「上品な仕立て」ミセス・ハリス、パリへ行く 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
上品な仕立て
興味をそそられる新作が目白押しの今秋、中でもイチオシという感じだったので、期待大でみました。1950年代のイギリス、フランスを舞台に、レトロな雰囲気が映像、音楽ともに美しく再現されていて、目を喜ばせてくれます。今でもトップブランドであるDiorの華やかな世界が垣間見られるのも見所です。主役ハリス(レスリー・マンヴィル)がDiorのドレスに憧れて、周りのみんなを味方にしながら夢を叶えていく多幸感あふれる作品です。ひねりの効いたドラマ展開とかクセのある妙な人物などは登場しない、とても上品な仕立ての作品ですね(笑)。
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