サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
全228件中、201~220件目を表示
マーベルが苦手だからこそ楽しめた。
マーベル映画は最近見れば見るほどうんざりしていて長い間ザック・スナイダー監督を中心としたDCU派だったからこそ今作は非常に楽しめた。先ずフローレンス・ピューがとても良い。彼女の映画で今作が一番好きだ。ハマり役。
それからキャラクターのデザインが良い。マーベル映画はいつも明るくてカラフルなダサいヒーロースーツを着てるのに飽き飽きしていていたので今作のようにみんな派手じゃ無い黒色で地味なスーツは見ているだけで何か気分が良かった。派手なアクションよりも物語りをきちんと大切にしていたのもとても良かった。ギャグはくだらなかったし滑っていたが。それはそれでこの作品なら許せると思えた。主人公たちがスーパーヒーローではなく、極悪な犯罪者、道を踏み外した者、闇を抱える者達ばかりで彼らの救済というテーマがとても良かった。ヴィラン達のグループセラピー。なんか泣ける。俳優一人一人の表情も良い。「ヴィラン」の「センチュリー」がめちゃくちゃ強くて良かった。かつてのアベンジャーズの基地での格闘シーンが面白い。VFXの見せ方が上手いとは思わなかったがストーリーやキャラクターが良かったので満足度が高かった。ディズニーは最近プロダクションに絡む物があまりにも叩かれているのでちょっと路線を変えようとしてるのかな?そんな感じがしたがマーベル物は「ローガン」以来の傑作だと思ったから個人的にはこの新たな試みは大歓迎。
逆に派手なアクション物をずっと見てきたマーベル映画大好きな人達はつまらないというかもしれない。こういう作品って次回作でアクションメインで中身が無くなってつまらなくなるパターンが多いから是非次回作も真面目に作ってほしい。あとオルガちゃんの出番多くして!カッコいいから。
頑張れディズニー!頑張れマーベルスタジオ!
DCに負けるなよ???
『アベンジャーズ新作のためにやりました』って感じ
映画の中身自体は割と楽しめますが
ハッキリ言って予想よりも地味でした。
良いところはキャラが魅力的な点、かつてのヴィランが更正したいと願い、民衆にヒーローとして感謝される瞬間はアツいです。
特にゴーストの戦い方が好きです。
気になったところは
タイトルにも書いたとおり
『新作アベンジャーズに向けて映画化しとこ』
という製作側の意図が読み取れてしまうところです。
そのためかどうかはわかりませんが
滅茶苦茶にテンションがあがるシーンはなく、
もちろん予算をかけている分規模は小さくないですが
ラストバトルもかなり地味め。
新作アベンジャーズのため、
紹介に重きをおいた映画という感じがしました。
よくこういう大作は続編を匂わせる終わり方をするのですが
ED後のシーンは思っていたものとは違いました。
『この作品も大して売れなければ続編は作られないのかな』
と思うと少し切なくなります。
これだけは掛け値のない低評価な部分として、
予告にもポスターにもいるあのキャラの扱いが酷すぎて
『もはや詐欺に近いのでは?』と思いました。
B-VENGERS
マーベルリテラシーほぼゼロなので、トンチンカンなレビュー出したらご容赦を。
トラウマを持った寄せ集めの愛すべきヒーロー達。
どこかイケてなくB級感満載なアウトロー軍団がアベンジャー亡き後の地球を救う。(個人の見解です)
主演のフローレンス・ピューはコロコロした体格でとても動けそうな感じがしなかったが、特撮とスタンドダブルの上手さがひかり?カッコ良くも可愛く情にもろい素敵なリーダーだったと思う。
姉がスカーレット・ヨハンソンという事で体型的に辻褄を合わせたキャスティングとか?w
ウィンターソルジャーもカッコいいんだけどスーツ姿が安っぽいホストみたいでやっぱりイケてない。
長めの髪型を上手くまとめきれてない感じがちょうど良いマイルドヤンキー感。
鋼の錬金術師もびっくりの食洗機ってさすがに雑すぎではw
ワイアット・ラッセル、ルイス・プルマンという2世俳優を敢えて起用する事でB級っぽさに拍車がかかる。
名誉欲強めのCIA長官を演じたジュリア・ルイス=ドレイファスは「終わりの鳥」で、優柔不断な助手役のジェラルディン・ヴィスワナサンは「ドライブアウェイ・ドールズ」でそれぞれ超クセツヨな役柄を演じてた2人がしれっとこんなメジャー大作に出てくるとは嬉しい限り。
表に対しての裏っぽさみたいなのを意図的に演出しており、エンディングのメディアの記事や表紙でのイジリ方も秀逸で、つい次作を期待してしまう少しだけ身近に感じる事ができる楽しいヤツらでした。
フェーズ5ラスト
エンドロール後含めて、久しぶりにワクワクさせてくれるMCU作品でした。
ただ、エレーナに思い入れがあるかどうかで評価が変わってしまいそうな内容だったかも。
それにしても、タスクマスターがかわいそうでならない。
無法者たちアッセンブル!愛すべき負け犬チームの誕生!
