劇場公開日 2023年2月10日

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エゴイストのレビュー・感想・評価

全246件中、21~40件目を表示

5.0前半のハッピー、からの

2024年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

後半のやるせなさが観ていて本当に辛かった。
原作を先に読んでいたから龍太がどうなるかはわかって観ていたつもりだけど、それでも心がついていかなかったなあ。観終わってから心がしんどすぎて、もっぺん最初からハッピーなところだけ観直してしまったぐらい。

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ケロケロケロッピ

3.0こってり系メインのあとにもう一品あっさり系

2024年6月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

興奮

監督と脚本は『ハナレイ・ベイ』の松永大司
脚本は他に『風の電話』の狗飼恭子

U-NEXTで観れなかったので地元でTSUTAYAレンタルしたが期間中にU-NEXTでも配信が始まった
TSUTAYAなら準新作の時期だがいきなり異例の見放題

ゲイの映画である
ゴリラとしてならイケメンの鈴木亮平とでいごの花が咲きの息子による官能ラブストーリー

レズに比べゲイの方が圧倒的に映画になりやすい
そういう面でも男性中心社会なのかもしれない
ゲイはレズに比べビジュアル的にわかりやすい
ゲイの方にしたって仲間やノンケや女性に対してわかりやすいに越したことはない
LGBTのデモだって報道する側からすればゲイを中心に撮影するだろう
天才たけしの元気が出るテレビだって取り上げたのはレズではなくてオカマの競歩(日出郎懐かしいなあ)
レズは閉鎖的でゲイは開放的
ゲイは言葉遣いが柔らかく器が大きい印象
ゲイバーはあってもレズバーはあまり聞いたことがない
ゲイが太陽ならレズは月なんだな

ゲイの映画がここ数年増加傾向だがSEX抜きのソフトな感じの作品があってもいいかな
ゲイを自覚し始めた中学生同志の淡い恋物語あってもいいんじゃないかな
ハードなやつばっかりで食傷気味

それにしても片方が亡くなる展開にしても1時間15分は早すぎた感
エンドロールを除けばまだ40分くらいあるのにどうなっちゃうのと不安感
恋人に先立たれた男と息子に先立たれた母親の奇妙な交流がこの作品のもう一つのメインなのかもしれない
タイトルの『エゴイスト』もこのあたりでしっくりときた
おそらく星2以下の評価の人はおそらく1時間くらいで観るのをやめたのだろう
もったいない
ちょい役で森田が出てるし

呉城久美を見つけるのは比較的容易じゃない
『マイ・バック・ページ』の岸井ゆきのほどじゃないかもしれないが

阿川佐和子はわりと良かった
俳優のイメージは全くないがテレビドラマや映画には一応ちゃんとした役をもらいそこそこ出演している
しかし今回も俳優でなくあくまでもそこは阿川佐和子
身なりこそ違えど納っているのはエッセイストでありテレビ番組司会者の阿川佐和子そのまま
本来俳優でないタレントをキャスティングするのはそれなりの意図があるんだろう
その人が持っている雰囲気が作品のピースに必要だと判断したに違いない
黒沢映画の所ジョージみたいなものか
そういえば長らく壇ふみとのレズ疑惑があったがそれも含めての抜擢だったのだろうか

LGBTをテーマにするなら能町みねことサムソン高橋のドキュメント映画とかそういうのが観たいな
そこそこ若いイケメンの2人がゲイを演じて絡み合う作品なんてもううんざりだよ

配役
ファッション誌の編集者の斉藤浩輔に鈴木亮平
中学時代の浩輔に和田庵
浩輔を担当するパーソナルトレーナーの中村龍太に宮沢氷魚
龍太の母の中村妙子に阿川佐和子
浩輔の友人にドリアン・ロロブリジーダ
浩輔の父の斉藤義夫に柄本明
浩輔が14歳の時に他界した母の斉藤しず子に中村優子
看護師に森田望智
飲食店の店員に呉城久美
妙子の入院先の同室患者に阿部百合子
龍太の相手に河野達郎
龍太の相手に高野春樹
妙子の隣人に山村崇子
雑誌のモデルに楓

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野川新栄

4.5やわらかい風が頬を伝うかのよう

2024年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いつくしむ、いたみわけ
いたわる
さりげない手のぬくもり
こえをあらげたり、だれかをせめることはなく
ささやきあい、みつめあう
であいはきせき
たりないところをおぎないあう
それだけでみたされる

