サンダーボルツ*のレビュー・感想・評価
全465件中、1~20件目を表示
ドゥームズ・デイに期待
池袋のIMAXで鑑賞。
一通り観て思ったのが、登場人物の精神状態を光と影で表現していることでした。エレーナを中心に、かつての悪党たちが辛い過去と向き合いつつ、アベンジャーズが不在でも彼らに出来ることで切磋琢磨しながら立ち向かっていく所に惹かれました。
本編には多くの笑えるシーンが盛り込まれており、特にアレクセイのリアクションを見てエレーナが呆れる光景には思わずニヤリとしました。他にも、タイトルに「*」が付いている理由についても、観終わった後に「なるほど、そういうことだったのか!」と個人的に納得できました。
一方で、彼らが立ち向かう陰謀についてわかりづらかったです。街の人々や世界を影に陥れても、その動機や具体的な説明が少なかったので、結局何が目的だったのか理解できませんでした(途中で疲れて寝てしまったのもありますが…)。
『キャプテン・アメリカ BNW』のときもそうでしたが、本作もフェーズ6に力を入れるための土台作りの印象が強かったです。(IMAXのカウントダウンがファンタスティック4仕様になっていたのはそのため?)
ここから、エンドゲームのような壮大なものに期待せず、次回作へ繋げるための架け橋だと思うのがいいかもしれません。とりあえず、来年のドゥームズ・デイにキャスティングされているので、彼らがどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。
マーベル初心者の私でも楽しめた
マーベル作品は『スパイダーマン』しか見たことがない私なので、登場キャラクターは全員わからないし、マーベル作品ファンの方の半分くらいしか作品の楽しさは受け取れていないと思う。
けれど、そんなマーベル作品初心者の私も楽しむことができた。
「最強じゃない。ヒーローじゃない。でもやるしかない」
私は超人パワーのヒーローよりも、圧倒的なパワーも武器もないけれど、大切な何かを守るために全力を尽くし、いつのまにか誰かのヒーローになっているという物語が好き。そんな私にとってこんなドンピシャなキャッチコピーあるのかと。
結果、ストーリーとキャラクターたちのおかげで置いてけぼりにならず楽しめた!
特にメッセージ性が良い。
改めて力や権力を持つには、心と人間性の成熟が不可避だなと感じた。心と人間性が未熟な人が、力や権力をもったらどうなるかの良い例だった。国のトップの人間がこうだったらもう最悪だ。
物語の軸となる、ボブやエレーナが過去のトラウマや過ちと向き合うという展開も良かった。クライマックスでは胸が熱くなったし、そしてそれを1人ではなくみんなで乗り越えていく姿は感動的だった。
ヒーローって、凄い力がなくたって、寄り添ってそばにいてくれるだけで、その人にとってはヒーローなんだよな。
キャラクターの背景など細かいところはやっぱりわからなかったし、おそらくいろんな小ネタも入っていたんだろうけど、純粋にストーリーと、キャラクターたちを楽しむことができたので、私のようにマーベル初心者でも楽しめる作品だったと思った。
このキャラクターたちの伸びしろに期待!