「あの頃のお前は、今もお前の中にいるぞ」
▼感想
Filmarksにジャパンプレミアに招待頂きました!ありがとうございました!
自分はMCUの中でも特にバッキーが好きだから、この映画の製作が発表された時から楽しみだった。
癖の強いサンダーボルツのメンバーだが、実質主役はエレーナ。この作品のテーマの一つが「自分の過去と向き合い、立ち上がる」...そんなエレーナの繊細な姿をフローレンスピューは見せてくれた。エレーナの父アレクセイはそんな娘の気持ちを真正面から受け止めており、今作では父親としてもチームのムードメーカーとしてもかなり存在感があった。鑑賞後にアレクセイを好きになった人も多いはず!
バッキーは既に自分の過去と向き合って生きており、チームではリーダーのような立ち位置だった。バイクシーンや近接格闘のアクションシーンはめちゃくちゃかっこよかった!過去のシリーズのオマージュのようなシーンもあり、バッキーファンとして嬉しかった。あのバッキーが市民を守り、仲間を勇気づけ、チームをまとめる存在になったと思うと本当に感慨深い。
ストーリーの展開は無駄がなく、盛り上げ方もうまい!キャラクター同士の会話も自然でユーモアに溢れていた。色んなヒーローが作品の垣根を超えて集結し、市民を救うのは「アベンジャーズ」を想起した。鑑賞後は今後のMCUが更に楽しみになった!MCUが昔の勢いを取り戻してきて嬉しい!
苦しい時は一人で抱え込まず、時には誰かに吐き出しても良い...それを受け止めるのが仲間でありチームだから。MCUにまた一つ愛すべきチームが誕生した...その名はサンダーボルツ*!
▼お気に入りのシーン
ペントハウスでの戦闘シーン!
このシーンは絶望を通り越して、神々しさを感じた。久しぶりにMCUの戦闘シーンに心の底から震えた!
悪役にも悲しい過去が…
ヴィラン大集結のヴィラン不在映画
過去作のキャラクターが集結する作品ではありますが、実質エレーナが主役の映画。
陰惨な過去を背負い、姉をも失った喪失感に苛まれた彼女が、同じ境遇の仲間と出会い、ヒーローとして再起する物語。
基本エレーナ視点で物語が進行するだけあって、エレーナの心の動きや描写は非常に丁寧で分かりやすく、彼女のキャラクターとしての魅力を一気に押し上げた作品になったと思います。
特に終盤アレクセイに涙ながらに感情をぶつける場面と、本編最後ヒーローに祭り上げられて満更でもない表情を浮かべるシーンが印象的です。
ナターシャのように、ついに彼女も陽のあたる場所に出てきたのだと感慨深くなりました。
エレーナに限らず、本作は各々のキャラクターの魅力がどんどん上がってくる傑作です。
一筋縄ではいかないヴァレンティーナの底知れ無さ
アントマン&ワスプを経て逞しさを発揮するゴースト
底抜けの明るさと能天気さを見せるアレクセイ
一足先に過去を乗り越え、皆を導く立場となるバッキー
全員ヴィランとも呼べる悪事を働いた人物ですが、共通するのはやはり根っからの悪人ではないということでしょう。
どれだけ地に堕ちようと、みんな社会のためになりたいと思っているし、誰かに必要とされたがっている。
今回特にぐっと来たのがジョン・ウォーカーが身を挺して市民を守ったシーンです。
道を誤り、政府にも家族にも見捨てられたウォーカーが、あのコスチュームを着て身を挺して人々を救った。
その瞬間彼はまさにキャプテン・アメリカだったと思います。
日陰者がヒーローとして再起する、そんな本作を象徴するシーンだったと思います。
上記既出キャラの輝きが凄かったので、新キャラのボブに関してはそこまで感情移入しなかったのですが、過去と向き合い乗り越える過程がしっかり描かれた彼もまた良いキャラクターだったと思います。
タスクマスターは、、、ビックリしました。。。
以上、サンダーボルツからニューアベンジャーズへと生まれ変わるまでの過程を描いた本作は、キャラクター愛と今後への期待を増幅させる傑作だったと思います。
サムはサムでアベンジャーズを再結成しているし、カマラはヤングアベンジャーズを集めている。
現在3つのアベンジャーズが同時進行しているようですが、これらがどう絡みどう合流していくか、今後の展開が非常に楽しみです。
駄目だこりゃ Z
闇からは なかなか抜け出せない。
じゃない方凸凹アベンジャーズ
これが、ニュー・アベンジャーズ???
