「【”独りじゃない。”スーパーヒーローに成れない心に傷や後悔を抱えたヒーロー達が団結する作品。不機嫌顔で低音ヴォイスのフローレンス・ピューはヤッパリ良いね!マーベル、マダマダやる気です。】」サンダーボルツ* NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”独りじゃない。”スーパーヒーローに成れない心に傷や後悔を抱えたヒーロー達が団結する作品。不機嫌顔で低音ヴォイスのフローレンス・ピューはヤッパリ良いね!マーベル、マダマダやる気です。】
■粗筋(因みに、フライヤーに記載してあるSTORYは、ちょっと違うよ。)
エレーナ(フローレンス・ピュー)は、姉ブラックウィドウ(登場しなけど、スカーレット・ヨハンソン:関係性を知りたい人は「ブラックウィドウ」を観ると、二人のお父さん、アレクセイ/レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)との関係が良く分かるよ。)を亡くした喪失感で、”枯れた葉の様”に女性CIA長官で且つ陰の悪者ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)の指示で、破壊行為を行っている。
そんな時に、ヴァレンティーナの悪事を暴くために弾劾裁判が行われることになる。
ヴァレンティーナは、彼女の悪事の片棒を担いでいたエレーナ、エイヴァ・スター / ゴースト( ハナ・ジョン=カーメン)、ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、アレクセイ、タスクマスター(オルガ・キュリレンコ:一瞬で殺されたので、彼女が演じていたのかは不明である・・。)を機密書類があるタワーに集め、殺し合いをさせるが、そこには謎のパジャヤマ男、ボブ(ルイス・プルマン)が居た・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭、エレーナがミッション遂行のために高層ビルからフラリと飛び降り自殺の様に飛ぶシーンから始まるのだが、彼女の虚無感が漂っている。フローレンス・ピューが、スタントなしに飛んだらしいけれど、根性あるなあ。
・で、タワーの中で会った心に傷や後悔を抱えたヒーローたちは、最初殺し合うのだが、ヴァレンティーナの企みに気付き、曰く有り気なボブを連れて、タワーの中を地味な方法で降りるのである。この遠心力でお互いの身体を使ってタワーを降りるシーン、面白かったな。
・そしたら、ボブが生体実験で唯一生き残った人物という事が徐々に分かるのだが、ボブが発揮するパワーが、マア凄いのである。
けれども、ボブは若干心を病んでいて、陽と陰のボブが居るんだよね。
・で、ボブの素性を知ったヴァレンティーナは、彼の身を助けて自分の配下にしようとするのである。で、じゃじゃーんと金髪マントのセントリーが、登場するのである。
オ、新たなるスーパーヒーローか!と思うのだが、ボブの”陰”を反映したブラックセントリーになってしまい、ブラックセントリーはエレーナ達の昔の心の傷や後悔を何度も見せたり、逃げ惑うNYの人々を闇にして行ってしまうのである。
・そして、ブラックセントリーによりヘリは墜落し、ビルは崩れNYの人達は逃げ惑うのだが、心に傷や後悔を抱えたヒーローたちが一致団結して彼らを助けりシーンは、ナカナカでありました。
で、エレーナはボブの内面世界に入り、彼を助けて人々を闇から救い出すのである。良かった、良かったと思っていたら、ナント、ヴァレンティーナにより、彼らはアベンジャー”Z"としてマスコミに紹介されるのである。
で、いつものようにエンドロールの後に、マーベルの”アベンジャーズシリーズはドル箱だから、絶対に止めないからね!”というメッセージを示唆したシーンが流れるのである。
<今作は、不機嫌顔で低音ヴォイスのフローレンス・ピューの魅力が炸裂する作品であり、マーベルの”アベンジャーズシリーズはドル箱だから、絶対に止めないからね!”と言う思惑がビシバシと伝わる作品なのである。>
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