Dr.コトー診療所のレビュー・感想・評価
全302件中、61~80件目を表示
懐かしさと感動で2時間ほぼウルウルしてました
物語の序盤、島の美しい風景の中、コトー先生が自転車を漕いでいるシーンを見るだけでジーンと涙が出てきて、そこから2時間ほぼずっとハンカチで目を押さえ、ティッシュで鼻を押さえながら観ました。
確実に時間は経っていて、子どもたちは大人になり、大人たちは白髪になっているんだけど、そこにはずっと変わらないものがあるんだなぁという懐かしさだったり、感動だったり。
確かに新しく研修で来られた判斗先生の言うことはもっともで、へき地医療って医師の善意や自己犠牲で成り立っているのかもしれないけど、それを定年までやり遂げられたモデルの先生が実際にいらっしゃるというのをパンフで初めて知り、凄いことだなぁと思いました。
そして、それを新たに志される先生がいらっしゃるのも希望ですね。
映画の中でたくさんの出来事が同時に起こり、その中でコトー先生の言う「全員助ける」なんて奇跡だったりご都合主義だったりするのかもしれないけど、それでもファンの観たいものを作ってくださったこと、これぞコトー先生というものを観せてもらえたことに感謝の気持ちで、観て良かったなぁと思えました。
未来に託す
ドラマを観ていなかったせいか先入観無しに鑑賞出来ました。
”ラーゲリより愛をこめて”も良い作品でしたが、私的には此方の方が刺さりました。
コトー先生の離島医療にかける思い、将来に託す心に深く感動しました。
最後のシーン、何時もの椅子に座るコトー先生は本当にいらっしゃったのかな?
涙が止まらなくなりました。
ドラマから昇華できなかった
連続ドラマ、Dr.コトーという縛りを解放できなかった。
ドラマではコトー医師と島の住民たちとの交流をゆっくりとした時間の中で繊細に優しく描くことが出来ていた。
けれど映画で同じ様に描こうとすると時間の制約という壁がこの物語の良さを消してた。
島で起こる出来事の連続性により、その一つ一つに焦点を当てることが出来ず山場を迎えることとなり、物語が持つ優しさのみで描ききった感じがした。またラストは2人が寄り添うベッドのシーンで終わった方が観てるものの感情を惹きつけられた様に思えた。
最後に映画として16年ぶりに映像化する上でドラマ「Dr.コトー」に頼り切ったことが残念でならない。
離島医療を象徴する作品のラストがこれで良かったのか・・・?
ドラマシリーズのファンで、久し振りの復活を楽しみに劇場に向かいました。
風景・音楽・演者の皆様を通して、ドラマ当時の雰囲気の懐かしさに触れられたのは良かったものの、本シリーズの締め括りとしては非常に疑問の残る終わり方となってしまった、というのが正直な印象です。
本シリーズの一番のテーマは『離島医療の在り方』だと思っています。コトー先生と仲間や島の人達との交流を通して、物語としての面白さを魅せつつ離島医療の難しさを提起することに意義のある作品だと感じていました。
本映画でも、序盤の流れで統廃合の話になり、ドラマから長い時間が経ちコトー先生が年を重ねた今だからこその話の展開に期待したのですが、後半は台風のドタバタの末にコトー先生が超人的な活躍をしただけでした。何の解決策も提示されぬまま、むしろ離島医療故の厳しさを奇跡で無かったことにするかのような脚本・演出で、無理矢理に大団円風のエンディングに押しきられた感覚です。ラストシーンについても、他の方の感想でも色々な見解があるようですが、そもそも現実感のないラストシーンということ自体が本作には合わないように感じました。
統廃合の話、これに繋がるコトー先生の病気、後任と期待されていた剛洋君の今、あたりまでに話を絞った方が、説得力と見応えのある映画になったのではないか、、、と、脚本と演出に残念な気持ちを抱えて劇場を後にしました。
