「ストーリーに面白みが薄く、アレレ??でした。」嘘八百 なにわ夢の陣 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーに面白みが薄く、アレレ??でした。
「嘘八百」・・シリーズ3作目にしてマンネリ・・・鮮度を失う。
騙し合い(コンゲーム)の痛快さや楽しさが微塵もありませんでした。ギャグも話術も不発!!
なにやらキャッチフレーズは【開運エンターテイメント!?】
個人的に中井貴一さんと佐々木蔵之介さんは大好きです。
同じ監督(武正晴)で脚本も2作目と同じ(足立紳+今井雅子)
マドンナ役は中村ゆり。
佐々木蔵之介が鼻の下を伸ばして、下心見え見えでよろめく
お決まりのシーン。
中村ゆりさんがキリリとした美人で、隙をまったくみせないんですよ。
前作の広末涼子さんは着物姿の色気に加えて涙をポロリ。
(女でもそそられます。殿方にモテ過ぎるのも隙だらけなのも、
(おバカなのも真っ正直なのも、魔性も、罪ですかね?)
中村ゆりが蔵之介の手をさりげなく重ねるシーン、
頬を寄せて囁くシーン、
ドキドキしましたけれどで・・・広末さんと比べたら・・・
(ゴメンなさい)
それにこの映画、騙されて損した人っていましたっけ?
運が開けるほど【特】したのは誰?
豊臣秀吉の縁起物「秀吉七品」
お印は鳳凰(ほうおう)
鳳凰の茶碗はなにやら佐々木蔵之介が作ります。
浜辺の砂を集めて濾してます。
砂に硝子のカケラなんて今時あります?
(怪我しちゃうでしょ!!)
なにやら太閤秀吉はピードロにご執心だったので、
硝子と砂を混ぜて贋作作り。
この話もなんか尻切れとんぼでよく分からない。
そして何やら怪しい、《お波動アーティスト》出現。
謎の絵描きです。
その名もTAIKO(太閤のもじり)
演じるは関ジャニ∞の安田章大。
神秘の舞のように大きなキャンパスに描く様子は、綺麗でした。
コンゲームの楽しさも騙される悔しさまるでなくて、
中井貴一も佐々木蔵之介も手持ち無沙汰。
芸の見せ所がなくてお気の毒でした。
でもでも最大の見ものは、大阪城・・・ですね。
天守閣はじめ大阪城公園のロケ。
お見事でした。
ところで一番得をしたのは“お波動アーティスト“?