劇場公開日 2023年2月10日

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エゴイストのレビュー・感想・評価

全256件中、61~80件目を表示

3.0愛の本質とは。行き場を失った愛を埋めようと奔走する姿。

2023年9月21日
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悲しい

知的

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あおねる

3.5鈴木亮平スゴイ!!!

2023年9月2日
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鑑賞方法:VOD

最近の映画は急にフッと終わるのが流行っているのか?
そしてタイトルがさりげなく映し出され、、、
その演出が好きじゃないので★-0.5にしました。

しかし鈴木亮平さんの演技スゴイ!!!
細かい所作まで行き渡っていて圧倒されました。
じつは役者としての阿川佐和子さんを初めて観たのですが
自然な演技でとてもよかったです。
宮沢 氷魚さんもキレイで儚くて素敵でした。

終始ドキュメンタリーを観ているような感覚で
世界に入り込んでしまいました。

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mameta

4.5「田端のChupki(チュプキ) TABATAで」

2023年7月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

今年120本目。

2月10日公開の映画。この時期に見れて嬉しい。田端で。7月6日は迷ったので自宅から自転車で40分でしたが今日は27分。2月公開だから映画の描写でベランダに出て「寒っ」とか印象的でした。結構大人のBLできわどい演出もあったがそこも好き。2人迫真では言葉が足りない位凄い演技でした。作品が進むとエゴイストが誰なのか、またエゴイストでも時に人間として素晴らしいエゴイストもいる、そこを観客に訴える映画だと思います。

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ヨッシー

1.5社会的に強いゲイの目線から見ることでぼやけてしまう切実さ

2023年7月12日
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難しい

ゲイである自分からすると、製作陣側が用意周到に批判される芽を潰していった感動ポルノというのが率直な感想です。

ゲイの中でも社会的な立場がかなり強い人を物語の主軸に置いたことで、役者のファンやこういった関係性が好きなヘテロ側の人達がこの切実な問題を孕んだ物語をただの「悲しい物語」として消費しやすくしてしまっていると感じました。もちろん、当事者を演じた役者さんが役作りを徹底しているのは理解しています。しかし、当事者の自伝が原作ということを免罪符にこれ以上ヘテロ側の社会システムに対してなんの批評性も生み出さず、ただただ社会的な立場が弱いゲイが死ぬ物語やほっこり日常系BLドラマを生み出し続ける意味とはなんなのでしょうか。

今、沢山存在している中流かそれ以下の生活を送っている中年以上のセクシャルマイノリティの人は今どんな状況に立たされているのか、どんな不安を抱えながら毎日生きているのか、現状の社会システムそのものになにか批評的なスタンスを示さない作品ならばせめてまず龍太みたいな立場の人にフォーカスを当てた物語を作ってほしかった。

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tandem

5.0涙がとまりませんでした

2023年6月17日
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泣ける

悲しい

幸せ

鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんの大ファンで期待大で映画を観ました。
どちらもイケメンさんですね。
私も昔お付き合いした、年下の彼氏との恋愛と少し重なるところがあって途中から涙がとまりませんでした🥲
お互い恋愛が辛くなるくらい好きになることや、お互い好きでも会えなくなることの辛さ、好きな人をずっと好きでい続ける主人公の気持ちとか、切なさがとても伝わってきて素晴らしい演技だったと思います。
最初はちょっと高飛車で自意識高い系のオネエ役とかも大袈裟過ぎるくらい鈴木亮平さんの演技が素敵でした。
宮沢氷魚さんも普通にいそうなイケメンな若いゲイ役、エッチの演技、売り専の演技もリアルで素晴らかったです。
阿川さんや柄本さんやゲイの友達役の方達も自然体の演技で最後までハマってしまいました。
皆さんの演技、人を好きになることの素晴らしさ、切なさとか伝わってくる素晴らしい内容だったと思います。

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kou

3.0当事者の感想

2023年6月13日
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多分、ノンケの人にはある意味、わかりやすい内容なんだろうなって思う。今、セクマイの人はどんな社会的な状況の中で生きているのか、出来るだけセクマイの『側』に立って描いてくれてんだろうなって思う。
だけど、現実はこんなんじゃない。これは勝ち組の映画です。

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快晴

4.0単なる同性愛の作品ではなく、愛をテーマにした良い作品でした。与える...

2023年6月11日
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単なる同性愛の作品ではなく、愛をテーマにした良い作品でした。与えることもそれはエゴかもだけど、受け取る方が愛を感じれればそれで良し。とにかく鈴木亮平さんが凄すぎて、見るべき一作でした。

このワンカットで撮ることによるリアリティや、音楽等、帰りの電車で反芻していたら、結果星4に上がりました笑

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おれ

5.0愛はたぶん身勝手…

2023年6月11日
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泣ける

難しい

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エリー♪

4.5大きな愛(男でも女でも、親でも、関係なく)

2023年6月11日
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鑑賞方法:VOD
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琥珀糖

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館
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りゃんひさ

