マリッジカウンセラーのレビュー・感想・評価
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一度も三度も四度も五度も楽しめる映画!
俳優さん達の演技が素晴らしく、ストーリーも最高でした!!
声を出して笑ってしまったり。
かと思えば泣けてしまったり。
胸がジーンと熱くなったり。
何故か懐かしくも感じたり。
映画ってやっぱりいいなぁ、と改めて感じさせていただけました。
ドラマ化してほしいくらいです笑
それくらい面白かった!!
続編、出ないかなぁ。
疲れが吹っ飛ぶ映画。
是非、忙しい方にも観ていただきたいです!
おもしろおかしくほっこりする良作
結婚相談所の仲人さんの奮闘劇。
主演の渡辺いっけいさんのアドリブであろう演技がいちいちおもしろおかしくて、不器用ながらに頑張り続ける姿をずっと笑顔で見られた。いっけいさんが主人公であったからこそおもしろくて楽しい映画になった。松本若菜さんも親身に寄り添ってくれる仲人で安心感があり、ほんわかした。この映画を見て初めて結婚相談所について認識できたし、こんな世の中で最近気づけなかった人々の温かさを改めてあじわうことができた。
続きが観たい
昭和おやじの奮闘ぶりの映画だと思って行きましたが、それだけではなく、たくさんの登場人物がそれぞれの人生や悩みと向き合って、乗り越えようと頑張る、それをみんなで応援する。とっても温かい映画でした。
人と人の対面の関わりが薄い今、やっぱり人間同士のぶつかり合いやおせっかいって良いなぁと思えます。物語も終わったようで、それぞれのその後が気になる、後を引く映画です。
落ち着いて見られる人情映画
エキストラで参加させていただいた作品、さっそく鑑賞させていただきました。
渡辺いっけいさんの人情味溢れる演技、宮崎美子さんの抱擁力溢れる演技、人気爆発の松本若菜さんの表情いっぱいの演技、キャストさんがバッチリはまっていました。
コミカルな部分人情溢れる部分ミックスされ、私たち年配にも落ち着いて見られる映画でした。会場もかなり賑わっていました。
【今時、アンナ古い価値観を持ったオジサンがいるのかなあ、いるんだよなあ・・。地元が舞台で、松本若菜さんがW主演と言う事で、期待したのだがガックリと肩を落として劇場を後にした作品。】
ー 渡辺いっけいさんは愛知県出身の誰もが知る名バイプレイヤーである。だが、今作では脚本故か、滑稽なセクハラオジサンを空回りしながら演じている・・。
松本若菜さんは、仮面ライダー電王で佐藤健さんのお姉さん役で拝見し、”誰、この女優さん!”と、息子は電王、私は松本さんを見ていた・・。
それ以降、モデルや女優業で頑張っておられ、最近は主演ドラマがヒットしたそうで(スイマセン、ドラマ観ないんです・・。)嬉しき限りであった。
で、期待半分、不安半分で劇場へ・・。-
◆感想
・前半は、渡辺いっけい演じる過去の栄光営業マン男赤羽の、数々の言動に苛苛しながら、観賞。
ー で、当然出向。出向先は結婚相談所「とわえもあ」。だが、そこでも一生懸命婚活している男女たちの姿を見て”情けない!俺の若いころは、自分で見つけたもんだ!”等と宣い、結婚相談所の時田結衣(松本若菜)に激怒されつつ、会場から引っ張り出される始末。
いるんだよなあ、年齢に関係なくこういう人。何となく50代以上のおじさんに多い気がするが・・。国会議員にも、多数生息しているよね。-
・で、物語は赤羽が徐々に反省して行くように進んでいくのだが、脚本が粗くって、又、苛苛・・。
ー もう、こうなったら救いは、松本若菜さんのみである。確かな演技で、赤羽を叱咤する姿。何だったら、一発張り飛ばしちゃって下さい!あ、パワハラだ・・。スイマセン。-
・40過ぎの女性が、気に入った男性の夢”家族で、四季に旅行したい”を聞いて、尻込みするシーンや、30過ぎの男性が3回目に必ず断られる理由が分かるシーンは、少し面白かった・・。
ー 自分の理想と、相手の理想が合う事なんてナカナカ無いと思うが、この男女の相手の事を思っての行動と、相手の想いとの擦れ違い・・。-
