「無の中で、それでもなにかを信じて生きる」サンダーボルツ* neonrgさんの映画レビュー(感想・評価)
無の中で、それでもなにかを信じて生きる
虚無感に苛まれるエレーナとセントリーという超人の“ヴォイド(虚無)”との共鳴。
バッキーとメル(ヴァレンティーナの助手)の会話にも登場するキルケゴールの「実存的危機」(人生に意味がないのではないかという疑問)がテーマ。
ただ、映画全体としてその深いテーマ性が観客に届いていてはいなかったかも?
セントリー役の俳優からは、葛藤や苦悩の深さが感じられず、ヴィジュアル面でも“神に近い存在”としての説得力には欠けていてピエロになっていたのが残念。
70点
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