劇場公開日 2023年3月31日

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「こんなファンタジーを待ってた」ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り あきらさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0こんなファンタジーを待ってた

2023年4月26日
iPhoneアプリから投稿

私は西洋ドラゴンが好きでファンタジーが好きな人間だった。ロード・オブ・ザ・リングやホビット、ロシア映画のDORAGONも好きで、本も昔はファンタジーばかり読んでた。トールキンにエラゴン、テメレア戦記など。

説明的すぎることもなく単純だけどしっかりキャラクターがつくられており、世界観もしっかりしていて非常に楽しかった。初見の人も置いて行かない作りが優しい。

登場人物1人1人が魅力的で、出てくる脳味噌🧠のいきものやドラゴン!太っちょのゴロゴロしてたドラゴンが大変可愛くて大好きになった。
主人公のクリス・パインは元々好きな俳優さんで、より一層キャラクターが光ってた。吟遊詩人で元々正義の味方だったのに色々あってそれを捨てて、でもやっぱり根っからの善で……戦いは役に立たないし失敗も多いのに頭の回転が早くて発想力に飛んでて絶対的リーダー!好きになるしかない。

最古のTRPGと呼ばれるD&Dだが、TRPGを知らない人でも充分楽しめる作りにしてくれていたことも良かった。
私もTRPGはクトゥルフしかしたことがないが十二分に楽しめたし、実際TRPGをした事がある人なら、「あっ今ここでファブったか?」とか「クリティカルやろうな」とか、考察する楽しみもある。
ダンジョン&ドラゴンズやってみたいなぁー!と思ってしまったのでまんまと策略にハマってるのである。

ファンタジーにありがちな続きを作る前提の終わり方でもなく、綺麗に完結している。
がしかし、続編も作れそうな雰囲気を出してるところもワクワクした。ぜひ続編作ってほしい。

あきら