サノスとの死闘後、アベンジャーズが解散された世の中が舞台。先日、真っ赤なハルクと闘って、新たなキャプテン・アメリカが誕生し、ニュー・アベンジャーズ結成か…?と思っていた。しかし、本作では、またまたニュー・アベンジャーズとして『サンダー・ボルツ★』が誕生。
最近のマーベル作品の傾向として、ダーク・ヒーローが主役となる作品が多いが、本作の『サンダー・ボルツ★』の面々も、どちらかと言えば、ならず者の半端者の集団。旧アベンジャーズは、各ヒーローがアベンジャーズ結成前から独り立ちした上で、世界の危機を救うために集まってきた戦闘集団だった。しかし、こちらは、特殊能力を備えたソルジャーを作り出す為に生み出された者達による、寄せ集め集団。その分、主役級のキャラ立ちはしておらず、あまり思い入れは感じなかったのが、正直なところ。
今回の悪玉は、アベンジャーズに代わるヒーローを生み出そうとしていたのが、CIA長官のヴァレンティーナ。しかし、その計画の裏には、おびただしい人体実験が隠されており、その事実を隠蔽しようと考えていた。そこに気づいたエリーナ、バッキ―、ジョン、アントニア、アレクセイそして、ボブ達は、その長官から命を狙われることになる。そして、皆で協力『サンダーボルツ』わ結成し、長官に立ち向かおうとするのだが…。
そこからは、ネタバレになるので語れないが、実はメンバの中で、一番気弱そうだったボブがキーパーソンとなっていく。そして、最近マーベルの得意としているクライマックスの過去のトラウマを抱えてきた自分自身と向き合う、マルチ・バースの世界へと没入していく。
主役を演じていたフローレンス・ピューは、『ブラック・ウィドゥ』でもスカーレット・ヨハンソンの妹役だったが、本作のキレキレのアクションは素晴らしかった。また、レッドガーディアン役だったデビッド・ハーパ、『ウィンター・ソルジャー』でバッキ―を演じたセバスチャン・スタンは、そのまま同じ役で登場していた。その他のメンバーとして、アントニア役には『オブリビオン』でヒロインを務めたオルガ・キュリレンコ、そしてボブ役には『トップガン・マ―ベリック』にも出演していた、ルイス・フルマンが演じていた。
マーベル得意の最後のオマケには、驚きの繋がりのシーンが隠されているので、長ーいクレジットロール終了まで、席は立たないでください。
エレーナの魅力に圧倒された
公開初日、最初の回で観てきました
吹替版だったので、次は字幕版でもう一度観たいです
好き嫌いで言えばMCU作品で1番好きかもしれません
逆にMCUであるがゆえの縛りが少し惜しかったなとも思います
アクションシーンも素晴らしいですが
人間ドラマがよかったです
親子間のわだかまりとか
過去の罪とか孤独とか
鑑賞前に復習していった作品
ブラックウィドウ
ファルコン&ザ・ウィンターソルジャー(ドラマ)
アントマン&ワスプ
作中、メンバーの説明は少しだけありますが
ブラックウィドウは観ておいてよかったです
もう何年もたっていますから
過去に色々と紆余曲折があり
心に闇を抱えるやさぐれくせ強の集団
なかなかに良きメンツでした
基本的にフローレンス・ピューさんの映画ですが
その他の俳優陣の演技とキャラクターの世界観が
見事にマッチしていたように思います
脚本もとてもよかったです
初登場のボブ役
ルイス・プルマン氏よかったです
トップガンマーベリックでもボブという役でしたね
無の中で、それでもなにかを信じて生きる
裏舞台でいるがそれには訳があります。
能力を身に付け、熱い思いあるが、ヒーローにはなれなかった。そこから心に傷を持ち、孤独と虚しさを抱えているエレーナ。次回の仕事を最後に、改めて日の当たる仕事を希望します。そして与えられた仕事は極秘基地に潜入した者の目的を調べ始末することでした。そこには、3人の侵入者がいました。そこからバトル・ロワイアルとなります。ところが4人とも同じ命令を受けていた事を知り、用済みにより処分されると知ります。無用扱いされて者同士が、協力して脱出を試みます。なんとか脱出に成功します。
