犯罪都市 THE ROUNDUPのレビュー・感想・評価
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超強くて型破りで愛嬌もある。マ・ドンソクの魅力すべてを推進力にして勢いづくシリーズ2作目
マ・ドンソクの代表作の1本となった「新感染 ファイナル・エクスプレス」が2016年、その翌年に製作された主演作が「犯罪都市」。R指定の韓国映画の中で歴代3番目に高い興行収入を記録したといい、その勢いがシリーズ第2作となるこの「犯罪都市 THE ROUNDUP」に受け継がれ、前半のベトナムロケからも予算規模が拡大したことが見て取れる。
マ・ドンソクが演じる刑事マ・ソクトは、凶暴な犯罪者らを拳で次々に叩きのめし、昨今のコンプラなどお構いなしで被疑者を拷問して情報を引き出したり(“真実の部屋”シーンも前作からのコミカルなお約束)、捜査から犯人確保の過程で乗用車やバスを破壊しまくったりと、とにかく型破り。それでいて、相棒の班長とのユーモラスな掛け合いなどは愛嬌いっぱいで、“マブリー”の魅力が全部詰まったようなはまり役なのだ。
すでに第3作がクランクインしており、日本のヤクザ役で青木崇高が出演しているとか。2023年の公開を目指しているようで、こちらも今から楽しみだ。
観ながら思わず拳に力が入ってしまう
この映画は快活な「緊張と緩和と興奮」でできている。幕開けはベトナムで起こった残忍な惨劇、と書くと妙に身構えてしまうものの、ストーリー的になんら小難しいことがないし、描写が残虐すぎることもない。要は、世に放たれた狂犬のような悪人と熱血刑事マ・ドンソクとの戦いだ。一方で気心しれた刑事たちによる思わず笑ってしまうほどのセリフの応酬やコンビネーションがあり、もう一方では狂犬側が仕掛ける気迫みなぎるアクション・シークエンスがある。それも狭い室内やエレベーター内での死闘など、チャレンジングな状況設定に観る側のテンションも高まるばかり。だがカメラがいざマ・ドンソクを正面から捉えると、彼はなんら身を守る武器を持たずして、その強靭な肉体ひとつで果敢に立ち向かうのだから、これ以上の興奮はない。筋肉がしなる。正義のパンチがぶちかまされる。その瞬間、我々も自ずとグッと拳を握りしめている。単純明快に楽しめる一作だ。
アクションは良かったけど、ストーリーは前作の方が面白い
今作もマドンソク無双が炸裂。鉄拳で殴り倒してく様は観ていて気持ちい。マチェット相手に素手で立ち向かうのすごすぎ。
アクションは良かったけど、ストーリーは前作の方が面白かった印象。前半ー中盤のテンポが悪くややダレた。終盤スーツケースを巡り、敵味方入り乱れるのはゴタゴタしと面白かったけどね。前作のチンピラが混乱に乗じて金持ってとんずらしようとしたの笑った。
悪役ソン・ソックの顔つきは極悪なDQN感が出てて良い味出てる。目元がキリッと細くてイカつい。ただどこか小物臭がしちゃう。前作の悪役の方がクールで冷徹な感じして好きだなー。
エピローグはチームみんな仲良さそうで羨ましい。こんな職場だったら呑み会にも積極的に参加したいなぁ。
前作より観やすくマイルド
やっと劇場鑑賞できて嬉しい限りで池袋・新文芸坐さんに感謝(^o^)
ここから爽快エンタメ作になり、マブリー登場からノンストップで、とても楽しめました。チームで魅せる辺りも良かったです。
訂正 ベトナムで見た映画だ。
ベトナムで見た映画はこの映画じゃない。(訂正 ベトナムで見た映画だ)
ベトナム戦争で韓国軍はアメリカ軍よりも怖い軍団と言われた。
でも、今ではベトナムでは、韓国人観光客の方が多い。らしい。
今年と来年は50周年なんだけどね。アメリカよりも先に、日本はベトナムとの国交を早く結んたんだけどね。
来月ベトナムへ行くが、こんなに怖い国ではない。
韓国は4回くらい行ったが、漢江の橋が落ちた頃なので、今はどうなっているのだろう?
