「子供も大人も一緒に楽しめる」ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り shironさんの映画レビュー(感想・評価)
子供も大人も一緒に楽しめる
一難去ってまた一難!スピーディーな展開で見どころ満載です。
仲間を信じる力が窮地を救う!
下ネタでもブラックでもない、とぼけた笑いは子供から大人まで安心してオススメできます。
終始ハラハラしているか笑っているかのどちらかですが、ラストはホロリと泣いてしまいました。
こんだけのエピソードを盛り盛りに詰め込んでいるのに、交通渋滞していないところがすごい。
回想シーンを多用しているのが時間短縮のポイントだと思いますが、確かこれまでのD&Dシリーズの続編ではないんですよね?
てっきり前作の回想シーンかと思いました。笑
クリーチャーとの戦いや魔法のシーンが楽しい!
私が見たのは2D日本語吹き替え版でしたが、IMAXはきっとド迫力だと思います。
なかでもお気に入りはドリック!
頭の回転の良さと、スピーディーで滑らかな変身にワクワクしました。
日本語吹き替え版と言えば、人気声優さんたちの出演も見どころ(聞きどころ?)でしょうが、サイモンの声が木村昴さんだとはちっとも気づきませんでした。
旅の仲間はみんな、どこかしら少しずつ欠けている。
次から次へとトラブル発生で、ちっとも計画どおりに進まない。
掛け合いやマヌケな会話がいちいち笑えます。
でもそんなピンチを救うのも、やっぱり仲間の機転。
それぞれの得意な能力が違うからこそのチームワークに「そうか。こうしてみるとロールプレイングゲームって多様性を認め合う世界だったのね。」と気づきました。
旅のクライマックスは仲間を信じることの大切さが繰り返し描かれます。
かけがえのない仲間たち…まさか泣くとは思っていなかったので
いつのまにか、どのキャラクターも大好きになっていた自分自身に驚きました。
肉弾戦担当が女性なところも面白い。
強い女性はすごくカッコ良いですが、2人ともだと、ちょっとポリコレを意識しすぎ?
ともあれ、現代の感覚に合った作りになっているので、この仲間たちの冒険の続きがもっと見たい!