・時田結衣が実は、バツイチで、)をマリッジカウンセラーの先輩でもある自分の母(宮崎美子)を越えられない事に悩む姿や、赤羽の奥さんが既に亡くなっていたことなどが徐々に明かされるシーン。そして、二人が少しづつお互いの立場、境遇を理解して行く姿は、少しよかったかな・・。
<私事で恐縮だが、地元である西三河が舞台であるので、3を付けたよ。(地元愛ってことで、御勘弁を・・。)
それにしても、男女の縁って、結婚がゴールではないし(むしろスタートである。)、別の形での縁もあると思うんだよねえ。
そこら辺まで、掘り下げて描いて貰いたかったなあ、と思った作品である。
そして、松本若菜さんには、益々のご活躍を祈念したいモノである。>
えいや!大事です。
地元愛知県の豊川市出身の渡辺いっけいさん主演、舞台挨拶もあるということで鑑賞してきました。正直言ってそれほど期待してなかったのですが、思った以上によい作品でほっこりした気持ちになれました。
ストーリーは、不動産会社に勤めていたものの結婚相談所に出向となった赤羽昭雄が、先輩仲人の時田結衣や会員との交流を通して、さまざまな思いに触れ、自身を見つめ直していくというもの。昨今の婚活事情も反映して、婚活を続ける苦しさや悩み、決断の不安や迷い、成婚に至る喜び、仲人たちの奮闘なども描かれ、婚活にまつわる人々の群像劇ともなっています。
主人公の赤羽は、"東海の赤いスッポン"と自称する強引な営業スタイルもつサラリーマン。加えて男尊女卑で、猪突猛進、セクハラ、パワハラなんでもありの典型的な昭和オヤジ。そんな赤羽が会員たちの切実な思いに触れ、自分を省みるかのように、亡くなった妻が残してくれたハーブティーを一人寂しく飲む姿が印象的でした。そして、少しずつ相手に寄り添い始め、成婚に向けてなりふりかまわず行動する姿に、会員たちもしだいに心を開いていきます。バカにされがちな昭和オヤジの奮闘も、思いやりと誠意があればカッコいいのです。態度や言葉遣いはちょっとアレですが、誰かのために真っ直ぐにぶつかっていく赤羽の姿は、傷つくことを恐れて一歩を踏み出せない若者へのメッセージのようにも思えます。
赤羽の姿に、結衣も影響されていきます。自身がバツイチで、カリスマ仲人の母には及ばないと自信がもてずにいた結衣が、本気で会員と向き合い、相手の心に一歩踏み込んでいきます。クライマックスは、赤羽と結衣の化学反応が最高のご縁を結びます。こちらも幸せのお裾分けをもらい、思わず目頭が熱くなりました。
ただ、赤羽の亡くなった妻や家に寄りつかない娘との家庭生活は描かれないし、結衣がバツイチになった経緯も深くは語られません。このあたりの二人の背景ももう少し描き、それが二人の結婚観や仲人としての基盤にもたらす影響として描かれれば、もっと深い物語になったかもしれません。一方で、ベタで予定調和な部分は多々あり、展開がまあまあ読めてしまいます。
とはいえ、これまでの結婚相談所のイメージを大きく変える本作。出会いの形はお見合いでも、恋が生まれれば恋愛結婚なのです。結衣の母の言葉を借りるなら「えいや!とご縁に乗っかってしまえばいい!」「冥土の土産は多いほうがいい!」のです。婚活中の人たちに優しく寄り添い、そっと背中を押してくれる、素敵なハートフル・コメディ作品に仕上がっています。
今回は、中継ではない、久しぶりの舞台挨拶付き上映で、主演の渡辺いっけいさん、松本若菜さん、宮崎美子さん、前田直樹監督らが登壇されワクワクしました。脇を固めていた青山倫子さんの演技も秀逸だったので、ぜひお会いしたかったのですが残念!その分、松本若菜さんの美しさを堪能しました。それに短い時間でしたが、楽しい撮影裏話が聞けました。監督がカットをかけないため、渡辺いっけいさんと松本若菜さんがアドリブを続けたシーンがあったり、若い頃に渡辺いっけいさんと共演した際に「お兄ちゃん」と慕っていた宮崎美子さんは、本作では立場が逆転して少々戸惑ったりしたそうです。また、本作の前日譚となる短編作品もあるそうで、結衣のバックボーンがわかるかもしれないので機会があれば観てみたいです。
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