TVシリーズは全部ではないが、劇場映画は全作観ているはずのMCU。さすがに最近は破綻気味だと感じているが、そもそもMCUは一作一作の完成度よりキャラクターによって支えられてきたと思っているので、本作はキャラクターの魅力に立ち返ろうとしていて好印象ではある。とはいえコミカルなはずのシーンがいちいち滑っていたり、紋切り型の表現が多くてそれぞれのキャラクターを活かしきれていないのはもったいない。ただし、それも今後の関連作で上手いことカバーしてくれて、キャラたちの魅力が増していけば、改めて価値が上昇する作品になる気はしている。あとクライマックスで大風呂敷を広げるよりも、内面世界で完結させようとしたチャレンジ精神は買います。
久々マーベル映画で本気で面白かった
久々にマーベル映画の会心の一作だった。負け犬たちの再生ストーリーというのが共感されやすいのもあるが、何よりみなキャラが立っている。エレーナも主人公として存在感があるし、バッキーはカッコいいし、エレーナのお父さんアレクセイは良い味だすし。最後の相手が虚無に支配されたようになる相手を暴力で倒すのではなく優しさで包摂していく展開がいい。みな痛みを抱えているからこそ、この展開に説得力が出る。光の道を歩んだヒーローでこれをやられてもちょっと違うとなる。アクションも個人的にはすっきりと描写されていて見やすかった。
いわゆる「生きづらさ」みたいなものを、敵も味方も抱えているわけだが、現代的な物語だなと思う。倒すべき相手や敵は外部におらず、己のうちにあるという内省的な内容だが、それをマーベル映画の枠組みで娯楽異色豊かにできるのはすごいなと思う。
旧作を見ていなくても充分楽しめる内容だと思うが、一本だけ復習で見るなら『ブラックウィドウ』でいいだろう。
緩急テンポよく直球で胸を打つ、新たなる可能性の芽
マーベルの前作を観て痛感したが、今はヒーロー映画にとって一番難しい時代なのかもしれない。言うまでもなく現代世界は戦争、政治、社会と幅広い混乱の中にあり、特効薬は依然として見当たらない。だが興味深いことに本作では、観客が肌身に感じる時代的な憂鬱と、作中に登場する「二軍ヒーローたち」の葛藤とが期せずして重なったように思えた。それを象徴的に言うなら冒頭セリフにもある「”void”か"boring"か」。コスチュームの色はくすみ、誰もがどこか不安定で、自分のことで精一杯。生きるため仕方なく共闘せざるをえなくなる者たちだ。しかしこの虎の穴から可能性の芽が生まれ、気がつくと彼らは力を合わせ、目の前の人の命を救っている。本作にはそういう我々が最も観たかった”衝動”が刻まれている。完璧な映画とは言わないが、緩急テンポよく直球で胸を打つ。今後のマーベル作と間向かう上での我々のモチベーションとなりうる快作だ。
自己嫌悪からの恢復
王道なヒーローものはスーパーマンやスパイダーマンやバットマンにまかせて美男美女はアベンジャーズにまかせて悪ガキはスクワッドにまかせて、それらのどれでもない、はみだしもの達が活躍するアンチヒーローなヒーロー映画。
『Thunderbolts*』のアスタリスクはニューアベンジャーズの略だそうで、連綿と続いてきたマーベルシネマティックユニバースの正統継承映画だが、さいしょからエレナ(ピュー)は絶望感を漂わせながらビル屋上の突端に立ち、悔恨や辞世みたいなことを言っている。映画のはじまりからそれだった。
結論を先に言うと映画サンダーボルツが言いたいのは自己嫌悪からの恢復である。なんならボブ=セントリー(Lewis Pullman)は自己嫌悪に加えて自閉症をかかえている。誰もが心の病や慚愧に苛まれ、順風な出自の者は出てこない。そんなかれらが、少なくとも誰かを助けるために、みんなで力をあわせて問題を解決する様が描かれている。盛った言い方をしているわけではなく、じっさいにそういう映画だった。
だから映画の白眉は、自身の分身であるヴォイドを殴り続けるボブをエレナが抱きしめて『わたしはここにいる、あなたはひとりじゃない』と言うところだ。
そんなベタな演出が成り立つものだろうか、と疑問に思うかもしれないが、ボブがヴォイドボブに飲み込まれそうになった世界で、エレナもゴーストもバッキーもUSもレッドガーディアンも、チームが一丸となって事態に介入しヴォイドの浸食をストップさせる。感動した。
ところで映画はアートハウスとブロックバスターに二分され、概してアートハウスはブロックバスターにはない興趣や妙味があるというスタンスでつくられているものだ。しかし、ほんとうにそうだろうか、とじぶんはよく思う。名前を引き合いにして悪いが荒井晴彦とか河瀬直美とか荻上直子とか深田晃司とか石井岳龍とか高橋伴明とかATG系列とか・・・思いついた監督を挙げただけで、つまんない映画をつくっている監督なら誰でもいいのだが、そういうこまっしゃくれたアートハウス映画がハリウッドの大資本映画をスポイルする興趣や妙味をもっている、とあなたは思いますか?
