「みんなエゴイスト」エゴイスト Raita Maipenさんの映画レビュー(感想・評価)
みんなエゴイスト
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よかった点
・鈴木亮平の演技がリアル。普段はノンケとして生きてるけど、ゲイぽさが少し漏れてしまうバランスとかすごい。
・BLみたいな雰囲気が出ず、ちゃんとゲイを描いているのに共感。同性愛の話としてでなくても、ストーリーはよいと思う(ただ、男女のカップルの話だったら映画化はされないと思うけど)
・タイトルとストーリーがあってる
うーんと思った点
・会ってすぐ体の関係になるのはよいのだが、その前にどっちがタチでウケかみたいな話もないし、いきなり入れて、また入れられて、ゲイの性描写がリアルでなく、急にファンタジー(BLの世界)みたいになったのが残念。
・ウリをやってるのにあんな純粋な子が本当にいるのか、これもまたファンタジー要素が強い。
・そして龍太が突然死をしたのがあまりに急で。確かに疲れてお弁当食べながら寝てたけど、過労死ということだよね。なぜそこまでして働く必要があるのか、そんなに働いていたのか、伝わってなかった。
・浩輔の友達(2丁目の飲み友達)は、リアルなゲイの方々と見受けたが、なんか浩輔とバランスが合っていなくて、飲み友達感がでてなかった。
話としてはとても良かった。
好きな人を夜の世界から連れ出したくてお金を渡したり、
受け取りながらも頑張って働きすぎたり、
病気になっても言えなかったり、
いろんなエゴが絡まるのが、リアルでよかった。
というわけで、上記から星3にしました。
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