ドラマシリーズありきで観た私は上述の辛い評価となりましたが、前の席で観ていた小学生は終幕後に『面白かった!』と言っていましたので、エンタメ作品としては成立していたのかもしれません。懐かしいメンバーも含め、当時の役を再び引き受けてくれた演者の皆様への敬意を表して、★は3つとさせて頂きました。
最後のシーンについて
最後のシーンは幻なのだと思います。
だから真っ白になってから夢のようなシーンになったのかと。
あと、これは映画館のせいかも知れませんが、全体的に音が小さかったように思います。
時代を超えてコトー先生と島の人々は愛されている
今も変わらず島の人達は、コトー先生と共に生き生きと生活している姿を見て、心が温かくなり懐かしさに感動しました。この先もずっとこの世界で一緒に生きていける気がして、みんなで助け合って生きていく事の素晴らしさを改めて感じました。また、いつかこの雰囲気の中へ帰ってこれる事を願いながら、頑張っていこうと思わせてくれる作品です。
これも良かった~♫
色々、評価が分かれてますが~♫
個人的には良かったです(≧◇≦)
なんか、個人的な感想ですが両論併記をしながら、
しっかり、筋を通した脚本と映画です☆彡
葛藤の描き方や提示方法に説明が少ない所が良くって♫
映画を観ていて・・・監督が込めたものを。。。
しっかりチームが理解している様に感じました。
・・・ってあくまで個人の妄想です。
これなら総集編に新たなエピソードちょい足しでよかった。
ドラマ版が大好きで公開すごく楽しみにしていたのに、こんなお粗末な展開残念過ぎます。初めの20分くらいで見所終了。むしろここで退出した方が、この作品が素敵な思い出となって心に残ったと思います。
エピソード詰め込みすぎて収拾つかなくなって、最大の見せ場である手術シーンがB級スポコン映画に化けて、感動どころか失笑でした。めっちゃ我が強い医者とわがままな島民たちがおんぶにだっこ。こんなんでしたっけ?唯一まともな感覚の若い医者が居たことがせめてもの救いでした。
吉岡秀隆さんがこの作品はこれで本当に終わりって言ってたので、よっぽど納得いく締め括りだったんだなって思ってたけど、いやいや、そらこんなんならもう嫌でしょうね。私も次回作ってなってももう信用できません。
ハント先生が正しすぎて・・・
子供の頃からドラマシリーズが大好きで、ずっと見ていたのもあって、楽しみにしていました。
前半の映像や、島民同士の暖かいやり取りなどにはとても癒されたのですが、コトー先生の病気が発覚してからのストーリーが気になりました。
「島民はコトー先生一人に頼りすぎだ」というハント先生の指摘があまりに正しすぎて、その後のストーリーで島民のありとあらゆる行動が自分勝手に見えました。
(自分の治療を優先してくれと訴える、危険なのに避難所から自宅に帰る、もらった薬は飲まない、無理して救助に行って怪我する、等々)
せめてストーリーの最後でコトー先生がいなくても、島民が健やかに過ごせるような仕組みづくりがなされている様子を見せてもらえればと思ったのですが・・・。
変われない島民たちの様子を描きたかったのかなあ・・・。
志木那島でのコトー先生の暮らしがあまりにブラックに見えてしまって、なんだか辛かったです。
良かったの涙。
初めてかもしれない。
良かった、で涙が出た。
ずっと目が離せなかった。
最後『あっ』と声が出てしまった。これも初めて。
ドラマ、結構容赦ない展開じゃなかったっけ。。?と思いながら見ていたけれど満足のいくラストだった。
冒頭、海バックの代表的なBGM。
ラストから続いての主題歌。
懐かしい。そしてとっても美しい。
それぞれの決断。
どうなった??と思ってしまう。
続いて欲しいなぁ。。
終わらないで欲しい。
今でも
今でもきっと、島の日常がそこに存在し、多くの人の営みがいつまでも継続していくだろうと思わせる映画。長い休憩を経て映し出された今を、楽しみにしてみることができた。多くの出演者が、そのまま齢を重ねて出演してくれたことに感謝したい。テレビドラマのファンであったから、撮影地の診療所を訪問したことを、懐かしく思い出す。
