「評価の分かれる映画だと思います」カムイのうた PAK UNTIKさんの映画レビュー(感想・評価)
評価の分かれる映画だと思います
アイヌ語は文字を持っていない、持たなかったのでアイヌ語は近代化に適応することが出来ず消滅してしまうのは仕方が無いことだと思っています。映画の中で「ユーカラは素晴らしい、後世に残さねばならない」と主張されますが、文字として記録を残せなかったために消滅したものは、ユーカラの他にも多数あったでしょう。「だから何なのよ」で終わってしまいます。それを「言葉を奪われた」などと言われても、ちゃんちゃら可笑しい。亡びくべきして亡んだだけです。
でも、評価の分かれる映画を作ると言うことは素晴らしいことだと思います。この映画を作ったと言うことだけは評価します。観客も結構入っていました。
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