ほだされる、とはまさにこの事

鈴木亮平のむっつりした顔は
うちなる感情のひだを、感じさせ

相手に愛されたいと人懐っこく微笑む目は
じつは過酷な人生を生きている若者
宮沢氷魚、見事に体現しております

そしてまさかの阿川佐和子!素晴らしい

品格のある作品でした

手の描き方が、丁寧に
さまざまな表情をみせてくれました
人それぞれに、それぞれの手がある

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青樹礼門

5.0一番のエゴイストは誰だったか

Kさん
2024年5月17日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

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K

3.5タイトルが何度も心を抉ってくる、画面酔いには注意

2024年3月27日
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鑑賞方法:映画館

先に観ていた人の感想で流れていたから覚悟していたものの、まさか自分が画面酔いするとは…。それも1つの見せ方だけど、自分には観ていてしんどかった。

確かに、凄く作品のタイトルが何度も何度も頭を過ぎって、自問自答を繰り返す。単純な愛の物語かと思わせておいて、それを飄々と裏切った所に本質が落ちているという…。不自由だったからこそ、そこから脱皮するような成功を手に入れた浩輔と、未だ抜け出せない龍太。荒々しくも衝動的な濡れ場もありつつ、凄いものを魅せられている感覚。配慮出来るような有資格者も携わったと聞いたので安心感はあったが、それでもなかなか凄い。まだ知らなかったリアルが転がっていた。そこからの転調、より深い所に落とし込む作品の痛み。

ただ、どこか軽薄になってしまって見えるのは、集中力を削ぐカメラワーク。密着しているかのような雰囲気と疾走感。これは確かに、固定カメラでは成し得ない雰囲気と距離を生み出している。ただ、あの時ばかりは酔ってしまって…。受け止めるテーマがあまりに大きいこともあり、咀嚼をせき止められる形となった。

主演は鈴木亮平さんと宮沢氷魚さん。長身のスラッとした姿に宿るのは、真っ直ぐな愛とゲイであることへの悩み。そこに寄り添うことは出来なくとも、そのエゴに触れることで分かる痛みがある。そして、このタイトルの秀逸さに呑まれた。

今後語り継がれるであろう名作。邦画としても大きな1歩を感じる。だからこそ、この作品に相応の評価ができなかったことが悔やまれる。

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たいよーさん。

4.5生きる‼️

2024年3月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

幸せ

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活動写真愛好家

3.5好意を受け取る側が、それを「愛」と呼んでくれるのなら

2024年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ゲイ役の二人(鈴木亮平さん・宮沢氷魚さん)の演技が特に素晴らしく、そしてエロかった。流石。
他の方のレビュー見てても後半のストーリーは賛否両論なんだね。まぁ「エゴイスト」というタイトルを前提に描いた作品だけど、それはやり過ぎでは・・と確実に思う。
この主人公はそうではなかったが、自分でエゴだとわかってやっているのではなく、自分から無償の愛だとか言い押し付け出したら、もう違う。

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映画感

4.0愛に正解ってないな

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

「恋愛の相手は異性で当たり前」という考えが通じなくなりつつある今の時代、こうした映画に触れておくのって大事なことだと思うんです。性別なんて関係なく、誰かを好きでいるってすごく素敵です。主演の鈴木亮平と宮沢氷魚、そして周りの俳優陣たちも全員が見事に愛しさや儚さ、切なさ、いろんな愛の形を表現していました。愛の形、幸せの形に正解なんてないんだよって教えてくれています。

今年3月の日本アカデミー賞でも紹介されていましたが、独特なカメラワークが印象的です。単なる撮影ではなく、カメラが被写体を固定することなく動き、ドキュメンタリーを思わせるような演出でした。一風変わった演出ですが、普通の映画とはまた違った味があります。個人的な感覚としては、言葉にするのが少々難しいですが「映画の中のキャラクター」というよりかは「映画ではなく本当に存在している現実世界の人」というような感じです。これによって、主人公たちが紡いでいく愛の物語がよりリアルに映っていました。表情だけでなく見えにくい心の中まで繊細に描かれていて、切ないけどどこか温かさも感じました。たとえ分断されてしまっても、遠く離れてしまっても、2人は繋がり続けることができるという、愛の強さも巧みに表現されていて、悲しくても最後は笑顔になれるのが愛なのかなと思います。