現実と限界
テレビ放送を知らない高校生の娘と鑑賞しました。
序盤の序盤、題字のでる前から色々甦ってきて涙が止まりませんでした。あの人も元気だ、あの人もって。思えばドラマの時からいつも祈っていたなぁと。終わりで始まりのこの映画もやっぱりずっと祈り続けていました。
コトー先生を観て、僻地医療に安易に憧れを持っていた自分を思い出したりもしました。現在医療に従事していますが、現実をみせながら夢もくれる大好きなドラマだったなぁと。その時代はドラマ全盛だからとかではなく作品として訴えかける力が凄かったと思います。
娘は髙橋海人さんの大ファンです。彼をきっかけに作品を知ることになりましたが、是非ドラマも観てみたいと。アイドルである彼が熱量高い現場に体当たりで挑んだのだろう、沢山準備したんだな、と時差で知る数々の思いに胸いっぱいになりました。ラスト、敬う想いが礼にこもったシーンはそれが届いたきもちなりました。本当に素晴らしい演技でした。
あの頃と変わらない美しい景色や島の人々、懐かしい顔にも会えて本当に嬉しかった。
医療に従事する者として思うところは随所にあり、内容的に賛否両論あると思いますが、わたしは大好きな作品です。
俳優陣と映像は良かった
序盤は良かった。俳優陣は演技が上手い。
海人良かった。後半あたりから?マークのオンパレードで終盤はかなりの駆け足。大切な部分が全部ぶっ飛ばされてる。
何より心停止した患者放ったらかし、切迫早産しかけて苦しんでるのも放ったらかし、コトー先生倒れてるの放置。
島の人、何してんの。せめて寝かしてあげてよ。
どうやって白血病治したの?治ったの?
てゆーさ、コトー先生超人すぎるでしょ。手術終わった後、怪我人とかみんなどこに消えたの?
大学退学したけどまた大学?学費云々で退学したのにどうやってまた通うようになったの。お金どうしたの。
お父さん怪我してたよね。仕事は?
海人は島にいることにしたの?
第二のコトーは、時任三郎の息子じゃないの?
謎ばかりでした。こんなに話壮大じゃなくていいから、ひとつのこと丁寧に描いて欲しかった。
脚本がダメなのかな。
理想と現実
漫画、ドラマとファンでみていました。
まさか、その後がみられるなんて、嬉しい限りです。
ドラマとしてみるのは、感動的だし、こんな医師がいてくれたらいいなぁと思います
しかし、現実は厳しいと思います。自己犠牲は美徳ではないと思います。
離島医療、過疎地医療は医療だけではなく、他にも問題はあります。
これは理想の物語ですね
コトーDrの奮闘+離島医療の問題
なんとなくドラマも見たり見なかったりで、コアなファンというわけではなく、フラットに見せてもらいました。
まず最初から自然のダイナミックさは伝わる映像でした。映像は美しいです。
話は、過去を振り返りながら、新たな人物も入れて、新たな希望が生まれながらも、いろんな問題が起こっていきます。
内容としては、都会からの研修医が、現代の医療の正論を反映していますね。コトー先生のやることは、できたら素晴らしいけど、システム的には古く、1人に頼り、代替が効かない、離島医療の問題を提起しているのだと思います。
個人的には、台風のところは、何もかもが起こりすぎて、ガチャガチャしてしまった印象です。心臓マッサージからの蘇生も、あれだけ苦労してたのに薬も使わず蘇生されたり、コトー先生自身にも体力の問題あるのに、いきなり高難度の心臓手術を成功なんて、ちょっと先生がスーパーすぎて、やりすぎ感があり、それまでの感動が冷めてしまいました。
もちろんエンタメなのも理解してますが、非医療者にもあの内容は、問題ないのか聞いてみたいですね。
トータルでは、最後は、少しモヤっとしてる人もいるみたいですが、あれがベストかも。問題ありながらのハッピーエンドと捉えました。最後はコトー先生の人間力に惹かれて、なんとか島の医療は保たれてて。
感動したんですけど、最後にちょっと欲張ってわちゃわちゃした印象です。
