ストレンジ・ワールド もうひとつの世界のレビュー・感想・評価
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映像カラフルの家族愛
お父さん役の原田泰造さんがとてもよい仕事をしている作品。
山々に囲まれていて外の世界が分からないという世界観。探検家のおじいさんとお父さん(幼少期)で山の向こうに何があるのかを探すことから始まります。
出てくるキャラも不思議なのが多くて見ていて楽しい。
しかし、虫っぽいやつが出てくるから苦手な人は目を背けちゃうかも。
ポリコレのあれで奥さんが黒人さん。ディズニーのポリコレは女性を黒人にしがち!そこがちょっと。同性愛の設定の必然性が分からなかったのもうーーむ。
内容はかなり良くて好き。
メタファー
子どもの適性も見極めず、子ども自身の希望も聞かないで、本人に選択させずに「自分の子どもだから、自分に似て◯◯って仕事を継げ」って決めつける親ってサイテーだよね、話をきけやコラ!
ってのが物語の根幹ではあるものの。
人の話は聞かないで、自分が正しいって主張だけ怒鳴りあう三世代が、うざすぎて正直つらい。
また、ビジュアルも設定も古いんだよね。
たしかに地下の異世界の生物たちは、奇異で不思議に満ちてはいたものの。
せっかくの3DCGで、キャラデザインが目ん玉ピンポン球なハンナ・バーベラ時代みたいな後退感。
怒り、笑いなど、ステレオタイプな表情ばかりで、微細な演技からは程遠い。
おまけに家族の中に人種、LGBTQ、多様性をぶち込み、さらには環境問題に命の貴重さ……
石油など炭素燃料を使うことの危うさ(の暗喩)からのSDGs、地球は一つの生命体ってメタファーまで。
公害が社会問題になった数十年前みたいで、なんじゃそりゃって。
重要であるし、現代人が決して目を逸らしてはいけないことなのは理解しますが(決して、これらを見たくないわけではない)。
物語の中に溶け込み活きていれば、これらのテーマが入っていることに意味が出るものの。
冒頭のテーマとは直結せず、本作にはゴテゴテにデコレーションするように詰め込みすぎ。
ここまで未整理に雑だと、面白さの要素にならず、ノイズになってしまっている。
お説教とお節介と多方面への配慮が、邪魔で鼻につくレベル。
結果、作品としての面白さを落としてしまったような。
大地が亀って落ちは、古代インドの「地球平面説」からなのは丸わかりで、古さに話をかけちゃってたし。
配信を待てばよかったかなぁ。
ポリコレ要素の違和感が感じない人なら良い作品かも
個人的にあまりディズニーの作品を見たことないけど
主人公の息子が同性愛者だったり
犬の足が一本なかったりしたのを見て、最初のほうからポリコレ要素が目立った
しかも、父親の冒険王が「男らしい男」みたいなキャラなので
それと比較してポリコレ要素が目立ってしまう
そして、そのポリコレ要素は特にストーリーに意味がないように感じる
親子3代の関係性を描くのは個人的によかったと思うし
世界の生物の奇妙さも作画もよかったと思う
ただ、電気をつくる植物をもとに戻すための冒険なのに
最終的にそれを手放してしまうということになってしまったのは
SDGsへの配慮なのだろうか?
あの世界は電気がなくなってもあまり混乱してなかったっぽいので
人々は柔軟だなとは思ったけど
せいぜい電気を使い始めて25年あたりだとそうなるのかなと思ってしまう
ポリコレ展示会
ストーリーよりまず思った事。ディズニーもポリコレに配慮しないといけないのか。異人種結婚に同性愛。中東あたりは上映禁止だな。
それはさておき、ストーリーはなかなか意外な展開を見せて面白い。冒険ものに、親子の和解を組み合わせるパターンというありがち展開だけど、設定が面白く冒険の結末も面白い。SDGsも意識してる?笑
スライム君とワンコは可愛かったよ。
新世界基準を示唆?