韓国映画とおフランスの映画は苦手だが、たまには見ないとね。
でも、シリース全く同じ内容だ。字幕なんていらない。
肥満男性は我慢できるが、髭面が嫌なことと肥満で、アクションにキレがあるようには見えない。サモ・ハン・キンポーはこの体型でバク転ができたからね。何が良くてカッコが良いのか分からない。
ちょっと羨ましい…
『犯罪都市』シリーズの第2作。2022年公開。
マ・ドンソクがルール無用の刑事、マ・ソクトを演じる勧善懲悪もの。
凶悪犯カン・ヘサン役のソン・ソックが素晴らしい。
悪役は強いほど良い。
悪役も刑事役も、容赦なく暴力的だ。
レビューする内容に困るくらいに、ストーリーは単純で主役は無敵だ。
時折、同僚刑事がケガを負うのだが、
どういう訳だか、皆、治るのが早い。
日本にもこういうタイプのヒーローがいても良いのにな。ちょっと羨ましい。
☆3.0
いやはや。痛快。
なんの心配もなく、マドンソクさんが悪を退治する、というかボコボコにするシーンを待ち望む映画。いわば、「水戸黄門」だ。
「やってしまいなさい」と助さん角さんに言うのではなく、「さて、やるか」と自分でぶん殴るという違いだけ。
韓国で1000万人動員とのことだが、わかるわあ。不安なく、爽快な映画を観たいもんね。俺も安心して、観られました。
ただ、マドンソクさんが出てないシーンの戦いは、外れなく、怖いよ。韓国も日本と似て、闇社会が銃ではなく、刃物なのね。ああ、怖い。
ほら、そこ! 悪いことしてると、マドンソクさんが来るよ!!
悪役が◎
どこに居ても止まらない。
コレはコレで面白かったけど、3作目を見た後では拳による爽快感を感じるほどではなかった。
マ・ドンソクのキャラは抜きん出てはいるけれど、ある種、王道だ。
…3作目を見てしまったからなのだろう。
アクションは相変わらず痛そうで、素晴らしい。
けれど、物語としては本作の方が秀でてるような気がする。犯人を韓国へ輸送する。そこにある小さな違和感から凶悪犯を追い詰めていく。財閥の失墜的なのも絡んでるし、何より!悪役がすこぶる良いっ!!
何をしてかすか分からない狂気に満ち満ちていたし、後半に出てくる兄弟もなかなかのもんだ。
バスの中でラス殺陣なんだけど、あの巨躯を目の前に見劣りしないのは大したもんだ。まだ見てないけど1作目から炸裂してるであろう、あの拳。それを繰り出すあの巨体。それと対峙して尚、どうなるんだ?と思わせられた。
ドンソクが勝つのはお決まりなんだけど、期待感に前のめりになる。助演男優賞ものだった。
マ・ドンソクと真っ向対峙できる。
3作目には無かったファクターだった。
主役のキャラは変わらずで…やっぱり頭も切れるし腕も立つ。障害があろうがなかろうが、直進しかせず押し通る感じだ。ラグビーならば最強のFWなのだろう。走り出したが最後、止まらない。
とはいえ、お茶目な部分もちゃんとあって、市民に優しい刑事さんでもある。
ホント、魅力的なキャラクターだ。
1作目もいつか見たいなあー
最高の続編!
前作に続いて爽快で豪快!
続編はマンネリ化する場合もあるけれどこの作品に関しては皆無。コミカルさに笑いアクションに歓声を上げながら楽しめる。
そして凶悪な犯罪者たちを殴り飛ばしていくマ・ドンソク兄貴!やっぱり強くてカッコいい!今回は倒し方も派手になってて最高!筋肉ですべてを解決していく!
前作で重要な人物のひとりだったチャン・イスも出てきてしっかり存在感を示してくれるのも嬉しかった。
あと、すぐに騙される署長も好き。
口先だけの班長もイイ。
でも、30年ものの高麗人参酒が1番好き!
最後に、チェ会長役を演じたナム・ムンチョルさんに追悼を。
❇️一発KO!の説得力エゲツない ★彡兄貴のすっとぼけ全開!
犯罪都市 THE round up
🇰🇷韓国の衿川(クムチョン)
🇻🇳ベトナム
ベトナムで自首してきた犯人を連れ戻す為、ベトナムに行くマッチョな刑事が主人公。
ベトナムで韓国人の誘拐が多発している事に首を突っ込み、事件の全貌がが拡大していく!
冷酷な悪党を捕まえる為、主人公は追い回す!
殴る、蹴る、投げる、刺す、切る、ぶつけるなどとにかくボコボコアクション❗️
❇️一発KO!の説得力エゲツない😁
★彡兄貴のすっとぼけたキャラ全開!
◉81D点。
🌀一体何人死んだんだろうか?
とにかく終始殺し合いとアクションの連想でお腹いっぱいです。
🟢感想
1️⃣キレキレのボコボコアクション最高!
★彡やっぱり兄貴のアクションはカッコいい。
2️⃣ベトナムや韓国の街並みが楽しい。
★彡ちょっとした旅行気分になりました。怖いけどね。
3️⃣男気の兄貴についていく仲間が最高!
★彡なんだかんだでみんな兄貴が好きなのが伝わる。
4️⃣悪党のソンソクさんのナタ🪓アクションもかっこいい!