4.5わがままな人

2023年6月4日
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"気持ち悪い"
鑑賞中に抱いていたのはこの感情だった。
でもこれは決してネガティブな感想ではない。
どうして"気持ち悪い"のか?
それはおそらく、あの空気全てが"本物"だったからだ。
セックスシーンが多く生々しいラブストーリーを描く癖に、一丁前に人の死や愛について涙する登場人物たち。
居酒屋では、ゲイたちの飲み会でカメラを回しているような、ドキュメンタリーチックな会話シーン。
少しずつ年老い、少しずつやつれる二人。
悪者はおらず、悲しみや怒りの矛先を誰に向けることもできないまま終わっていく展開。
役者の演技も、カット割も、それを取り巻く美術も、全てが本物だから、ただただその現実を見ているのが、もどかしく、気持ち悪い。
優しさなのか、愛なのか、はたまた執着なのか。
与えても与えても溢れていく大切な者。そこに生まれているのは紛れもなく愛のように思えるが、
あのラストによって、タイトルの意味がようやくわかったような気がした。確かに誰も悪くないし、誰も謝る必要はない。けれどみんなエゴイストなんだ。

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Miyu

4.0エゴ

2023年5月20日
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鑑賞方法:映画館

鈴木亮平さんの安定の演技力に、
終始魅入ってしまった。
ゲイを描いた作品だけども、
大げさじゃなくって、
へんにデフォルメされてなくって、

普通にお母さんへの思いと、
基本、人は何かしらのエゴで動いてるし、
それは、ゲイでもゲイじゃなくっても一緒で、
納得のできる作品だった。

鈴木亮平さんの熱唱シーンが好き。

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hkr21

4.0愛あるところに優しさは生まれる

2023年5月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

ただ同性愛を扱った作品ではなく、「愛」の形を描いた作品。純粋な愛ゆえに生まれる悲しみや葛藤、個々に抱える欲望が描かれている。

本作での「愛」は、
龍太(宮沢氷魚)と母(阿川佐和子)
浩輔(鈴木李)と亡き母(中村優子)
浩輔と龍太
浩輔の父(柄本明)と母
そして、浩輔と龍太の母との間に存在するものである。

これらの愛は似ている様で少しづつ異なっており、親子愛や夫婦愛、同性愛だからの一言で片付けられるものではない。そこにあるのは純粋な美しさを持つ「愛」である。

ただ、一部の生々しい濡れ場は、好みの分かれどころである。

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加田瀬恋

3.5愛とは何か考えさせられた

2023年4月26日
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泣ける

興奮

難しい

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冷凍パスタ

4.0暖かい気持ちに

2023年4月19日
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泣ける

悲しい

幸せ

ものでは変えられないけど...それでも繋がっていたいと思ったから手助けのかたちで。
確かに時間、お金、持っていなかったらできないけれど私は違う見方をしました。
映画を観た人達それぞれの気持ちでみればいいかなと切なく暖かく、素敵な時間になれたと思いました。
すごく撮りかたが良かった。

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シーナ

5.0LGBTQ映画ではない。

2023年4月17日
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たまたま出会った人と恋に落ちるなんて、よくある話で、でもだんだんと主人公の薄ら暗さが見えてくる。
彼の愛は他人から見たら歪んでいて、エゴで、真っ当に見えないでしょう。
でも真っ当なんて誰が決めたわけでもない。
彼が大切に思う人達にして来たことが、彼の、そしてそれを受け取った2人の何よりも愛だと思った。

主演の鈴木亮平と宮沢氷魚をはじめとする全ての演者さんの演技の細やかさ、口調から仕草や表情の細部までとても丁寧で原作者や彼に関わってきた人たちへの礼儀を感じるところも大変素晴らしかった。

濡れ場の描写も大変丁寧に描かれており驚いたが、この驚いた自分こそ一種の偏見で、解ってる当事者になってるつもりでわかってなかったと気付かされた。

そこが当たり前なのは前提で、その先の人の付き合い方や、人生の向き合い方などを難しく懸命に生きるヒューマンドラマであった。

だからLGBTQなどと括りにとらわれた作品ではない。

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あきら

4.0優しいエゴイズム

2023年4月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

ROBOTがR15で作ったら、こんなに優しい世界が広がった。エゴイストという割には、各々のわがままが良い方向に転がっていた。
それにしても、宮沢氷魚は儚い透明感溢れる青年が良く似合う。

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印刷局員

3.5カメラワーク

2023年4月9日
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カメラワークと鈴木亮平が印象に残ります。後半はガラッと様相が変化するが、不自然な感じを覚える。

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こうたんまる

4.5リアリティーと想像力

2023年4月8日
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泣ける

悲しい

知的

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marcomK

5.0エゴイズムは愛に昇華させうるということ

2023年4月7日
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利己的な行動であれ、愛にまで昇華することができる。
人は孤独ではなく、愛する人を作り、家族ですら作ることができうる。
そういう学びがあった。

同時に、これは生活に余裕のある人間にしかできない芸当かもしれないとも思った。
つまり、金銭的・精神的・肉体的な余裕がないと、他人を包摂したり、ましてや人に何かを与えることによってエゴをこの映画のような形で昇華できないのではないかと思った。
その問いに100%答える映画ではなかった気はする。

私はいま日々生きることに追われ、そのような余裕を作り出せていないので、今の状態ではリュウタのポジションで留まるだろう。
つまり、人から与えられるままに生き、お返しのできないうちに死んでいくということだ。

それでも、生きて人と関わる中でその先に何を指向するかによって、人に何かを与えたりそれによりエゴを昇華させ愛に転じさせることが"もしかしたらできるかもしれない"という気持ちにさせてくれた。
ただ、想いはあくまでその瞬間瞬間のエゴであり、エゴのポジティブな昇華は偶然の結果に過ぎず、想いの先にある見返りを期待するものではないと思う。
"エゴの出し方を磨きなさい"という示唆とでも言おうか。

映画からの帰り道、雑踏の中で私が人々を眺める視線は確実に映画を見る前とは変わっていた。そんな余韻があった。

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SPQR