なにがいいたいのかというとこまっしゃくれたアートハウスよりマーベルのほうが100倍感動できて100倍ためにもなるという話。
暗い過去をもつエレナは人を思いやることができるキャラクターであり、ボブは新しく築き上げた仲間たちに救われるキャラクターだ。学園がそのままヒーローと救世に変わったと言ってもいい。こうした描写は教訓となり、じっさいに学校でのいじめ防止や協調性に寄与するだろう。すくなくともわたしはそう思うし、マーベルだってDCだってセサミストリートだって徳育という立脚点に立って物語をつくっているわけである。
それにくらべて四畳半ポルノから出発した日本のアートハウスはいったい誰の味方をしてくれるんだ?
こんな対比が牽強付会なのは承知の上だが、日本の映画人にハリウッド大資本映画をくさす資格なんかぜんぜんない、と言いたかった。むろんエンタメがすべてじゃないし、映画鑑賞はステーキを食べたいときもあればお茶漬けが食べたいときもある。ただ、アートハウス側の人間が大資本映画をこきおろす負け惜しみムードが個人的にはまったく許容できない。という話。
井戸のような円柱の底を背中合わせの八脚によって登っていく、協調性をじっさいのカタチにしたようなシーンも印象的だった。この方法は全員が脚をテンションしておかなければならず、誰かが疲れてもいけないし、誰かが下を見て恐怖を感じてもいけないし、合わせた背中やクロスした腕が、かゆくなったり、いやになったりしてもいけない。コメディタッチにしているのだが、彼らの体勢と、とんでもなく深い円柱構造の穴の途上にいることを考えると、これは軽いトラウマでもあった。まったくのところ、登り切ったとて、この体勢からどうやって這い上がればいいのか。発案者は考えていなかったと言って詫びた。笑
素でコメディエンヌ値が高いヴィスワナサンがよかったのとピューさんはやっぱり魅力があった。ショートヘアで寸胴でフェミニンでもなく、いつも汗っぽくて埃っぽくて青いアイラインにロシア訛り、だけどなんか人間味を感じるんだよな。
かえりみてマーベルシネマティックユニバースの凄さは、わたしたちがすごく共鳴して入れ込んだヒーロー達が、全員刷新されても、それでもやっぱり共鳴できてしまうことに他ならないと思う。
imdb7.3、RottenTomatoes88%と93%。
素直に観れば面白い
アベンジャーズ大好き人間の私としては少し物足りなかったです。
ラストはもっとアクションを絡めたギリギリの攻防戦を観たかった。
サンダーボルツが2代目アベンジャーズ!みたいになっていたけど……今回のヴィランがメンタル戦だったから勝てたけど、もしこれがサノスだったら絶対負けてたよね……みたいなメンバーで、その辺りはモヤってしちゃいました。
それを抜きにして観れば、楽しいMARVEL作品でした!
MCUのセラピー的映画
久しぶりに満足したヒーロー映画だった。
クセの強いキャラ達の掛け合いを観るだけでも十分に楽しめたし、セラピー的なテーマも非常に良かった。
心の置き所が無くなってしまい、人生に一歩踏み出せない人達。そんな彼らが過去の罪悪感にどう折り合いをつけるのか。
特に、うつ病と思われる人物の心の中を映像化し、それをアクション映画ならではの演出を含めて解決していく様は、とても見事だった。
ヒーロー映画でアクションよりも心の内側に重きを置いているのが好印象。
人命救助シーンを分かりやすく演出されているのも良かった。やっぱりヒーローが1番輝くのは悪を倒すところよりも、弱き人々を体を張って助けるところだと思った。
ラスボスの圧倒的強さとビジュアル。あの絶望感はエンドゲームのサノスと対峙した時以来の感触。
エンドゲーム以降ベストマーベル映画と言って良い。
とあるキャラの末路に対しては不完全燃焼感は否めなかったが、そこ以外は大満足の出来!