★彡強い悪党あってこそ、兄貴も輝くねんな。
5️⃣暴力の怖さとほっこりな演出の中毒性⭕️
★彡甘い物からの塩っ気からの甘い物の連鎖の様です。
今回の悪党は規格外のワル、しかし規格外の刑事の相手として不足なし。
ガンアクションなしの肉弾アクションだけでここまで見せるのは最近では珍しい。まさに剛腕炸裂、ドンソク兄貴のパンチと投げ技が炸裂するたびに見ていて気持ちがいい。
今回の悪党カンはマチェットを振り回しては敵味方の見境なく殺しまくる危ない奴。その凶悪ぶりはすさまじいが、特に後半、後ろから車で突っ込んできたシーンにはびっくりした。その後近寄ってきた警官二人をあっさり刺してしまうという、まさに悪事を働くのに一切躊躇がない。後悔や良心がない純粋さを兼ね備えた完全生物だ、ってこれはエイリアンか。マチェットを振り回してここまで殺しまくるのはジェイソン以来だよ。
今回ばかりはドンソク兄貴大丈夫か、いや心配ご無用。これら悪役の極悪非道ぶりはすべて前振りなのだ。悪の限りを尽くすカンに対して観客の怒りが絶頂に達したところで真打ちのドンソク兄貴の登場だ。
ご丁寧に検問で奴が乗ったバスを誘導し、乗客を降ろして、さあタイマンのお膳立てはそろった。心置きなく兄貴によるマグロ解体ショーの始まりだ。
いくら刃物を振り回しても堅い筋肉に覆われた兄貴にはびくともしない。いつもの華麗なフットワークと剛腕パンチでカンを追い詰めてゆく。最後はとどめの一撃とばかりに見事な蹴りが決まり、カンはフロントガラスをぶち破りいきおいよく吹っ飛ぶ。
しかし決着ついたと思いきやまだまだしぶとい。お前を絶対殺す、家族ともども、そのカンのセリフにカチン。俺はまだ独身だと言わんばかりにとどめのパンチ炸裂。フロントガラスにめり込むやつの頭蓋骨は粉砕骨折したに違いない。
いやあ、お見事!ここまで溜飲下げてくれるアクション見せてもらっておなかいっぱいだよ。これは三作目も期待してるぜ、兄貴。ちなみにスタローンからエクスペンダブルズのオファー来ないのかな。ドンソク兄貴が加わればさらにチームはパワーアップ間違いなしだと思うんだけど。
相変わらずの韓国バイオレンスで残虐シーン多いけど、マブリーの愛嬌がいい塩梅で中和してくれてます。これは映画館で見るべきだった。
悪い人を悪いと思って観られる
韓国映画のいいところは、俳優のことをよく知らないってこと。マ・ドンソクのことは、ファンだから認知しているけど人柄なんかは知らない。強制的にテレビなどで情報が入ってくることもないから、いつもニュートラルに観られます。だから、彼が警察官や悪人やいいお父さんや、どんな役を演じてもスッと受け入れられる。
韓国映画のなかでも暴力系アクション痛快ものは、悪役のウェイトが大きい。画面越しで彼らを「悪い奴やなー」「はやく、しばかれたらいいのに」と小3的視点で観られるかどうかが面白さの総量に影響する。そしてその量がある程度たまると、質が高まっている感じがするのだ。
今回の悪役は、カン・ヘサン役のソン・ソックが大当たりだったと思う。狡猾で残忍、躊躇なしの暴力。腹立たしいを越えて、画面からにじみ出る凄みと恐怖。会話ではわかりあえないヒトなのだ、ヒトのカタチをしたそういうもの、のような印象を与えてくれた。それゆえに没入感はぐぐっと高まっていった。
マ・ドンソクがやられるわけがない、無敵、不敗、正義のようなものの典型的ヒーロの象徴ではある。が、日本型のヒーロと異なるのは、正義のためなら何をしてもいい、とも感じさせる歪んだ正義感。これがある意味人間らしいとも思える。
悪役には人間らしさを感じず、ヒーロ役には人間らしさを感じる、このちょうどいいかげんが映画のバランスを保ち、ゆらゆらと揺れるさまがハラハラ感を生むのだと思う。
シリーズ2作目、タイトルが面白くなさそうだけど、前作の「犯罪都市」も超面白い。「悪人伝」「ファイティン」も面白かった。まだ他もあるから、マ・ドンソク主演はおさえておこうと思う。
張り手が世界を救う。
犯罪者を引き取りにベトナム行ったら、裏で結構ヤバいことが進んでいるのに気づいちゃった話。
どんなエグい描写があっても「俺たちにはマドンソクがいる…!」と思えるくらいの安心感。あの極太腕には癒し効果があると思う。
前回に引き続き愉快な警察の仲間たちと奔走し、終始泥臭さしかない場面。
なかなかラスボスに会えなくてムズムズするし、敵もやりたい放題する。でもその歯痒さがマドンソク映画の醍醐味。ラスボスとの対峙シーンはワクワクしかない。
犯罪都市シリーズ、ずっとこの感じで続いて欲しい。
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