BL作品って、情があるというか、奥深い感じがして僕は好きです。「窮鼠はチーズの夢を見る」もそうですが、切なくも心温まる雰囲気があって素敵だと思います。

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ニンフィア好き

5.0鈴木亮平

2024年3月10日
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鑑賞方法:その他

WOWOWで鑑賞。
今まで鈴木亮平さんの作品を数々みてきたけれど、嫌いじゃないけど苦手だった。
遅ればせながらこの作品で鈴木亮平さんに目醒めてしまった。
凄い!
なんだろう、なんでか中盤から泣けて泣けてしょうがなかった。
気持ちが入り込んでしまった。
宮沢氷魚さんとのシーン
阿川佐和子さんとのシーン
柄本明さんとのシーン
どのシーンも細かく丁寧に、そして余計なものが無く貴重なシーンばかりだった。

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りりー

3.5カメレオン俳優

2024年3月10日
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 鈴木亮平ってやはり凄いなあ。今作、ゲイ(?)仲間が集まって飲んでいる場面、話し方仕草、目線指先の動きまで、全てなりきっている。仕事中でも。狐狼の血での殺人鬼からこんなに色っぽい役までなんでも出来てしまう。まさにカメレオン俳優。次はどんな彼が観れるか楽しみ。
 龍太は何故死んでしまったのか?病気なのか、自殺?ではないだろうけど。
 龍太の母親が凄い。息子に打ち明けられて、受け入れて応援出来るなんて。自分ならどうだろう?好きなものはどうしようもない、だから認めるだろうが、しばらく動揺しちゃうだろうな。龍太亡き後、自分の母親のように面倒をみる浩輔の優しさも凄い。
 原作者の実話ベースらしいが、こんなにキレイに描かれていたら嬉しいでしょうね。

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アンディぴっと

4.0まだ帰らないで

2024年3月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

3.5とても大きな愛

2024年3月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ジョー

4.5タイトルの意味はこういうことでしたか

2024年3月5日
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みゅー

4.0ごめんなさいはもう言わないで

2024年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

もう、ごめんなさいは言わなくていい。
血は繋がらなくても、親子です。
愛のカタチも、多様性の時代。

俳優さんって、本当に凄い。
皆さん素晴らしい。

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上みちる

3.0アカデミー賞ノミネート作品

2024年3月3日
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鑑賞方法:映画館

鈴木亮平さん、スゴいですね。

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完

4.0距離感の難しさ

2024年3月1日
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鑑賞方法:その他

悲しい

好きな人を助けたいが故の援助、その気持ちに誠実に応えたいが故に起きた悲劇。根底にあるのは「貧困」。気持ちが通じ合っても、それぞれが抱える人生の負荷は、たやすくは分かち合えない。見終わってから、透明感溢れる宮沢氷魚のどこか痛々しい笑顔が頭から離れなかった。

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shorio

4.0タイトルがすごい

2024年2月24日
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ニョロ

4.5えっ、終わったの?

2024年2月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

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映画イノッチ

3.0今後

2024年2月19日
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日本の映画界を背負っていく鈴木亮平の覚悟なのか、意思を感じた映画。後半の思いもしない展開に鈴木の凄さを感じた。

個人的には好きな俳優ではないけれど、見事演じきった姿は拍手。他キャスト阿川さん含め上手でした。

ただね、どうしても日本の役所は嘘くさい、映画館で見る価値なしと個人的感想。

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ken

4.0観終わった後、暖かい気持ちになっていった…

2024年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

巻頭からハードなシーンが続いて、観る映画を間違えたかと思って後悔したが、観る価値があった。いろいろな映画の賞で、主演と助演の男優賞を獲っていたので、どんな映画なんだろうという興味があった。最初は、画面から目を背けたくなるシーンも多かった。途中までは想像がついた展開で、まぁそうなるよなと思っていたけど、そこから思いもよらぬ展開に変わり、映画の印象が大きく変わっていった。タイトルの意味もわからなかったが、最後まで観て納得した。龍太はそれまでの生活を続けていった方がよかったのか、それともその後の生活の方が幸せだったのか、私には答えが出てこない。また、浩輔の行為は、自己満足でしかないのか私にはわからない。鈴木亮平は体格が良くて、演じる役はみんなを引っ張るような人が多かったので、こんな繊細な役も演じられるのかと見直した。目つきや指使いまで気を配った意外な役だった。宮沢氷魚は、テレビドラマ「偽装不倫」の頃は佇まいはピュアな感じですてきだけど、演技の方は、セリフは棒読みだし、大根だと思っていた。いろいろ経験を積んで、いい役者になってきたね。たぶん、そういう話題にならなければ、観なかった作品だと思うので、二人の名演のおかげで感動的な作品に出会えて幸せだった。

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瑞