いつものヒーロー物であれば、復讐を果して俺たちは無用ではないと自信を持つという話となりますが、そうではありません。
本作は過去の過ち、後悔からの心の痛みそして孤独感で取り残された人への熱いメッセージとなっています。
痛快さを求める方には物足りないでしょうが、人生逆転物語と理解できれば満足いく作品と思います。エンドロール後に新アベンジャーズの展開となりますが、空も飛べず、殴って撃つだけの肉弾戦チームで、人類消滅の脅威に立ち向かおうとしてます。大丈夫?となるとファンタスティック4の文字。ヒーロー物に修正するという予告でした。
MCU第36作目‼️
まずこの作品を観てというか、製作のニュースを聞いて思ったのは、マーベルはキャラの選定がバツグンに上手いという事‼️「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」もそうだし、「エンドゲーム」のサノスの指パッチンを生き延びたメンバー構成も絶妙だったし、今作もこれ以上ないメンバー構成‼️ウィンター・ソルジャーことバッキーや、ブラック・ウィドウのエレーナをはじめ、なんちゃってキャップのUSエージェントのウォーカー、ゴーストのエイヴァ、そして勝手にキャップをライバル視していたレッド・ガーディアンことアレクセイ‼️こんな個性強すぎなキャラたちが、過去作で脇に回ってた事もマーベル作品のレベルがいかに高いかの表れですね‼️バッキーはクールだし、エレーナはカッコいい、ウォーカーは憎めないし、エイヴァは美しい、そしてアレクセイは面白すぎて大好きですね‼️今作はもちろんアクション映画としてはヒジョーに面白いと思います‼️女ボスのバレンティーナによって、殺し合うために集められたエレーナとエイヴァとウォーカーが戦闘を繰り広げるうちに互いに協力し合うようになり、一緒に逃亡するハメに。そこへアレクセイやバッキーが加わって、徐々に「サンダーボールツ」が結成される様はハラハラドキドキ、爆笑させられてホントに楽しい‼️アレクセイの特製リムジンは勿体無かったですが・・・‼️そしてバレンティーナによる人体実験の被験者として一緒に逃亡していたボブが、セントリーとして邪悪に覚醒‼️サンダーボルツはセントリーの脅威からニューヨークを救うために立ち上がる‼️セントリーのパワーから人々をサンダーボルツが救う描写は迫力満点で、メンバーそれぞれの個性を活かした描写で印象的‼️そしてサンダーボルツvsセントリー‼️セントリーに触れた者は過去のトラウマの幻覚を見てしまう‼️エレーナはレッドルーム時代、ウォーカーは妻子との辛い生活など。そしてセントリーが作り出した「影」にニューヨークが覆われていく中、エレーナは自ら「影」に入っていき、過去のトラウマを克服、善良なボブとボブの邪悪な人格「ヴォイド」を癒すことで、そしてサンダーボルツのメンバーの協力もあって、ニューヨークの危機を救う‼️今作はマーベルが放つ「罪と贖罪と癒し」の物語ですね‼️アクションの派手さは他作品より劣るかもしれませんが、個性豊かで魅力的なならず者たちが、過去の罪を悔やみ、罪滅ぼしのために一生懸命戦い、そして癒され、真のヒーローへ‼️なんかジーンときました‼️そういう意味で今作はエレーナことフローレンス・ピューの映画ですね‼️ホントに魅力的‼️どんな過去があっても、それを乗り越えることで誰でもヒーローになれる‼️そんなマーベルのメッセージに胸がアツくなりました‼️そんなサンダーボルツも参戦する一年後の「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」が楽しみでなりません‼️
MCUのワクワクが帰ってきた
そうくるか。
全228件中、201~220件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。