アベンジャーズのような派手さはないけど
良かったです。
MCU見てる私からすると、他作品のメンバーが集まるってワクワクしますね。
ほとんど事前情報入れていかなかったので、ゴーストが出るの知らず登場した時は驚きました。アントマン2のその後にゴースト出てる作品ありましたっけ…?何でこんな事してるの?ってちょっと疑問でした。
派手なスーパーパワーはないメンバーでどうやってこのヤバいヴィランを倒すのかと思ったら、まさかの心のケアだったので、派手な戦闘シーンを期待してると肩透かしかもしれない。私はちょっとそう思ってしまった…。
でも、落下する瓦礫から身を挺して守ったり、助け合ったりするシーンはヒーローらしくて胸が熱くなりましたし、楽しめました。
ただ、相変わらず初見お断りの内容で…。作品追ってる私もわからなくなってしまった部分もあるので、やっぱり敷居が高いなぁと。
ここから興味もって前作品も観てくれたら良いなとは思います。
あと、バッキーが議員になってて笑ってしまった。
普通におもろいヒーロー映画
今までサブキャラとし登場していたキャラが自分たちの立ち位置を理解しながら活躍するのは好きだった。
ストーリーは序盤中盤終盤隙がなかった。
アクションシーンも現実寄りでヒーローなのに銃をバンバン撃つのが逆に斬新。
ビームは出せない、雷も出せない、幻術を見せるわけでもないし、魔法も使うわけではない、蜘蛛糸も出せない連中がどうやって最強の敵のセンチュリーを倒すの?って不安だったが。
倒した方法はまさかの寄り添うことだった。
これはアベンジャーズにはできない。
超人だが、弱さをもったヒーローたちだからこそできる倒し方で感動した。
おもしろかった!
お互いに殺し合いをさせられそうになった荒くれ者たちがいつの間にか一緒に組むことになっていく。バッキーがいながら彼が前面に出過ぎないその塩梅が秀逸というコメントをネットで以前見ていて、たしかにそのとおりでした。
エレーナは綺麗事に傾きすぎず、言動が自然に入ってくるというか、とてもいいキャラクターだなと思った。終盤近くの"今度は私たちが優位だね"と耳元で吹き込む場面好きでした。あとボブが最後に"でもお皿洗ったよ"と言っているところも…戦士としては戦力外かもしれないけど、そんなふうに言えるようになって良かった。
でも彼らがアベンジャーズ(?)になるとは驚き。本人たちはこだわりがそんなにない気がするけど、サンダーボルツとは名乗らないのかな……
それからヴォイドの闇に呑み込んでいく描写も好きでした。相手が死んだわけではなかったけど、物理的に倒してくより怖いというか、人が突然黒いモヤになって消えていくのはちょっとホラー感があった。
タイトルなし(ネタバレ)
強敵との共闘シーンはアツかったが絶望過ぎて気になる。
主人公の普通のいい奴っぷりもよかった。
親子の会話シーンは感動した。
ラストバトルもあんな感じなのか、ヒーローチームの映画なのにって所も気になる。
マーベル卒業しようと思ってたけど延期!
マーベルはコミックは抑えてなくて、
キャラを全員覚えるとかの熱量もないけど映画は全部観てるくらいの立場。
今回は誰がどれに出てたキャラか記憶が曖昧なまま鑑賞。
結果しかし、今作のヒーローたちは超超大好きになってしまったので忖度しまくりレビュー。
まず、今までのヒーローより自分に近い存在に感じられた所がとても良かった。
人生につまずいた感覚があってしんどさを抱えているけど、そこからもう一度立ちあがろうと奮闘する感じと、
派手なスーパーパワーがないところが
普通の人間感があって共感出来るポイントだった。
今までのヒーロー達(キャプアメとか)も、葛藤がないわけじゃないんだけど、
輝かしすぎるスーパーパワーを持っていて、人間味見せられたところで選ばれし人々だし、
その上我々一般人を助けたいなんて志が立派すぎて
見ていて卑屈になっちゃってあんま乗りきれてなかった。
でも今回のヒーローたちは、人を助けるのが人々のためじゃなくて自分を立ち直らせるためだから
本人たちの問題として切実という所が、
全然恩着せがましくなくて好感が持てた。
戦い方もちゃんと自分たちがリスクを負ってる所が良かった。
ボイドの中に入ってく場面も、今までのヒーローならどうせこの人たち強いしどうにかなる感全開だったけど、
今回はどうなるのか分からないのに勇気を出して乗り込んで行く感じが伝わって良かった。
最後の解決策も、オリジナリティがあって良かった。
そこに行き着くまでに持ち前の身体能力を発揮しつつも、
最後はボブに寄り添うことで解決する、というのは
それぞれトラウマを抱えたキャラだからこそ出来る事で、
この作品でしか表現出来ない事だと思う。
否定したい自分を乗り越えたり、違う自分になるのでなく、
それを抱えたままでヒーローになれるというのが
とても元気をもらえるメッセージだった。
確かに派手なアクションや破壊は無いし、ボブの心の中もドクターストレンジの縮小版みたいでもある。
でも、今回の“負け犬が負け犬のまま勝つ”というテーマを考えると、派手でキラキラしたビジュにしてしまったら台無しだったと思う。
問題を解決して一応出世?しても全員あんま変わってないのも良い。
エンドゲーム以降一旦マーベルに飽きかけていて、そろそろ卒業かと思ってたけど、
またずっと観続けたいヒーローたちと出会ってしまった。
やっぱりMCUは(あんまり)裏切らないね
面白かったー!
