「これが、ニュー・アベンジャーズ???」サンダーボルツ* bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
これが、ニュー・アベンジャーズ???
サノスとの死闘後、アベンジャーズが解散された世の中が舞台。先日、真っ赤なハルクと闘って、新たなキャプテン・アメリカが誕生し、ニュー・アベンジャーズ結成か…?と思っていた。しかし、本作では、またまたニュー・アベンジャーズとして『サンダー・ボルツ★』が誕生。
最近のマーベル作品の傾向として、ダーク・ヒーローが主役となる作品が多いが、本作の『サンダー・ボルツ★』の面々も、どちらかと言えば、ならず者の半端者の集団。旧アベンジャーズは、各ヒーローがアベンジャーズ結成前から独り立ちした上で、世界の危機を救うために集まってきた戦闘集団だった。しかし、こちらは、特殊能力を備えたソルジャーを作り出す為に生み出された者達による、寄せ集め集団。その分、主役級のキャラ立ちはしておらず、あまり思い入れは感じなかったのが、正直なところ。
今回の悪玉は、アベンジャーズに代わるヒーローを生み出そうとしていたのが、CIA長官のヴァレンティーナ。しかし、その計画の裏には、おびただしい人体実験が隠されており、その事実を隠蔽しようと考えていた。そこに気づいたエリーナ、バッキ―、ジョン、アントニア、アレクセイそして、ボブ達は、その長官から命を狙われることになる。そして、皆で協力『サンダーボルツ』わ結成し、長官に立ち向かおうとするのだが…。
そこからは、ネタバレになるので語れないが、実はメンバの中で、一番気弱そうだったボブがキーパーソンとなっていく。そして、最近マーベルの得意としているクライマックスの過去のトラウマを抱えてきた自分自身と向き合う、マルチ・バースの世界へと没入していく。
主役を演じていたフローレンス・ピューは、『ブラック・ウィドゥ』でもスカーレット・ヨハンソンの妹役だったが、本作のキレキレのアクションは素晴らしかった。また、レッドガーディアン役だったデビッド・ハーパ、『ウィンター・ソルジャー』でバッキ―を演じたセバスチャン・スタンは、そのまま同じ役で登場していた。その他のメンバーとして、アントニア役には『オブリビオン』でヒロインを務めたオルガ・キュリレンコ、そしてボブ役には『トップガン・マ―ベリック』にも出演していた、ルイス・フルマンが演じていた。
マーベル得意の最後のオマケには、驚きの繋がりのシーンが隠されているので、長ーいクレジットロール終了まで、席は立たないでください。
共感ありがとうございます。
タスクマスターの取り扱い酷い!と皆さん言ってる様ですね。
予告編で見た宇宙忍者ゴームズのユニフォームがソレらしかったですが、シルバーサーファーは!!(怒)
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