「裸一貫再出発第二弾」サンダーボルツ* iwamoogさんの映画レビュー(感想・評価)
裸一貫再出発第二弾
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「ボブの穴」✖️エヴァ16話
というネタの使い方は低予算映画ゆえの戦い方か。
ハリウッド映画でこれをやられると、「嗚呼、本当に金の節約を強いられているんだ…」という
世知辛い気持ちになった。
その金をファンタスティックフォーに回しているんやな、というのが推測される。
本編に関係ないIMAX用の驚き演出まである。
「次は絶対当てるぞ!」という気合いがよく伝わってくる。
ファンタスティックフォー、果たしてどうなるだろうか?
キルケゴールの話も出てくるので、脚本チームはほぼ間違いなくエヴァをみているのだろう。
メンタルヘルスの問題を真摯に扱おう、という姿勢は買いたい。
フローレンス・ピューにはエネルギーを感じる。
しかし国のトップレベルのエンターテイメント作品が鬱々してくるという事実に病理を感じる。
それはアメリカそのものの病理である。
「おれたちは殺人国家としてやってきたけど、果たしてそれで良いのだろうか?」というような悩みだ。
日本が鬱々していた90年代から30年間そうなったように、
アメリカもこれから20年間くらいは右肩下がりになるのでは?と予感させる。
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