劇場公開日 2022年8月19日

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「ま、印象は変わらないですが」ロッキーVSドラゴ ROCKY IV sallyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ま、印象は変わらないですが

2022年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1986年に日本で公開された「ロッキー4/炎の友情」を、監督・脚本・主演のシルヴェスター・スタローンが42分の未公開映像などを追加して物語を再構築した新しい「ロッキー4」と言うか、シルヴェスター・スタローンが何時ぞや、インタビューで「ロッキー4」「パラダイス・アレイ」「ナイトホークス」はもう一度、編集を再検討するか、撮り直したいと言っていたが、当時、自身で脚本、監督した本作品を再編集して公開されました。

当時、「ロッキー4」は見ましたが、今回は前作やシリーズの見直しと言うか、予習はしないで臨みましたが、印象としては、見ている方は、「ロッキー4」にしろ、「ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV」にしろ、同じ印象かな・・・・

むしろ、今頃見せられても、皆若いなと言う印象しかないかな・・・

ただ、バート・ヤングの出演の方は本作品では、印象が薄くなった気がして仕方がない・・・

改めていうのなら、映画がまだまだ生ものだった頃の作品ゆへに、CGでリアリズムを作るのもいいけど、CGが無かった頃のリアリズムの追求と言うのも当時の映画の本当に良さと言うのを再確認したかな・・・・

手段に過ぎないんだけど、しかし、現代のカーチェスやカーアクションも凄いと思うけど、70年代のボコボコしたカーアクションの方が胸を高まるていうのかな・・・・あまり作りモノ過ぎていないと言うか、本作品も、何とも「痛い」がしっかり表現されていて、なんか良かったな・・・・

あのしゃべり方、あの独特な顔やイメージが、シルヴェスター・スタローンこそ、ロッキーそのものだと思うね。

sally