雑魚どもよ、大志を抱け!

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劇場公開日:

解説

「百円の恋」の脚本や「喜劇 愛妻物語」の監督で知られる足立紳が、少年たちの葛藤と前進をつづった小説「弱虫日記」を自らのメガホンで映画化した青春映画。

地方の町に暮らす小学生の瞬は、乳がんを患う母の病状よりも、中学受験のため無理やり学習塾に入れられそうなことを心配していた。そんな彼の周囲には、犯罪歴のある父を持つ親友・隆造や、いじめを受けながらも映画監督を目指す西野ら、それぞれ問題を抱えながらも懸命に明日を夢見る仲間たちがいた。ある日、瞬はいじめを見て見ぬ振りしたことがきっかけで、友人たちとの関係がぎくしゃくするようになってしまう。

関西ジャニーズJr.の人気グループ「Boys be」の池川侑希弥が映画初主演を務め、両親を臼田あさ美と浜野謙太、親友・隆造の父を永瀬正敏が演じる。

2023年製作/145分/PG12/日本
配給:東映ビデオ

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(C)2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会

映画レビュー

4.5リトル仁義なき戦い 青春闘争篇

2023年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

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平野レミゼラブル

5.0よかった

2023年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

子どもたちの感じ、大人の感じ、とてもよかった。
こういう感じだったよね、というノスタルジー。
自分も含めていい年齢の、地方出身のおっさんには刺さること間違いなし。
よかったです。

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khapphom

4.5逃げてもいいよではない、立ち向かう事の大切さ。

2023年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

設定はこの映画がなぞっている「スタンド・バイ・ミー」が公開された翌年・1988年の田舎町(日本のキャッスルロック)なのだが、小学6年生の4人の悪ガキどもの個々の家庭事情や学校でのいじめの実態なんかが「スタンド‥」よりずっとずっと丁寧にしっかり描かれていて、本家はもとより世界中のこの手の少年ムービーの中でも最高傑作だろうと思うのだ。私も歳なのかこの純粋なちびっ子たちの葛藤や悩みやそれを乗り越えて不条理に立ち向かっていく姿を見ると何度も泣けて泣けて泣けてしかたがなく、あまりにもオーソドックスなクライマックス(電車で遠ざかる友を線路沿いに走って追いかけるシーン)はもうやめてくれよと思いながらエンドロールの闇でなんとか音が出ないように鼻をかんだ。悪ガキのリーダー(「スタン‥」のクリス)役の田代輝くんが素晴らしくて将来は永瀬正敏を超えるであろう。大問題なのは埼玉で上映していないこと、今すぐ全てのシネコンで公開すべきである。

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たあちゃん

4.0まんまと泣かされてしまった

2023年4月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

少年たちの成長物語といえば、昨年観た「サバカン」がとてもよかった。「スタンド・バイ・ミー」もそうだが、この手のジャンルは個人的に弱くて、成長している姿を見ると泣けてきちゃう。
本作もそれほど情報はなかったが、タイトルと設定だけで観ることを決めた。年代的には自分よりもやや年下の世代。1988年という時代をそれなりがんばって演出していて、懐かしいものがたくさん目に入った。こういうのは大事。それにしても4人の少年が線路を歩いているだけで連想してしまうんだから、「スタンド・バイ・ミー」って偉大な映画だ。本作のキャラ設定も若干意識している気もしたし。
長回しのシーンが少し多いのはこだわりなんだろうけど、それによって上映時間が無駄に長くなってる気がした。小学生が過ごす時間ってこんな感じだったのかもなとは思うけど。そして、見事に女子との絡みがほとんどないのが面白い。興味を持つのは同級生じゃなくて友達の姉ちゃんなんだよなー。
小学生らしい行動、遊び、話題、そして友人関係。とても微笑ましい。自分の周りでは起きなかったような出来事も、いつの間にか共感たっぷりで観ていて、最後にはまんまと泣かされてしまった。仲間を裏切らない大人になってほしいと、変な親心まで生まれてしまった。
まいったな。やはり少年の成長物語には弱い。

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kenshuchu