さはご存じの通り「アベンジャーズ エンドゲーム」(19年)でも太刀打ちできない程で、別にMCU系の作品も興収的に失敗はしていないのですが余りに眼鏡のガキンチョ探偵が強いので、少し見劣りするのです。
なので私の中ではゴールデンウイーク公開のMCU作品は“敗戦処理”枠というイメージなのですが、これが本作の冒頭でエレーナが自分の仕事を「尻拭い」と称するのと妙にシンクロしてしまって、とても味わい深かったのです。
ただやはり1本の作品としてはかなり大味です。単体作品での最終決着が割とアッサリなのはMCUのある意味伝統ですが、やはり出し惜しみしてる感があるのでもっとクライマックスの盛り上がりを意識して欲しいのです。本作では最後よりちょっと前に盛り上がりのピークが来てしまった感じがしましたので尻すぼみな印象になりました。
それと主要キャラクターが多いこともありキャラクターの掘り下げがやはり雑です。メインのエレーナに関しても父親であるレッド・ガーディアンとの和解シーンがかなりベタで、こういうセリフ言っとけば親子のわだかまりも消えるだろ!ハイ、次いってみよ~!というなんともインスタントな感じです。確かに私は本作でエレーナを好きになりましたがそれは演者であるフローレンス・ピューの役作りのインパクトによるところが大きいのです。
また世間に対して後ろ暗い日陰の仕事をしてきた彼らが一念発起して表舞台へ躍り出ていくという展開には胸が熱くなります。そして彼らが本当に世界に認めてもらえるかは今後の活躍次第という含みがあるのもとても良いと思うのですが、けれどもうワンクッションあっても良かったかな?と思うのです。
というのも今回のメンバーで私が一番好きなのがカート・ラッセルの息子演じるU.S.エージェントなのですが、彼の何が良いかと言えば「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で自分の理想と現実の乖離に苛まれた彼は精神的に追い込まれ常にピクピクしている危うい状態に陥るのです。このいつ爆発してもおかしくない危うい状態の彼が私はすごく好きでしたので、もっとこの状態の彼が他のヒーローたちを引っ掻き回す展開が観たかったんですよね。
U.S.エージェントのスポンサーであるヴァレンティーナ自身は結構いろんな作品に登場して暗躍していましたが、そこに彼の姿は無く、本作で久々に見られる!と思ったら結構もう自分の境遇を受け入れて落ち着いてしまっていたので(暗い方に)、その過程をもっと見たかったなぁ~と、すごく残念でした。
ですが先に記したとおり基本的にはかなり楽しみましたし、久しぶりにMCUの次の展開にも興味が湧き、溜めている作品も鑑賞しみようかな?とシリーズに対して前向きな気持ちにしてくれたので、個人的にはとても良かったです。
嫌い
見ていて、ただただ鈍重だった。
「寄せ集めヒーローがゆえの映像の質感の重さ」
そんな意味合いのある重厚さではなく、単純に退屈という意味での鈍重さだ。
そろそろ、ほぼ未経験の監督にこうした大作を任せるのはやめるべきでは?
裏テーマと思われる「トラウマ(心的外傷)体験からの回復」といった要素と、監督の作風が本当に噛み合っていたのかも不明だし、それを活かしきれていたとも思えない。
撮り方も正直言って下手。冒頭の焼却炉での混戦アクションからして見づらく、満を持してのセントリー登場シーンにおいてもアクションの空間の使い方が稚拙で、直視していられなかった。
今すぐジェームズ・ガンの爪の垢と阪元裕吾の爪の垢とアリ・アスターの爪の垢を煎じて飲むべきだ。
トラウマへの向き合い方の描写やアクションの魅せ方に真摯に取り組んでいる監督に少しは肉薄できるような作品を作ってみてください。
あなた達は天下のマーベルスタジオでしょう?できないことはないはずです。
脚本の都合で無理やり差し込まれたかのような一般市民の救出シーンも、ただのお飾りのようで不快だった。
あとタスクマスターすぐ死んだのが不満、そもそもアニメのアルティメット・スパイダーマンを見ていた自分からするとブラックウィドウに出てきた時点でMCUのタスクマスターはイメージと全然違って不満だったのだけど…。
監督のインタビューによると、「タスクマスターの死で本作が“安全な物語ではない”と印象づけたかった」らしいが、実際には「全キャラが脚本に守られている」印象しか残らなかった。狙いとしても演出としても、失敗だろう。
どうせ、タスクマスターを別の世界線で出したいからというしょうもない決断でそうなったんでしょう、心底くだらない。
物語のオチのつけかたも、生ぬるくてどうにも受け入れがたい。「あの人間の消滅の仕方」は、どう考えても「死」以外であってはならない。
ああいう曖昧で都合のいい幕引きこそ、この映画の生死観の甘さを象徴している。
ここまで稚拙な作品だと、大オチである、ニューアベンジャーズというタイトルの差し替えも、はあそうですか、好きにすれば良いじゃないですかという気分になる。
二度とこういうの作らないでほしい。
…とはいえ、フローレンス・ピューの演技と、闇堕ち版セントリーだけは良かった。
まあどんなくだらない映画にも1つや2つくらいは良い部分があるって淀長も言ってるから。あって当然なんですよ。
タスクマスターいる??
marvel好きなので、一応ずーっとドラマから映画まですべて追っかけています。(何度も挫折しかけながら…)
今回も、それこそスーサイドスクワットみたいなノリで楽しめるかもと思って楽しみにしていましたが、展開の早さで、キャラクターの描き方が少なくて、そこまで楽しめなかったかなというのが正直な意見ですね。
※監督もかなり個々のトラウマのシーンをカットしているとおっしゃってるみたい。
あと能力が偏っていて、強化人間に偏りすぎていてそれも、残念、、アクションが淡白でかつ、アベンジャーズを託すには心許ない、なさすぎる!まさに、Bvengers!
もう少しバラエティにとんだメンバーが良かったです。
ボブはチートで今後も出演が予定されていますが、暗黒面で闇落ちしたりするらしいので、うまく生かしてあげて欲しいです。
総評
期待してたのと違った!!
ずっと引っかかってダメでした
2025年劇場鑑賞142本目。
MARVELなのでエンドロール後映像もちろん有り。たまにないやつもありますが、今回はかなりあります。
MARVEL版スーサイド・スクワッドかな、と思っていましたが、あっちは悪党のまま正義側だけど悪人の上司(あいつ大嫌い)に無理やり正義のために戦わされる話(の割にはいい奴ばっかりなんですが)、こっちは元悪党が正義側の悪人の上司に殺されかけて一致団結する話でちょっと違います。
マーベル・シネマティック・ユニバースは全部観ていて、今回のキャラクターは映画版に一応全員出ているので知っているはずなのですが正直バッキーくらいしかはっきり覚えておらず、ブラック・ウィドウの妹と、アントマンに出てたゴーストはなんとなく覚えてるかな、というレベルです。
そういう思い入れがなくても、ああいう展開があると「あれ、このまま終わりなの?」とずっと気になったままになって、このまま話進めていいのかずっとモヤモヤしたままでした。
全456件中、201~220件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。