ちょっとつかみが弱めで冒険の一大スペクタルかと思いきや、さすがディズニーで、現在の道徳、観念、モラルのベクトルの修正か、なんだか説教されているように感じ、未来に向けて更にマクロな摂理にあわせて自分も変わっていかなければならないのかな?と考えた
「ディズニー」
今年133本目。
ディズニーの新作アニメ。ディズニーは毎回人生訓、生きる指針を貰える作品。2人でビールを飲む所が一番好き(お酒だと思います)。成人になるとやっぱり父親と飲むビールは美味しかったなあと思い出があります。振り切れ。工夫しだいで世界は変わる。名言充実。ノートにメモしています。
Disneyが求める「正義」が不明の作品
米国Disneyは、11月20日に突然CEOが首となり、
5年ぶりに再び就任した新CEOは、
前CEOの戦略「コンテンツの流通」を否定し、
「ストーリーテリング」(制作)を強化するそうです。
久しぶりのDisney作品だったが、つまらなかった!
ファンタジーではあったが、わくわく感は全く無かった。
単なる妄想と思えたストーリー展開だったが、
最後に無理やり筋を通した感じがした。
テーマが親子問題なのか、人体の謎なのか、曖昧なままで
「Disneyが求める正義」は不明のままでした。
Michi
可もなく不可もなく。スプラット可愛い!
映像は綺麗でした。
地下世界(仮)に行った時の世界観。見た事のない生物や場所に感動する。
家族との絆に関して、序盤から終盤までの流れがいい。とても綺麗。こうなるんだろうなって予想ができるレベルに。父、息子、孫まで冒険を共にして話すことで関係性も変わっていく、、、良きです!物語もサクサク進み、山を超えた際の予想外の展開。最後の終わり方まで普通に楽しめます。スプラット可愛いし。
普通に面白いです!ただ、最高かと言うと在り来りであったり鮮明に覚えているほど強烈なシーンや感動は無かったかなって感じ。
ひとことReview!
『ストレンジ・ワールド もうひとつの世界』ならぬ『ストレンジ・ディズニー もう別の世界』じゃないのか。親子孫の三世代というテーマを扱ったのはいいけど、観る者をウトウトさせる激しい画面の動き、ポリティカル・コレクトレスに配慮した作りは、ディズニー・アニメーションの新たな定番になってしまった感じ。コレじゃますますディズニー離れが進行するわ。
テンポの良い超王道冒険譚
感想
超王道のアクションアドベンチャームービーとしては満足出来たが、王道すぎて全体的に薄味な印象をもった。
・物語構成
電気の代わりを担う植物が近々滅ぶという危機的状況に対し、現在農家をしている行方しれずの冒険家の息子サーチャーが事件解決の為地底世界に家族総出で出発するというあらすじ。
家族総出の冒険は『クルードさんちの始めての冒険』、地底世界探索は『センター・オブ・ジ・アース』、冒険要素は『インディ・ジョーズ』という様に様々なジャンル要素を取り込んだ作品の為全体にハイテンポで部分的に既視感を感じました。台詞回しは説明口調のシーンが多くあった気がします。
しかし、地底世界の自然描写は美しく見応えがありました。特に、スプラットは人間味のある動きや魅せ方が多く、可愛いと思いました。予告編でも告知されていた、“衝撃のラスト“についてですが、あまり衝撃感はありませんでした。中盤辺りで環境問題、生物同士の共存について語られる台詞があったのですが、そのフリを見事に回収していたので意外性はあまりなかったです。
・ポリコレ要素
今作のメンキャラクターである一家が白人と黒人の夫婦、同性愛者の息子、片足のない犬というポリコレ要素詰め込みすぎな一家であり、その要素が本編の中で特に活かす展開もなかった為、ポリコレ贔屓感が逆に鑑賞中のノイズになってしまったと感じた(あくまでも、個人的意見なので、差別発言では決してありません。)。
・総評
誰でも楽しく観る事が出来る超王道冒険譚。地底世界の独自描写は楽しかったが、ハイテンポな脚本、既視感のある作品テーマについては少し気になった。
