「"穴"に執着する女と"突起物"に執着する男。」地下室のヘンな穴 せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
"穴"に執着する女と"突起物"に執着する男。
地下室の穴をくぐると12時間進むが、肉体は3日分若返るという不思議な家を買った夫婦と自分のブツを改造した近所の男の話。
時間トリックを使った不思議な話が展開されるのかと思いきや、いつまでも男/女としての自分に執着する大人たちの話だった。若返ることに必死になり何度も穴を通るマリーと自分のブツを改造(?)した隣人ジェラールが多分対応されてて滑稽。しかもそれぞれ"穴"と"突起物"だし(笑)監督が嘲笑ってる顔が透けて見えた(笑)
あと旦那さんが全く穴に入ろうとしなかったの、若さに固執してないってのもあるかもしれないけど実は体の中にアリがいたの序盤で分かってたのかも?と思った。マリーが先に穴に入ろうとした時、皿落とした音が上から聞こえてきたから、あの時もしかしたら手切ってアリが出てきたんじゃないかな~~
ジェラールのブツの改造先という思わぬ所で日本が登場するんだが、海外の人から見たら日本はそういう卑猥なことやってそうな性進国でツラい(笑)病院(?)のスタッフは片言日本語の女の人とオペ中の服が浴衣なのリアリティ全くないのに、いかにもな担当医と"ペニス"の設計図だけ日本で本当にありそうなのほんとツラい(笑)
おまけに、「20時以降仕事しろって言うのか!?」って顧客にブチギレるアランに、20時以降なんて余裕だろ!?とキレたくなる感覚が日本人でツラい。
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