映画自体は時代錯誤、再放送は嬉しかった
再放送でTVドラマをまた観れたのが一番嬉しかった。
コトー先生や時任さんカッコいい。
ただ、それを観たあとに
白髪になって歳を取った二人をみるのは残念だった。せめて、染めて欲しかった。
ストーリーも無理矢理感があって、
コトー先生と彩佳が結構するのはせめて10年前にやってほしかった。
柴咲コウは歳とってなくて綺麗だった。
全体的に年齢上がり過ぎて、画面が辛いなか
キンプリの高橋海人くんが輝いていた。
やはり若さは必要だし、演技も良かった。
ストーリーは、倒れたコトー先生に誰も助けの手を差し伸べないで、時任さんが鞭をうつ超ブラック企業と化してて、なんだか時代錯誤だった。
もはや、美しくもなんともない。
吉岡さんの言う通り、そっとしておくのが一番良かった気がする。
再放送で大好きなドラマがまた見れたから嬉しかったけどね。
追記
改めてみかえしたら
神木くんのセリフに「ご飯を作ってくれる人がいる」というのがあってドン引きしてそこで再生をやめてしまった。
自分で作れ
時代錯誤が激しい
「明日も生きていこう」と思える映画❣
大好きな憂いを纏う吉岡秀隆さんを見たくて映画館鑑賞。今や失われつつある他人を思いやる島民の姿に感動。登場人物全員が「己の使命を全うしよう」とする姿に感銘。「明日も生きていこう」と思える映画❣ 中江監督が「吉岡秀隆さんは、存在感がありながらオーラを消せる稀有な役者だ」と。島民のホープ・原剛洋役の富岡涼さんは、現役の会社員ですが出演を快諾された由、素晴らしい。
島の海を見るだけで号泣(笑)
結構厳しめのレビューもあって、なるほど、と思う反面、
他人様のご意見はどうあれ、
もう、オープニングから涙でっぱなしでした。
上空から一面の海と島に向かう船を見るだけで涙、
診療所を見るだけで涙、
「もう、大丈夫ですよ。」とコトー先生が言うだけで涙、
海を背景に自転車で坂道を登るコトー先生を見るだけで涙・・・笑
しかし、ストーリー展開は、重いですね・・・・・・!
コトー先生の献身的な医療っぷりを見て、
ハント先生の言うことは非常に常識的で、本当にその通りだ、と思える反面、
目の前に助けなければいけない人がいたら、
自分が病気だろうが、なんだろうが、助けるまでは死ぬわけにはいかない、
コトー先生の職業的使命感みたいなもの、
常識を超えて生かすために医療する姿勢は、感動してしまいました。
タケヒロくんも、医者になれなかったのは残念だったけど、
島に帰ってきて、Dr.コトー診療所で原点回帰し、
ラストは大学に復帰していたようで、嬉しかったです。
「医者でなければ人を助けられないと思うなら、
君は医者にならなくてよかった」
コトー先生がタケヒロに向けた、このようなセリフがあったのですが、
このセリフもすごいなぁと思いました。
この一言が届いて、
クライマックスでタケヒロは、
懸命に、心臓停止したおじいさんの心臓マッサージに取り組むので・・・・・・
クライマックスの土砂被害で病院は病人が溢れ、まさに地獄のような展開ですが、
映画の場面だけれど、そこだけ舞台を観ているような気分でした。
タケトシさんが、ドラマでも、コトー先生を支えてくれますが、
今回も、ダウンした先生にカツを入れて復活させてくれます。
途中、亡くなったのか・・・・・・?
と、アベンジャーズでアイアンマンが息たえたシーンを彷彿とするシーンがありましたが、
夢でも、先生が、子供を抱いて、島で幸せそうに暮らしていられるのなら・・・・・・
ラストへの展開、
受け手に自由に受け止めたり考えてもらいたかったのか、
時間が足りなくて映像的な説明が不足してしまったのか、
分かりませんが、
私は、温かい気持ちになれました。
映画って、やはり、時代の象徴というか、旬があって、
「Dr.コトー診療所」は、このフルメンバーが今回は最後かも、と言う思いもあるので、
本当にやってくれてよかったなあと思いました。
全302件中、61~80件目を表示