趣味はともかく品質は低いかも‼️❓
ストーリーにせよ映像にせよ、なんだか半世紀前のレベル。
最近のアニメが高品質なだけに、デイズニーご乱心かとも思うが、子供なら違うのだろうか。
全然ストレンジでも無いし、国レベルの動物の中で、ミクロのアレ、とか探検もの、よくある話。
とにかくアニメのレベルが低すぎる、トホホ。
人の意見を聞きたいです、誰か。
幻想的な地下世界への父子3代の冒険譚
外部から隔絶された街アヴァロニア。
外の世界を目指して壮大な冒険に出たクレイド父子だったが、
冒険の最中で意見がわかれ、父と生き別れになってあれから25年―
冒険嫌いなサーチャー・クレイドは父親として再び冒険に出ることに―――
未知なる地下世界、そこに広がっていたのは人々の想像を超えた幻想的な世界。
その摩訶不思議な映像は妖しい魅力にあふれています。
クレイドは父親であり偉大な冒険家のイェーガーとの過去の確執を胸に抱えながら、
25年経って今度は自分が父親として息子のイーサンと冒険の中で向き合うことになります。
冒険の果てにたどり着く父と子のストーリーの行く末にも注目です。
この作品…。見られる方によっては採点があれそう(配点で内容がわかりうるのでネタバレ扱い)。
今年341本目(合計616本目/今月(2022年11月度)28本目)。
いつも書いてある通り、海外作品(ディズニー)なので一定程度の品質は確保されているのですが、「日本語版おしつけ状態」は何とかしてほしいです…(大阪市でさえ、吹き替え版24に対して字幕版1とか比率がおかしい)。
さて、まぁそれはともかくとして。
この映画のタイトルや予告編などなどを考えると、タイトルは「ストレンジ・ワールド」つまり「奇妙な世界」ですから、タイトル名や予告などをあわせてみれば「冒険もの」ということは容易につくし、ディズニー映画であっても冒険ものは扱いますから、その範囲なのかな…ということになります。
一方で、今ではよく「ポリティカル・コレクトレス」(少数派などに配慮して言い換えたりする政策の一つ)、日本語では「政治的妥当性(を果たしているか)」といった論点で勝たれれることもありますが…。その観点は、確かに「大人向けの(R18向けの、を意味しない)」映画ではそういう議論はあってよいと思うしどんどんすべきだと思います。
ただこの映画はディズニー映画です。上記のように「普通にダンジョンを探索して何とかモンスターを倒す」というストーリーにもできたのに、シナリオで別に同趣旨(環境を守りましょう、という趣旨のルールのボードゲーム)のものをするシーンも多く出ることから「環境への配慮」というワードは一つ入ってきます(アメリカでは、日本でいう将棋などと同じように、ボードゲーム・カードゲームは家族でよく遊びます)。
そして、この映画の主人公は「農家とその子」ということですから…。ストーリーの展開がある程度読めてしまいます。
まぁそれだけならまだ「多少ひねってきたな」だし、いわゆるポリコレでもないのですが、映画の最初、主人公がお買い物をに行くシーンがありますが、そこで車いすの人が出てくるシーンがあります(何も話さないし、3秒くらいで消える。この方は映画に一切かかわってこない)。この方、何のために出てきたのでしょうか…。
ほか、登場人物などは「ある程度」固定された枠もありますが、いわゆる「ポリコレ」を意識しているのか、男女・人種問題等でいろいろと「なるほどね」という部分ですが、車いすのお客さんは…。出てきたのも謎です(映画内には一切ストーリーにも関係しない)。
確かに大きな企業として、いわゆる「ポリコレ論」が言われる中でいろいろ苦労はされたと思うのですが、本作品はそもそも低学年の子向けのアニメです。その中でポリコレ論というのは理解はしても「肝心の当事者が」誰も理解できないのではないのか…というところです(3秒くらいしかでない、「タイヤみたいなものがでたのは何?」とかと聞かれうる)。