MCUの映画はほとんど見てるけど、多分私の個人的な好みにハマったんだろうな。
私の推しは、神様なのに人間臭さに溢れるソーさんなんですが、サンダーボルツのメンバーもデコボコ。みなさんのそういうところがいちいちクスッとできて良かったですわー。
ムキムキだらけの中、貴重なヒョロガリイケメンのボブの今後も気になるところ。
そしてフローレンス・ピューやっぱりいいよね。寂しかったーって泣いて駄々こねてる様子が可愛い。
そんでポスターに必ず載ってるタスクマスターさんに草を捧げます。
えー好みだからというだけで4.5にしておきますが、他の方の参考になるかどうかはわかりません。
地味すぎ
ビルとか壊れたりしてるんだが、なんかわくわくしない。楽しくないだよな。
最後のほうはサンダーボルツはちょっと市民を助けるくらいであとはやられっぱなしだし、トラウマ克服話になっちゃうし。だいたい会って一日くらいの兄ちゃんに対して「あなたはひとりじゃない」みたいなことを言うかね。
最初のとこでもまだ会ったばかりの兄ちゃんを助けようとするのもよくわかんない。「焼却炉」から脱出するとこまではそれでも理解できるとして、それでなんで結束して相手を倒しにいこうとするのかな。チームになるのが早すぎるんだよな。もっと全員が私利私欲のために行動させておいて最後の最後にチームになるというくらいにしてくれないと。間に挟み込まれる父娘話もクサくて見てられなかった。
痛快娯楽アクションを私が期待しすぎたせいもあるかもね。
キャラがわからない。
最近のマーベル映画を見ていなくて、久しぶりに見に行った。
主人公とバッキーくらいしかキャラがわからない。よって、個々の能力もよくわからない。バックボーンがわからないので全体軽い印象。また、一致団結していく過程も端折りすぎか、とにかくキャラクターがわからないので、ついていけない。
味方サイドに超人的な力を持ったキャラがいないのに対して敵が強すぎ…そして対話で決着すると云う物足りなさ…
一見さんには難易度高い。
もうマーベルについていけないのか…と、自分に残念。
主演の女優は目力がすごかった。
以下ネタバレ
期待しすぎたせいか
あまり面白くなかった。
主演の女優は目力はすごいが
金髪にしてイキっている感じもして
ヤンキー感がノイズだった。
ラストの記者会見のシーンが
仮設感が強いためか
紹介してる女性権力者や
サンダーボルツ*のメンバーにも
仮設感があり、
新しいアベンジャーズと紹介されても
エンドゲームで見たアベンジャーズとの差が大きく
その差で笑うギャグにもなっていないし、
真面目にアベンジャーズが誕生したとするなら
画面のテンションが低くて盛り上がらなかった。
バッキーのバイクでの登場シーンは
テンション上がるので
過去作のヒーローとの共闘の中で
サンダーボルツ*のメンバーが
成長していく過程を見せてくれるシーンでないと
テンションあがらないなと思った。
また映画全編が
女性権力者の身内のトラブルの顛末を
見せられている感が強いのに、
女性権力者を成敗しないし、
管理能力がない女性権力者のアホさも
笑えない雑設定だなと思う
ガッカリな映画でした。
全465件中、1~20件目を表示