ナショナル・シアター・ライブ「プライマ・フェイシィ」のレビュー・感想・評価
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まず、この俳優のパワーとかエネルギーとかがすごい セリフが多くてつ...
まず、この俳優のパワーとかエネルギーとかがすごい
セリフが多くてついていくのがやっとだったけど
その辺の勢いが作品の良さの中心にある
ストーリーもちゃんとしてる
憤りとかせつなさとか無念さとか、
いろいろ考えた
このレビューはジェンダーや性的マイノリティーに対する差別ではないので、誤解の無いようにお願いします。しかし、何か問題点があれば、コメント下さい。
演技を知らない僕でも分かるくらい、彼女の演技に圧倒される。
『セックスとは、敷居が高いものだ』と男は知るべし。また、この話の流れを分析すると、スキンを使わずに行為に臨んでいると思う。つまり『快楽を求めるセックス』ではなく『生殖行為』になる。だから、女性の側に『生殖行為の同意』と言う意識がなかった以上『レイプ』になると僕は思う。最悪、子供が出来る可能性もある訳だから。ただし、スキンを付ければ、良いと言う訳ではないが、この映画のストーリーの流れを考えると、それを根拠に、この馬鹿男を有罪に出来たのではと思ったという事だ。
僕はフェミニストではない。性的に女性にあまり興味がない。しかし、ゲイでもない。女性が怖いだけである。
女性の方が男より、知能が発達していると思う。つまり、頭が良いという事だ。但し、学歴があると言っているわけではない。
しかし、スカートをはいて、乳房があれば皆、賢明で知能の高い、女性と言うわけではない。女性のカッコをしていても『腐った心』持った女性も沢山いる。また、男に騙されている女性もいる。僕はそういった人達も含めて、女性が怖いのである。
男がイニシアチブをとる今の世界。だんだん、悪くなる一方だと思う。しかし、50%は女性である。賢明な女性の活躍を全人類の為に大いに望む。争いも貧富の格差も男には解決はもう無理。
大いに女性に期待するが、男に騙されている女性には、是非、目を覚まして貰いたい。また、腐った心を持った女性は、男以上に学習をしてもらいたい。そういった女性は、男以上に厄介な存在だ。
間に合えばもう一度観る!
ああ、凄かった……。
関わった全ての人に拍手を送りたい。
そしてジョディ・カマーに。
なんだあの早口と瞬時に変わるキャラクター。
一人で何役やってんだ。
本当にすごい。
演技で喜怒哀楽、全てをくれた感じ。
彼女がボロボロに体現することでしか、
わたしたちに刻まれない何かがあると思わせる。
最後に、なぜ一人芝居だったのかが
よくわかる。
ストーリー展開も凄い。
タクシーの並びの話や、
3人に1人といった話が、
後になって効いてくる。
最初から最後まで見逃したく無い。
見逃せない。
そもそもは裁判上の真実にしか目を向けず、
むしろ真実など見ない方がいい
知らない方がいいと、
キャリアアップに励んできた彼女が
被害者の立場になり、ようやく理解する。
その様はわたしたちとまるで重なり、
実際に体験はしなくとも、
この様々な箇所に散らばる悪の怖さを
思い知るのだ。
最後、彼女は立ち向かった事実を
表明する。
彼女は戦ったのだ。
負けたとて、立ち向かったのだ。
それでも、これだけしても、
何も分からずに帰る人が居るんだろうな。
ちょっと怖かったのが、
これ真ん中あたりで彼女が被害を受けて、
ガラッと劇の雰囲気が変わるのだけど、
前半部分でもじわじわと危険な感じはあって、
特に彼女が弁護士として証人を詰めるところなんかは
この思想、問題あるでしょ…とか感じるんだけど、
でも上手くジョークを紛れ込ませてるから
あまり深刻じゃないように見える。
あれ、これって笑っていいのかなっていう。
そんなシーンでもNTLだと観客の声も入るので、
笑い声がバンバン聞こえる。
特に、男性の。
それが何とも言えない怖さだったのよね。
一人芝居の最高峰では?
観終わって、「本当に一人しか舞台にいなかったっけ?」となった。
ただただ圧倒された芝居だった。
一人しかいないのに、一人語りなのに、そこで語られているその場面が、同時に、わたしの頭の中で再生されていました。
登場する人物像ももちろん明らかに。
最後の法制度の不十分な点の訴えは熱量と感情の勢いで押し切った演出で、この芝居ではそれこそが訴えたかったことなのはわかったけど、個人の感想としては少しtoo much て感じた。
余談ですが、barrister(法廷弁護士)という言葉、初めて知った。
もう一度見たいけどエネルギーが相当消費されるので考え中です(褒め)。
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