公式の立場も理解はできるのですが、ストーリーの展開は大半「生物(せいぶつ)」の話になっているため、理解するのはさすがにそこそこの知識が必要です。逆にまぁ何かで撃ち合えばすぐ終わるんですが…。
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(減点0.3/評価が難しい、内容が混乱)
上記のように、いわゆる「ポリティカルコレクトレス」論が背景にあるのは事実です。ただし、また一方で、「映像にうっている「だけ」の車いすの人「だけ」の方がいたりするのもまた事実です。
結局、ポリティカルコレクトレスを実践したらしたで、よくわからない内容(上記の点や、「生物」(せいぶつ)の知識が求められる展開になるなど)になってしまった…その代表例じゃないかな…と思います。
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そういう事だったのか、と。
『ストレンジ・ワールド もうひとつの世界』鑑賞。
*声の出演*
原田泰造
*感想*
別の映画を観に行った際に予告を観て、ずっと気になっていた作品。主人公の声は誰なんだろう?って思ってましたが、まさかネプチューンの原田泰造とは!ちょっとビックリしました。ちなみに海外だとジェイク・ギレンホールが声の担当されているんですね。さらに驚きました。
もうひとつの世界を舞台に冒険家の家族が世界を救う為に冒険をするアクションアドベンチャー。
25年前に行方不明になった父親、息子との確執も描かれてるので、喧嘩が絶えませんが、物語が進むにつれて、親子との絆が深まる所も素晴らしかった。
もうひとつの世界が奇妙なんだけど、美しく、スライムみたいな奴が小生意気なんだけど、可愛らしくて憎めないキャラクターでした。
ストーリーは面白かったです。ドタバタ感もあって、最後は「へぇ~」って思わず唸りました。そういう事だったのかと。。父親の冒険家アピールが若干しつこかったけど、息子との距離が徐々に縮まる所も良かった。
個人的にはもう少し感動の要素をもうちょいプラスになれば良かったけど、久々にディズニー作品を楽しめました。
ディズニーのオープニングが更に美しくなって凄かった。
声優も良くて、原田泰造と福君の声がキャラとマッチしてて、違和感がなかったです。
内容てんこ盛り。
今ネタてんこ盛りな上、動物か植物かどっちつかずのオリジナルキャラクター満載とカラフルワールド。映像に釘付けになった。自然との共生やら性のジェンダレスやら普通に家族愛とか盛りだくさんなネタもわかりやすく楽しめるし。最近のディズニーアニメでピカイチかも。
ご都合主義的な冒険には心が弾まない
「未知の世界」に迷い込んだら、そこに潜んでいるかもしれない危険に対して少しは警戒しそうなものだが、登場人物たちは、あまりにも無防備で、能天気すぎやしないか?特に、勝手な行動をとる息子は、この手の映画にはありがちなキャラクターとはいえ、その無謀さにはイライラさせられる。
離ればなれになっても偶然再会できたり、ビンチになっても必ず誰かが助けてくれるという「ご都合主義」も、冒険のスリルを半減させている。
親子三代に渡る確執と和解のドラマは良いのだが、少々しつこくて、物語の流れを阻害しているとしか思えない。
LGBTや多様性への配慮も、明らかに過剰で鼻につく。
その一方で、ストレンジ・ワールドの正体は面白いし、それを知った後の主人公たちの選択と行動からは、SDGsの大切さについてのメッセージを無理のない形で受け止めることができた。
色々と詰め込みすぎずに、テーマをここだけに絞っていたら、もっと楽しめたかもしれないと残念に思った。
探していた
山の向こうが巨大生物の外側だったんですね。ある意味壮大な作品です。ちょっと言い合いの場面が多すぎて、少しうるさい感がありました。まあ、親子なんてそうかもしれないですが。
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